マルセル・プルーストの作品一覧 「マルセル・プルースト」の「失われた時を求めて」「新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊」ほか、ユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 失われた時を求めて - 小説 / 海外小説 1~10巻1,430~1,870円 (税込) この作品は一般的な形式の小説とは異なり、近代小説のモデルを築いたといわれる。構造はあたかも交響楽のようであり、物語は筋や局面にたよることなく展開する。その一切の構造は、過ぎゆく時、あるいは過ぎゆくように思われる時の、雰囲気と感覚だけでできている。印象派の画家モネの作品を思わせるので、本電子本の表紙には、大半モネの作品を用いた。第1巻は語り手(私)が田舎のコンブレーに滞在していたころの、大叔母や祖母との暮らしの思い出だが、スワン氏が夕食に訪れたある夜の出来事ほど鮮明によみがえるものはなかった。後半では社交界の寵児スワン氏の恋が描かれる。もと高級娼婦オデットをめぐる苦悶の果てに氏は彼女と結ばれて娘ジルベルトをもうけた。「失われた時を求めて」は7編の小説からなり、本電子版ではこれを10巻にして提供する。「スワン家のほうへ」「咲く乙女たちのかげに」「ゲルマントのほう」「ソドムとゴモラ」「囚われの女」「逃げ去る女」「見出された時」がそれだ。井上究一郎氏の手になる流麗な訳でお贈りする。 試し読み フォロー 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊 4.5 小説 / 海外文学 1巻3,300円 (税込) 作家志望の「ぼく」が味わう苛烈な恋、そして「時」の不思議――。あまりの長大さと複雑な文体ゆえに、名声ほどには読破する者の少なかった二十世紀小説の代表作が、いま蘇える。現代を代表する小説家と仏文学者のコラボレーションによって、プルーストのエッセンスはそのままに、贅美きわまる日本語でついに読める、読み通せる驚異の縮約版一千枚! 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> マルセル・プルーストの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊 小説 / 海外文学 4.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 本文より引用 「ぼくたちが生きているのは、ただたんに前に進む時間軸ではない。今まで過ごしてきたすべてが順不同に混在するなかで生きている。だから、昨日や一昨日よりずっと前、ジルベルトを愛していた日々を、今日生きることがあった。」 あの時の「ぼく」が今を生きているんだね。 まっすぐな恋心だけ捨てきれずに。 0 2025年11月04日 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊 小説 / 海外文学 4.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 原本は対訳が全14巻、とても読み通せるものではなく、興味はあるものの、でしたが、本書そのタイトル通り、「失われた時を求めて」を全1巻に纏めてものです。訳者の芳川泰久さん角田光代さんのお力で自分的にはスリリングな読書体験させて頂きました。特に45章「不揃いな舗石」以降の主人公の哲学的思弁と導かれる解。ここに至るまでは正直たるいですが、終盤のエキサイティングな読書体験は文学の名作が持つ力、それを読む醍醐味を真に味あわせてもらいました。 0 2018年08月16日 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊 小説 / 海外文学 4.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 大著の縮約版。 とは言え、ボリュームあり。 母への想い、祖母の死、そしてアルベルチーヌへの尽きぬ想い。 死と愛と嫉妬と欲望。およそ人間が苦悩する様々なものが連綿と綴られる。 角田さんの訳じゃなかったら、読めたんだろうか。 0 2021年01月31日 新潮モダン・クラシックス 失われた時を求めて 全一冊 小説 / 海外文学 4.5 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 本当は、ちゃんと原文に即したものを読むべきなのだろうが、複数回挫折している自分にとっては1冊でまとまっているものがあるというのは非常にありがたかった。 これを足がかりに改めて読み進めるというのはありなのではなかろうか。 0 2019年11月10日