Because I am a Girl ― わたしは女の子だから

Because I am a Girl ― わたしは女の子だから

角田光代が訳さずにはいられなかった――!
世界を代表する7人の作家が描いた 名もなき女の子たちの物語
本書は、国際NGOプランが推進するBecause I am a Girlキャンペーンの主旨に賛同した作家が、それぞれ異なる国のプランの活動地を取材し、その体験をもとに執筆して生まれた書き下ろし短編集です。執筆陣には『トレイン・スポッティング』のアーヴィン・ウェルシュや『ショコラ』のジョアン・ハリスなど世界一流の作家が参加しています。

角田光代さん自身も、プラン・ジャパンより依頼をうけて2009年と2011年に西アフリカ・マリの女性性器切除の撲滅活動や、インドの人身売買シェルターの様子を取材。そのルポは『CREA』や『日経ウーマン』など各誌に掲載されました。その経緯から、角田さんは本書のコンセプトに共感して翻訳を決意し、このたび出版に至ることになりました。

本書の印税・売上の一部は国際NGOプランに寄付され、途上国の子どもたちを支援する活動に役立てられます。

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Because I am a Girl ― わたしは女の子だから のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年05月11日

    女だからって理由で、いろいろなことに縛られてる人が世界中にあちこちいることを知った。

    なんとなく知っていた部分もあったが、知らないことが多すぎた。

    エジプトのホームレスの女の子たちは夜になると施設から追い出されるとか衝撃的。

    少女と言える年齢の子が母親であり女でありとか
    いろんなことがこの世界...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月16日

    初めて、女性差別について勉強して、もっと知りたいと思った時の気持ちを思い出した。知りたくないけど、知らなくてはいけない。そして、誰かに知らせなくてはいけないという使命感。
    世界では、本当に考えられないようなことが起きていて、憤りを感じるけれど、その社会で生きていたらそれが常識で、私が辛いだろうと思う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月16日

    誰の目も恐れず道を歩けるとき、水道からきれいな水が出てくるとき、食べ過ぎてしまったとき・・・
    毎日のふとした瞬間に彼女たちのことを考える。
    読んでいる時よりも、読後の毎日に彼女たちは一緒にいる。

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    Posted by ブクログ 2019年02月13日

    開発途上国と女性問題。
    女の子ぬセックスしないようにと警告するポスターはあっても男性にむけた性的虐待に対する対策はなし。
    10代で出産、またその子も10代で出産と負の連鎖。
    今でも実際に起きている問題だと思うと悲しい。
    そしてインドの話や生理に関することがでてきた時、
    映画パッドマンを思い出した。

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    Posted by ブクログ 2015年01月10日

    いろんな作家の視点から日本では想像できない発展途上国の女の子の話を展開。心が重くなる。が、そんな現状を知ることが第一歩だと思う。知ることができるきっかけとなる本。

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    Posted by ブクログ 2014年09月02日

    国際的なNGOプランが展開する"Because I am a girl"キャンペーン。
    女の子だと言うだけで教育が受けられなかったり、虐待を受けたり、売春の道へ進まざるを得なかったり。
    そんな目をそむけたくなるような現実が発展途上国には溢れている。
    そんな女の子たちを支援し生きる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月26日

    女性・子ども、そんな生まれたときからの事情によって、
    虐げられる世界の人達の現状を著名な有名人作家7人が綴り、
    それが日本語訳された本。

    僕自身、カンボジアに売春街に訪れ、
    そこで沢山の男性達と一緒にいる少女達を見た。
    不慣れな化粧をして、必死に男性達を誘惑して、
    一夜を共にして、お金を稼ごうと必...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月18日

    「海外支援の目的は、支援が必要でなくなる状態を作ることでなくてはならない」ために、目の前にいるウガンダの女の子たちを助けられないかもしれないことに、筆者が怒って泣き狂った場面。私もわんわん泣いていたら、はいはいで近づいてきた息子(生後9が月)がにこにこしながらドンドン私に頭突きしてきました。

    映画...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月28日

    7人の作家による女の子に纏わるアンソロジー。
    生まれながらに受ける様々な虐待、受け入れることしか許されない人生、それを由とされてしまう世界。少しは知ってはいたけれど、敢えて目を背けていた実情は、歯を食い縛ってないと読み続けることができない。
    「女の子だから」。ただそれだけ奪われていくものの大きさに、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月31日

    ウガンダの章を読んで胸が熱くなった。女性をめぐる様々な問題は、途上国だろうが先進国だろうが深刻かつ未解決なことに変わりはない。

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