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恋人と過ごした、どんな時間が1番心に残ってる? デートといってもひとそれぞれ。中学生だった頃の帰り道、地味なパートナーとの淡々としたひととき、年上の女性を追っていったギリシャ旅行……ていねいに紡ぎ出された12の恋模様。読者100人のアンケートによる「最も好きなデート」の実態も収録した短篇集。
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Posted by ブクログ
意外と地味なデートの方が記憶に残るというのは凄く気持ちが分かるしありふれた物語みたいなシーンじゃない本当に心の琴線に触れたものを感じられて良い。旅行先で観光地よりもベンチでずっと話をしていた記憶が残るような、自分のそんな大事な思い出も思い出せて良かった
てっきり角田さんの体験が元かと思った(勝手に)が、そうではないらしい。なんにしても、出てくるデートの全てが、素敵な話だ。暖かい話だ。
恋人と過ごした、どんな時間が心に残ってる? それは、特別なイベントではなく、日常のほんのささいなことかもしれない。 はたからみたら、なんて地味な、なんて安っぽい、なんて無為な時間、と思うかもしれない事柄であっても、当人達にとっては幸せなひととき。All Small Things…。
あとがきを最初に読んで、読者からの投稿を読んで 13番目(最終話のような…)から読み始める。 居酒屋に行くだけも立派なデエトなんてね〜(100人アンケートより) にしても、8ページで〜フリースに対する手厳しさと優しい説明を読み、感激! 一緒にいて〜素でいられて、一緒にいるかわからなくなるくらい...続きを読むが幸せなんだってねー。 すごく共感してしまったー 色々と複雑な世の中で(複雑を容認して)〜 なるべくシンプルで小さな幸福を見つけてゆきたいなー。 あと、主人公の兄と妹が8歳差ってところが偶然にも一緒で、 僕も妹が22,3歳になってきたら面白そうだな。
どこにでもいるような、ありふれた日常のなかの、小さな幸福物語。タイトルからすでに大好物で、迷うことなく購入。 ひとつひとつの話は短くて読みやすい。これといった盛り上がりはやっぱりないけど、ほんとに取るに足らないような、でも心の一部分があったかくなるような、そんな話がつまってます。角田光代の本領発揮な...続きを読む一冊。
なんてことなくて、日常で、恋愛もので、なんだかなぁ、と思って読んでいたら、最後の方で、時折、不意に目が潤んでしまった。そう、10の宮林耕太の章からだ。読者の手紙もありきたりなのだけど、じーんとしてしまった。私ってベタなんだな・・・。 あとがきにも驚かされた。角田さんは、こういうデートを知らないと...続きを読む抜かすのだ!確かに、角田さんのtweetを読んでいると、そうかもな、と思う。 しかし、知らなくても書けてしまうのが、小説家・角田光代のすごいところ。心の機微は知っているんだよね。
最初の2〜3行から面白くて一気に読みました。 ものすごく面白かったです! 人の幸せを覗き見しているような感じでした。 こういうリアルで普通な何事もないお話が私は好きですね。
『恋愛ってもっとぱあっと世界が光り輝くようなものではないの?』 あなたにとってデートとは? 恋人と過ごしたどんな時間が心に残っている? 読者アンケートもついた、リレーのようにつながる短編集。 恋をしたくなったが、不倫をしている人が多くて複雑な気持ち。 小説の中に読者アンケートを載せるというの...続きを読むも面白い取り組みだった! ただいろんな人がいるなぁ…と笑
「一番印象的だったデートは?」 どれも仰々しいエピソードではなく、いつもの日常の中できらきら光っていた瞬間を思い出としてそっと切り取ったような話。いわゆる"恋人のデート"だけに留まらない、大切な誰かと二人っきりで過ごした思い出も含めて。自分の中に眠っていた"ちいさな幸福...続きを読む"を思い出させてくれる。 巻末に、読者から集められたデートのエピソードが並んでいるのだけど、その並びがなんだか可愛い。誰もが羨むようなドラマチックな思い出じゃなくても。楽しくて幸せで美しい思い出、ばかりじゃなくても。心の片隅になぜかずっといる、その人だけの思い出。 「そんなあたしの願いとは裏腹に、夕日はじりじりと川に落ちていって、半分になって、三分の一になって、川とあたしたちを瞬間真っ赤に染めて、ちゃぽんと川に沈んだ。」の一文がすごく好きだ。きっと、すごく綺麗で、すこし憎らしいような、忘れられない夕日。
凄く心が温まった作品だった。 自分にとって1番心に残ってるデートって何だっけ? と振り返る瞬間も温かった。 デートと言っても人それぞれ概念が違くて 派手なものばかりではない。 日常のささやかなことに小さな幸せが転んでて、 その幸せを今後も噛み締めていきたいなと感じた。
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