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Posted by ブクログ
なーんか良い短編集。
リアルなんだけど、どこか非現実的でなーんか良い。
ここで出会った人たちはまた会うかもしれないし、もう会わないかもしれない。
きっと会わないんだろうな。
いやでもなんらかのタイミングで会うのかも。
なんて思わされた。
それぞれ人生が、日常が続いてく感じがして良いなぁと思った。
なんか角田光代さんの書く小説の登場人物って妙に都会的でリアルなんだよね。
いるいるでクスッと笑わされてしまう。
こんな事する?みたいな行動する人がいても、それに至るまでの心理描写も行動描写もしっかりしてるから不思議と納得いってリアル。
本当にすごい作家さんだなと思う。
評価はそんなに高くないけど私は好きな作品でした。
Posted by ブクログ
人生どうしたらいいのか分からない、このままじゃいけないような気もするし、ずっとこのままでいいような気もする。惰性で流されて続けているという自覚はありながらも、そこを乗り越えていくエネルギーをどこから持ってきたらいいのか分からない。
そういうモヤモヤをギュッと短い物語にして、あなただけじゃないよって、慰めてくれるよう本。
どうすれば救われるとか、起死回生にはこれだとか、そういうことが記されているわけじゃないんだけど、読み終わったあと、誰かに背中さすってもらったあとかみたいな安心感が残った。
表題作「人生ベストテン」の、頭の中で独りプレ会話したり、想定問答解答例(虚偽含む)を複数考えるやつ、私もよくやるので笑ってしまった。
Posted by ブクログ
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会いに行こう、と決意した。
ささやかで重大な一瞬を照らす六つの短編。
二十代では大恋愛、
三十代では家庭を持って、
四十代では立派に母をやってると思ってた。
人生の分岐に震える夜に光を与える六つの短編。
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表紙が二重カバーになっていて、
いつも行く書店の新刊・特集コーナーに陳列されてました。
昔勤めてた会社の社長が、
「ハレの日は一年に何日あるか、
結婚式、入学式など一年でほんの数日。
それ以外はケの日、日常です。
一年の大半は日常です。
我々はその日常を豊かで楽しいものにしたい」
と言った話をしていました。
この作品で描かれているのは、
そんなケの日、圧倒的な日常です。
しかもそんな日に限ってうまく行かなかったり、
他の日常が積み重なったり、
修復不可能な何かを抱えてしまっていたり。
大人だって悩むし不安になるし悲しいし辛い。
けど、それを感情に任せて出すことはできない。
クサクサするよ、
仕事はうまくいかないし、
恋愛だってしてない。
お金だって不安だし、
周りの人たちが自分より
ちゃんとしてるように見える。
本作は決して派手な事件も起きないし、
前向きかと言われるとそうとも言えないし、
非日常のエンターテイメントでもないけど、
なんかわかる…という部分を描いてくれています。
40代…だんだん老いも感じてきて…
とか書き始めましたが、
本作、健康診断の待ち時間で読んだからかもしれないです。笑
6作中、2作が好きでした!
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