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Posted by ブクログ 2013年03月22日
「ぼくとネモ号と彼女たち」
角田作品の初読みです。
冒頭のスローテンポからギアチェンジで加速します。
描写が細かくて、おなじみの固有名詞や魅力ある個性的なキャラ設定。脳内スクリーンにバッチリと映像が出ます。ボクが知っている地名やアイテムが登場するから、なおのこと、リアルに感情移入できました。
ペー...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月26日
中古で購入したシビック『ネモ号』に乗って、当てもなく走る高校生のぼく。行き先は同乗した三人の女性次第という青春ロード・ノベル。
若いときの時間は有り余る。何かに打ち込むことも必要だが、誰かに依存することで自分を発見することもある。一見、無駄に思われることから生まれる何かを描かせたら、角田さんの右にで...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月28日
ロードムービー風の短め長編小説。一日でさらっと読める。20歳くらいの頃特有の「私が私が」っていう自己顕示欲の強い感じとか、自分探しをしている感じが、うまいこと書かれている。1997年という時代を反映しているせいも、きっと、あって、、現在30歳すぎの私は、当時の自分とも重なって、懐かしい気分になった。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月29日
【本の内容】
中古で買った愛車「ネモ号」に乗って、当てもなく道を走るぼく。
とりあえず、遠くへ行きたい。
行き先は、乗せた女しだい―高校の同級生だった春香、バーで偶然隣合わせていたトモコ、ヒッチハイク中の年上女…助手席にやってくる奇妙な彼女たちとのちぐはぐな旅はどこまで続く?
直木賞作家による...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月29日
中古車を手に入れた"僕"は、高校時代の同級生たちの家を見せびらかせに回るのだが、誰も期待するような反応をしてくれず、落胆のあまりつい嘘をついてしまう。「実は遠くにいくことにしたから会いにきた」と。
確かにみんな食いつきは良くなったものの、しかしそれが運の尽きで、好きでもない女...続きを読む
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