角田光代のレビュー一覧

  • 八日目の蝉 新装版

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    話の視点が誘拐者側ということもあり、読んでいてどうしても肩を持ってしまいそうになるけど、どこまで子供を愛し育てても犯罪者という立場であることは変わらないということが、読んでてまず辛かった。
    後半に更に考えることもあったけど、どうしても言いたいことといえば、なんで1人の男にここまで執着したのかということ。

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    2026年04月23日
  • 森に眠る魚

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    じわじわくる恐さ。陰湿で、他責思考で、被害妄想が激しくて、情緒不安定で、でもそうなってしまったのは全部子どものため。母親、妻という立場であることへの重圧や責任が伝わってきて押しつぶされそうだった。

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    2026年04月23日
  • これからはあるくのだ

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    祖母の本棚より

    読むときに気持ちが良いのは、
    雑談をおすそわけしてもらってるようなエッセイだと思う。
    取り立てて強く印象に残るわけではないけれど、
    毎日の終わりに気持ちがほどけるような
    読み終えたときに、ほんのりと穏やかな気持ちになるようなエッセイは本棚に残したくなる。

    大人になると、いろんなことが上手になるんだって私も小さい頃は思ってた。
    だけど、しっかり大人になって、家族を持って、それなりにちゃんと仕事もしてるのに、子供の頃感じていた上手くできない感じは今でもまだ残ってる。

    このエッセイを読んで、まあ、そういうものか。
    それでもいいかという気持ちにもなった。

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    2026年04月22日
  • 私のなかの彼女

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    特別な出来事は起こらないけど、面白くて引き込まれる。特に仙太郎が登場する場面は、なぜかワクワクした。

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    2026年04月21日
  • ちょっと角の酒屋まで

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    雑誌『オレンジページ』に20年わたり連載されてきたエッセイの書籍化

    雑誌の連載ということから、旅先や食に纏わること、日常で思っていることを綴った作品

    余り斜に構えることなく、何かを食べながらとかお酒等を嗜みながら、気楽な気持ちで読むことができます❗️

    昔は結構夢中になって沢山読んだ角田さんのエッセイですが、最近のエッセイは昔ほど面白く感じなくなったのは、自分の感性が少し変化したからでしょうか⁉️

    そんな中でも、『夢の没収食堂』、『雄弁な犬たち』、『夏の寒さと冬の暑さ』、『私たちの美容院移動』、『こわいけどおいしい店』、『夢の小ライス』、『納豆愛』が比較的面白かったです❗️

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    2026年04月19日
  • これからはあるくのだ

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    角田さんのエッセイ。
    作品を読んでいてそんな印象は抱いてなかったのだけれど、すごい真剣なのに抜けている。そんな印象を持ちました。そしてそんなお話の数々に親近感を持ってしまう。(失礼極まりないのですが…)

    人に勧めてもらったのがきっかけで手に取ったけれど、お聞きしてた通りサクっと読める本でした。

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    2026年04月18日
  • くまちゃん

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    ネタバレ

    「ふられ」小説って新ジャンルじゃない?思ったより長かったですが、読みやすかったし、なによりみんなふられるというところがおもしろかったです。突如、男→男の激重感情に「角田さんがBLを!?」と戸惑いましたが、ブロマンスレベルでした?でも、これ、ある意味では両思いじゃない?ねぇ?くまちゃんがみんなの人生に関わってくるのかと思いきや、ぜんぜんそんなことはなく、違うタイトルのほうがよかったんじゃーって思いました。どの男女も実在していそうで、角田さんは人間を描くのが本当にうまい。良い「ふられ」小説でした。

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    2026年04月18日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    表紙カバーにら負けず劣らず、とても前向きになれる物語だった。
    音楽が好きな方は誰しも、あと時あの曲に背中を後押しされたという経験があるのでは。
    通勤途中の車の中でたまたまラジオで聴いた音楽、街中で気づいていたら流れていた音楽、学校の授業で教室のなかで同級生と聴いた音楽、大好きなアーティストの新曲。

    そんな些細なきっかけで人生観変わるの?って思ってしまうけど、人間って思いのほか単純で素直な生き物なのかも知れない。
    迷っている時は、都合の良い何かを理由にして流されて動いて良し!

    音楽や小説だけではなく、いつもの通学路の路肩にひっそり咲いているタンポポにさえ、人の心を動かすメッセージ性はある。

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    2026年04月18日
  • 庭の桜、隣の犬

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    ナシング坂/第2太陽荘/遭難船、あるいはかつての新築戸建て/隠れ家、もしくはレミ共和国/パーティ、梅干し、犬探し/母帰る/鍵と鍵穴/さざ波は大きな波のうねりへと/どこでもない場所/郊外の家、芝生の庭/熊女あらわる/家族写真

    結婚5年、二人暮らしの夫婦は
    何を考えて暮らしているのか
    お互いの心の内では
    いろいろ思いがあるようだけど
    口に出すのは他のこと……

    「庭の桜」の謂れと先行きは何となく分かった
    けど
    「隣の犬」はどうなったのかな??

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    2026年04月17日
  • 降り積もる光の粒

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    いつだって記憶に残るのは非マニュアル
    ね、確かに。AIとか便利さとか効率とか優先されるけど、記憶に残したいから、残ってるかとは別ですよね

    アフリカ マリの声なきメッセージ
    この問題については私も前にニュースで一度目に止まって、深掘りしてしまった
    まさに、
    脳が理解を拒むような事例だったので
    廃止が実現していたのは
    結果的に風通しの良さのおかげでは

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    2026年04月17日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    音楽がその歌詞が立ち止まりそうな自分を励ましてくれるときがある。支えてくれることがある。たくさんの音楽が存在して、いろんな形でいろんな人の気持ちに寄り添ったり、何かに気づかせてくれたりしていると思うと歌ってすごいなって、曲を作って歌詞を書いて楽器を弾いて、それを広めていく仕事の素晴らしさを感じた。

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    2026年04月16日
  • 対岸の彼女

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    学生時代、同じクラス同じグループだった友人たちを思い出した。何年も連絡をとってないな。

    独り身でバリキャリ社長の葵。夫や周囲との関係に悩みながら、1人の娘の母、小夜子。
    2人の全く異なる人生を歩む女性たちのお話し。

    葵の過去、小夜子の現在、時空を行き来しながら物語が進んでいく。

    異なる物語が段々と重なり合う部分を読者に悟らせる文才力

    人は違う、だから出会う、けれど違う、

    違いを受け止め、向き合うことを選ぶか。選ばないのか。そんな選択の連続が人との繋がり方の質を変えていくのかもしれない

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    2026年04月20日
  • 愛がなんだ

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    数年前に映画を観て、友達とマモちゃんクズ男〜と言いながら帰った記憶がある。
    時が経ち、原作者が角田さんと知り読んでみた。
    至る所に出来ている都合の良い関係、恋のトランス状態に呆れそうになる。
    私、片思いとは楽しいものだと思っておりました...
    そんなこともないのか、苦しいな。でも、本人は楽しそうだ。じゃあ、いいのか?愛ってなんだ?

    よく分からない

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    2026年04月15日
  • 今日も一日きみを見てた

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    猫好きは勿論のこと、猫に興味津々の方まで、読んだら虜にしてしまう危ないエッセイ集

    猫あるあるから角田さんの飼い猫・トトにしか見られない習性まで、思う存分猫の可愛らしさを堪能できます♬

    ボーナストラックの短編掌編『任務十八年』は動物を飼ったことがある方なら必見の胸に染みる話しです❗️

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    2026年04月14日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    音楽が人に与える力について改めて考えさせられました。
    私にとっても音楽はいつも身近にある存在ですが、本当に辛い時期に寄り添い続けてくれたのは音楽でした。
    家族や友人の支えももちろんありましたが、変わらずそこにあり続けたのは音楽だったと感じます。暗闇にのまれないように、ずっと繋ぎとめてくれるような存在でした。

    本作でも音楽が人生にそっと彩りを与え、揺れる気持ちに寄り添いながら支えになっていると感じました。
    作者の言葉にもあるように、人それぞれに心の拠り所となるものがあり、それが自分だけの居場所になるのだと思います。
    読みながら、かつて自分を救ってくれた音楽に自然と思いを馳せました。同じような経

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    2026年04月13日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    シングルマザーの家庭で育った男子高校生と母本人の話が交互に出てきて、なるほどそういうことなのねと理解しながら進む系。
    歌がキーになっており、有名な実在の歌手のことを指しているのは理解できたが、歌は全然知らないのであまりしっくりはこなかった。
    なんだかクライマックスに近いシーンでもそれほど気持ちは盛り上がらず、あまり印象に残らない状態で読み終わってしまったのが残念なところ。

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    2026年04月11日
  • 方舟を燃やす

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    長い…。大きな出来事があるわけでもなく、2人の人生が繋がった意図もわからない。それぞれのモヤる観点はわかるけど、共感できず。同じ時代を生きた身としては、苛立ちの方が強かったかなぁ。

    昭和から令和のものすごい激動のなか、いろいろ悩んで動いてみたけど、結局自分の考えは変わらない、自分が信じたいこと、居心地いいことを選んでいきます、って話。
    子供の為に徹底した生活を送って、盲信しすぎて押し付けが強くて、みんな離れていったけど。
    信じたことを一生懸命やった結果、身近な家族の愛し方がわからなくなったけど。
    信じたことを言ったら、批判されたり愛する人を壊したり、信じることをやってもまわりを苛立たせたりす

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    2026年04月11日
  • 愛がなんだ

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    ドラマになったら面白そぅ。
    自分ゎこんな恋愛絶対しないっ‼︎と思ったけど
    きっと若い頃は同じコトしてたんだろぉなっ…
    すみれさんとは友達になれそぅ。

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    2026年04月10日
  • くまちゃん

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    振った側が次のストーリーで振られる側になる、
    面白い視点の小説。

    振られた側の視点の話には触れたことがあるが
    振った側の視点が新しい。

    色々な理由や立場があったにせよ、
    恋愛は「両重い」じゃないと成り立たないのだと改めて感じた。
    片方の愛が重く下がってしまうと見上げる、そして見下ろす。対等じゃなくなってしまった結果別れる、
    その連鎖を見ているようで目の入れたくない。

    24歳の私にはこれくらいの薄い感想しかまだ出てこなかった。失恋直後、1年後3年後に読むとまた違った捉え方ができるのであろう。
    何度でも読み返したい一冊。

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    2026年04月10日
  • 対岸の彼女

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    解説の最初の文がとても腑におちた。
    あんなに一緒にいたのに、何かをきっかけに全く会わなくなった子って多分みんないるはず。
    でも現代って素晴らしいからSNSで現状を知れたりすぐメッセージできたり。
    環境が変わっても変わらず会いたいと思う人を、そう思ってくれる人を大切にしたいな〜〜またライフステージが変わったらそうはいかないのかなあ、

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    2026年04月09日