角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昭和〜平成〜令和のコロナまで
2人の主人公の人生の物語
口裂け女、コックリさん
ノストラダムスの大予言
雑誌の文通コーナー
そうそう、あったあった
と懐かしみながら読んだ
口裂け女は、話がどんどんふくらみ
みんな本気で怖がった事を思いだした
大震災や、カルト教団が背景に描かれるが
背景にあるだけで、
巻きこまれるわけでもない
たんたんと2人の生き様が描かれる。
終盤2人の人生が交差し
コロナに振り回され
デマに振り回されたりする展開は
読み応えあった
世の中にあふれるデマや噂
いざと言う時に右往左往しないように
何を信じるのか、
自分の価値観をしっかり持たないといけないよ…
と、優 -
Posted by ブクログ
歳を重ねることになんの意味があるのか。
共感しないではいられない場面も多々あったけど、それでも、人と出会うために、私たちは歳を重ねているんだ。
前向きな話だったな。
人との交わりを面倒くさく思うと、関わらないようにしてしまいがちだけどそれでは何も生まれない。人から奪われることももちろんあるけど、受け取れることがあるのは人との関わりがあってこそだから。
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昔の友達が、自分とは違うところにいることを知ってしまう恐怖。
だけど、その時は対岸にいたとしても、この先どこかで繋がっていると信じたい。
気軽に会えなくなった人がいたとしても、自分の中ではずっと生き続けているんだよなー。だからこそ、無 -
Posted by ブクログ
角田光代さんの手による源氏物語の現代語訳第2巻。
紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里、須磨、明石の7編を収録。
第2巻も第1巻に続いて光源氏の色恋話が進んでいきます。
「葵」の章では、正妻が初産後に病没し、その喪中に囲っていた少女と関係して妻にする。「賢木」の章では、父帝崩御の喪中に兄帝の妃を夜這う。という節操の無さで、そのために「須磨」で都落ちするも反省の色は薄く、平安貴族の恋愛観は大らかの極みです。
この序盤の光源氏の恋愛はとにかく自己中が凄いですね。自分の要望・欲望を女性にぶつけることが多く、相手への気遣いに欠けます。余裕の無さ・精神の未熟さばかりが目立ち、この後の成長に期待するのみ。
物 -
Posted by ブクログ
あらた少年の章と母・くすかさんの章が交互に描かれ、二人の人生が少しずつ重なっていく構成がとても印象的な作品でした。過去と現在を行き来しながら、息子のあらたから見たどこかミステリアスな母の過去や父に対する疑問が交錯して明かされていくため、親子だからこそ互いに踏み込めないもどかしさや繊細な距離感に引き込まれ、ページをめくる手が止まりませんでした。
作中における音楽は、決して派手にスポットライトを浴びるものとしてではなく、過酷な過去の中で人の心をそっと支え、人生を変える存在として描かれていて温かい気持ちになります。孤独だったくすかが音楽と出会い、自分の足で人生を立ち上げていく姿や、やがて二人の歩ん