笹の舟で海をわたる

笹の舟で海をわたる

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作品内容

『本の雑誌』が選ぶ 2014年ベスト10(ノンジャンル)の第1位 獲得! ! 終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一緒だったという。風美子は、あの時皆でいじめた女の子?「仕返し」のために現れたのか。欲しいものは何でも手に入れるという風美子はやがて左織の「家族」となり、その存在が左織の日常をおびやかし始める。うしろめたい記憶に縛られたまま手に入れた「幸福な人生」の結末は――。激動の戦後を生き抜いた女たちの〈人生の真実〉に迫る角田文学の最新長編。あの時代を生きたすべての日本人に贈る感動大作!

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
毎日新聞出版
ページ数
408ページ
電子版発売日
2015年03月27日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
3MB

笹の舟で海をわたる のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2018年03月27日

    女性の気持ちをこんなにわかってくれる!爽快な感じがした。ただ、娘が母親から離れていく様子が切なかった。

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    Posted by ブクログ 2018年01月06日

    疎開先が一緒だった佐織と風美子は、夫が兄弟の義姉妹。
    性格のまるで違う二人、戦後から現代へ、女の友情と家族の物語。

    疎開先での生活が根っこだと、風美子は言っていましたが、佐織にとっても同じだったのでしょう。
    風美子は、そこからの反骨精神で強くたくましく生き、佐織はその記憶に振り回され、不安を感じな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月09日

    長い物語だったけど一気に読んだ。ある特定の人に「支配」される感じ、とてもよくわかる。主人公の場合は、それが一生続く。相手側から見れば、まったく別の世界が広がっているんだろう。ネガフィルムを見るような小説。無理矢理なオチがなかったのも、すごくよかった。

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    Posted by ブクログ 2020年01月27日

    敗戦からの復興、高度成長期真っ只中の日本。
    めまぐるしく変わっていく激動の時代を生きた二人の女性の話。

    時代の変化に対応できず、
    疎開先でのつらく寂しい記憶にいつまでも心を囚われ、いろんなことを他人のせいにして自分の人生をうまく歩けない左織。
    自分の力で運命を切り開く風美子。
    疎開先で一緒だった二...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月22日

    戦前、戦後、平成初期を生きてきた中流女性の独白。
    中盤までは少々退屈。娘との確執が顕在化したあたりから、ぐっと引き込まれていった。

    (時代背景を考えたらごく一般的な感覚ではあろうが)あまり視野が広く賢いとは言えない主人公が様々な困難に直面するも、その後明確な解決やカタルシスは無いまま物語は終焉に向...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月13日

    「家族」という言葉に縛られなくていいと思っている
    無理に家族しなくたっていいし色んな言葉で表せない関係があっていい

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    Posted by ブクログ 2018年03月04日

    物語の初めから終わりまでじっとりと不穏な空気を感じる。同じ時代を生きて同じ過去を背負った人なのにこんなにも人生の捉え方が違うって不思議だ。抱える過去の内容は異なれど、今の時代も変わらない。過去の捉え方、それを踏まえた人生の歩み方は、その人次第。

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    Posted by ブクログ 2017年07月06日

    今の70代以上は、激動を生きたのだな、生き延びたのだな、と改めて思う。

    「アベック」など当時に忠実な用語を注意深く用いている地の文なのに、「事務所を立ち上げた」「映りこんでいる」「完食」など、これは昭和には使ってなかったよね今の言葉だよねという用語が混ざっていて気になる。もったいない。

    戦前〜戦...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月05日

    疎開先が一緒だった左織と風美子が生き抜いた人生。
    極限状態でのつらい過去をなかったこととして封印し、思い通りにいかないことは人のせいにしがちな左織と、深い傷を抱えたまま力強く生きる風美子。
    二人は陰と陽のようだ。

    しかし、左織は風美子がいたからこそ、自身の生き方に気づかされる。
    この本は、著者から...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月11日

    主に女性作家の書くリアリ小説が好きだ。その最高峰が角田さんではないかと思う。登場人物の心情をリアリに余すことなく書き切る。本人はキャラが勝手に動き出すというようなことはありませんと言うが、これだけキチンとした造形をしていれば勝手に動きだすのではないかと思うほど生き生きと細かい動きをしている。
    「おか...続きを読む

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