【感想・ネタバレ】いつも旅のなかのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年04月14日

とても楽しく読めました。
各国のお話は短いですが、どの国も個性があり出会いがあり、旅の良さが伝わってきました。

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Posted by ブクログ 2023年11月09日

読み終わるのが惜しいほど。脚色もあろうが、どの旅もカラフルで愛おしくおもえた。旅に出たい欲が湧くというより、私は満足して収まった派かな。

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Posted by ブクログ 2023年09月16日

自分も1人で海外に行くけど、こんなに旅のエピソードを面白く書けるのはさすが作家だなあと。
あとがきにあったように、同じ本を読んでも同じところを旅しても、感じるものは人によって全く違いますね。

ロシアのところでおトイレにいけないところは一緒にハラハラしてしまった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月12日

旅のお供に、と読み始めた。

角田光代さんの小説って、全体を通して、ずん、と重い印象がある。だから、角田さんフィルターを通して見る旅も、そういう、ずん、としたものが出てるんじゃないかと思っていた。

しかし。角田さんが、こーんなにおおっぴらでおもしろいだなんて!時折り、繊細だと感じるところもあり、小...続きを読む説の雰囲気と重ねて、うむうむと自分を納得させながら読んでいたが、でも、わたしの中の角田さんの印象は全く変わってしまった。もちろん、良い方へ。

なんといっても、旅のスタイルに憧れる。移動手段にしても、現地の人との交流にしても、食事にしても、その土地に混じり込んでいる。野生的というか。わたしも、こういうのがしたいのだ。観光≒傍観みたいなのじゃなくて、まあそれも良いのは良いが、わたしも、そこに混じりたい。

それにしても、(年代は違えど)同じ国に行って、同じ景色を見て同じ空気を吸っていても、感じることは人それぞれなんだなあと、当たり前のことを改めて思った。そういう発見も、おもしろかった。

例えばサンクトペテルブルク。
歴史的な聖堂や宮殿が多く残り、街全体もメルヘンチック。“芸術”的なものが身近に在るのもすてき。人々も小綺麗な服を着て、紳士淑女といった感じだが、温かみがある。ーと、わたしは感じた。
でも、角田さんはこう表現していた。
“帝政時代の亡霊たちが、昼日中だろうが午前中だろうが、町のいたるところを徘徊している。過去の存在感はこの町において、現実に生きているでかい人々より奇妙なくらい確固としている。”
ぼ、亡霊、、!うーん、言われてみればなるほどと思わなくもないが。でもやっぱり、大きく違うよね。



角田さんも文中で触れていたが、本の中に描かれている場所を訪れるのって、旅がより味わい深くなって、とっても素敵な体験だと、わたしも思う。主人公や筆者と、思いが交われば幸せだし、交わらなければその違いが興味深い。
でも、サンクトペテルブルクに関しては、行く前に読んでいたら、亡霊の先入観によって、メルヘンだなんてとても思わなかったかもしれない。それもまた一興か。

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Posted by ブクログ 2023年07月18日

初めて角田さんの本を読んだ。自分のことを小心者といっているが、それにしても一人で世界各地を飛びまわっていることに驚きです。心に響く事もあり、夢中で読むことができました。

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Posted by ブクログ 2022年07月31日

海外旅行の醍醐味が見事に書き上げられている。
旅行に行った錯覚に陥る。
またゆっくりした時間を過ごしたい時に読みたい。

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Posted by ブクログ 2022年07月27日

私をエッセイデビューさせた作品!

コロナ禍に入って、ずっと(なぜか)億劫であったエッセイに手を伸ばしてみた。
どこにも行けず、何も出来ず、常に気が溜まっている感じに飽き飽きし、追体験できるものを探していた。
そこでなんとなく手に取ったこの作品。
特に選んだ理由はない。なんとなく、角田光代への信頼感...続きを読むだけ。


まさにあたりだった!
読めば一瞬でその土地に行くのは当たり前に、何より凄いことに、匂いがするのだ。音がするのだ。知らない土地の知らない人の騒々しさがするのだ。
エッセイ自体新鮮だったせいか一瞬で心奪われた。

何よりいいのが、特に解決しないこと。
意欲的に動くのも自分のため、なにか引っかかることがあっても自分中心。
そこがよかった。それが一人旅の醍醐味だから。


それと同時に感じてしまったのは、自分の凡人さ。こんなに面白い旅、できないなあ。
まさに感性の差を感じた。

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購入済み

元気になれる!

2022年07月24日

自称ダウナー系の旅人、角田光代さん。旅をしないと死んでしまうんじゃないか(笑) というくらい、小説を書くより旅行が好きなイメージです。ダウナー系といいつつ、旅先で友だちを作ったり、美味しいものを食べたり、楽しくやってるんじゃないですか(笑) ヤバい状況でもユーモア溢れる文章が、読んでて思わず笑ってし...続きを読むまうのです。

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Posted by ブクログ 2022年04月16日

(私が)キューバを訪れたのは2018年だった。兌換ペソが使われており、アメリカとの関係に改善のきざしがみえていた。その旅には太陽Solと音楽Sonとラム酒Ronとともに愉快な旅人がいて、忘れられない経験だ。
本書の「いのちの光」は、その20年前くらい前のキューバを描いている。「旅行者の勝手な願望とし...続きを読むて、今確かに透かし見える理想が、完全に消滅しないといいなも思う。」との一文があるが2018年時点でもその理想はまだ透かし見えた。
あとがきにもあるように、この本を介して私と著者は時空をこえてハバナを旅する旅行者同士としてすれ違えた。
いのちの光と理想に出会うキューバをまたいつか旅したい。

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Posted by ブクログ 2022年03月25日

全体を通してすごく面白かった!その国その国の特徴を捉えるのがとても上手で、それらを俯瞰的な見方でも角田さんの視点としてでも描写していてそのバランスもとても上手。読み物としてスラスラと楽しく読めたし、伝えたいメッセージも伝わってきた。
今すぐに旅に出たくなる。そう思わせるかどうかは旅エッセイには最も大...続きを読む切な要素のひとつ。直球でそんな想いをこの本を読んでいる数日間与えてくれたし、しばらく引き摺らせてもくれるだろう。

特にキューバに行きたくなった。若林の旅エッセイを読んだ時も思ったけれど、やっぱり私、はやくキューバに行きたい!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月27日

コロナ禍で読んだら、とても切ない気持ちになりました。
散りばめられた鮮やかな旅情、もう二度と会えないだろう人達の姿や生き様、これが一層遠く映るからです。

いろんな旅の中で出会った人、見たことを、みずみずしい表現で見事に書き出してくれていると思います。

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Posted by ブクログ 2024年03月03日

何を成していようが、いまいが、私たちは日常を生きるごくありきたりなひとりである。おそらくこの国に染み渡ったその大前提こそ、完璧な理想が生み出した、もっとも美しい何かなのではないかと、光をふりまいて踊る国民的ダンサーを見て、私は思ったのだった

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Posted by ブクログ 2023年11月19日

旅行に行きたくなる本だった。
旅先に出会う人と仲良くなったり話をしたりするのが好きじゃない(得意じゃない)から、憧れるなぁ〜

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Posted by ブクログ 2023年10月31日

旅に行きたくなる本。
割とディープな旅が多く、あーもっと若ければ‥と思いながら読み進めました。
思い切りがあれば楽しいのだろうなぁー。

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Posted by ブクログ 2023年09月10日

『対岸の彼女』で繊細な女性の心情を描いていた作家さんというイメージがあったから、彼女のワイルドさは少しだけ意外だった。割とマニアックなところにも行くし、タバコを吸ったり、旅先で誰かと仲良くなることを当然だと思っていたり。人とのコミュニケーションに恐怖すら抱くぼくにとってはちょっとありえない。でも一方...続きを読むで、彼女はぼくと同じように小心者でもあるようだ(そう自分でも言っている)。つまりぼくから見れば、自ら望んで大海に投げ出されながら、浅瀬の海で助けを求めてさまよっている―失礼ながらそんな印象を受けた。でも、そのギャップがこのエッセイの面白さなような気がする。

この本でも書かれているように、旅好きのたいていの人が、独自の旅スタイルを持っている。そしてそれは誰か別の人と一緒に旅に出るとより明確になるらしく、たとえばスペインに旅行に行った友人に対してはそのアクティブさに驚いてみたりする。でも彼女は彼女なりの流儀を保ちつつ(というかそれしか保つことができず)自分の旅を続けていく。

旅のエッセイをもし自分が書くとしたら、時系列に行き先を並べて、順にそれを説明し、その感想を述べて、みたいな形式になってしまうように思う。でもこのエッセイ、それぞれ行き先も、おそらく行った時の年齢も様々だが、それぞれに通底するテーマ(というと大げさだが)があって、その切り口と旅が重なって、過去の自分の旅をしっかり自分のものとして消化している。ただ旅をして、刹那的に楽しみ、後は楽しかったという感想が残る―そんな感じでは決してない。

あとがきに、旅というのは一回きりで、それを書くことで二度とできない旅をもう一度することができる、と書かれていた。確かに、20代の頃にぼく何度も訪れた香港の、そのそれぞれにはぼくのそのときの心情があり、同じ目的地といえどもその旅をそっくりそのまま再現することはもうできず、その旅を書くことで自分の中で自分なりに消化することができていれば、今直接役に立ったわけではないだろうけど、少なくとも読み返して楽しかっただろうなとは思う。

恋人か文学賞の受賞か、どちらかを祈ろうとスリランカの寺院を訪れたけど、結局心の中を空っぽいにして祈ったこと、それからハワイで自ら缶詰して原稿を書きつつ、現地の日系人たちが日本の習慣を繰り返していたことや、日本好きな豪人が日本人女性の言葉を本気にして日本に来てしまったこととか、退屈な街にパブはたくさんあって、そんな街のバスで夕日を見て泣いたこととか。

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Posted by ブクログ 2023年08月23日

著者はイメージよりかなりワイルドな旅をされているんだなと思った。

自分も旅した気分になれる。(しかも自分が絶対しないような旅)

そして世界には自分と全然違う人たちがいるのだなと、当たり前だけど改めて感じた。
(ただ旅についてくるモロッコ人、日本人が異常に好きなオーストラリア人、一日中食事してくっ...続きを読むちゃべるマレーシア人など)

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Posted by ブクログ 2023年08月23日

自分自身が、1人で旅行するのが好きだしそういう時間も取れてるし、わざわざ人の一人旅エッセイとかあんま興味ない…とか思ってたけど、さすが作家であり、ただの趣味が本となって世に出てるだけあって、面白かった。
すごく共感したのは、年齢によって、その旅スタイルも「面白い」の感じ方も変わるってとこ。
学生バッ...続きを読むクパッカーとの、どーでもいい恋バナ系モドキと狭い机での飲み食いが、彼らにとっては最高な時間であり、彼女にとってはどうしようもなくつまらなかった、ってくだり。
若い時に面白くてドキドキすることや経験することと、40になって経験することって、ほんと違うんだよなーー。
あと、彼女が旅してた時代が、90年代くらいまでがメインで、ひと世代昔なのも懐かしくてよかった。
昔はGoogleマップもwifiもなかったし、チラリと出てた中国の「見るだけデパート」の話も懐かしかった。
80年代の、東陣営が倒れる前の中国って、ほんとそんな感じだった。
まだ小学校低学年だったけど、社会主義がまだ残ってた時代の光景は異様だったし、あれを見れていたのはよかったなぁと、ほんと思う。

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Posted by ブクログ 2023年06月26日

旅のエッセイが読みたいなぁと開いた本。
筆者はいつまでも旅に慣れないと言っていたが、素人からすれば立派な旅人。
メジャーな観光地しか旅行に行かない自分からしたら目をパチパチするようなエッセイでした。
面白かったです。

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Posted by ブクログ 2022年12月22日

このエッセイを読み始めて、最初に読んだ『カップリング・ノー・チューニング』を思い出しました。確か1997年出版されて直ぐにバリに旅行する時に選んで持って行った1冊でした。最近の彼女はどんな旅をしているのかとっても気になります。

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Posted by ブクログ 2022年11月07日

マレーシアの「かくも長き一日」。ひとつのことをするのに12時間以上待ってもいい。ゆっくりやっていい。なんでもありだよ。

ふらふらとのんびり旅したい。

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Posted by ブクログ 2022年09月22日

この作家がこんなに旅をしていたことを初めて知った。著書をたくさん読んでいるわけでもないけれど、ところどころに惹かれる文章が。文章家はすごいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月10日

海外を旅することは自分は殆ど経験がない。
そんな自分が読んでハラハラしたり、感動したり、旅した気分になれる本だった。
ちょっとクスッとしてしまうところもあったり、読んでいて飽きなかった。
1番印象に残ったのはベトナム。
グッとくるものがあった。

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Posted by ブクログ 2022年08月08日

「旅先で、その場所が書かれたもの、その場所で書かれたものを読む、というのはなかなか幸福な体験だと思っている。」

早くコロナが治まって、自由に旅行できる日々が戻ってくることを祈ってます

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Posted by ブクログ 2022年05月09日

角田光代さんのハラハラドキドキ系ではない旅エッセイ。さすがの描写でその土地の匂いや雰囲気がリアルに感じられます。歴史も文化も違うと人の行動や考え方も随分変わるんだなあと思いました。ただ、スリランカの山の頂上を目指す件を読むと、根本的な部分は人類共通で感慨深かったです。短いエッセイですが、読むのに少し...続きを読む時間がかかりました。大好き度❤️

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Posted by ブクログ 2022年02月20日

角田さんの中では割と硬めのエッセイ。旅のスタイルが似てるからか、やはり共感できることが多くて若い頃を思い出した。年をとって、旅のスタイル、求めるものが自然と変わるのも納得。

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Posted by ブクログ 2022年02月14日

ゆるいんだけど、どこか感慨深いエッセイ。
旅に関する感覚には共感の嵐。

めんどくさいのに、なぜか旅したくなる。

楽しいことばかりじゃなくて、過酷な(でも笑える)体験をしても、それでも旅に行く!って所が人間らしくていいなと思った。

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Posted by ブクログ 2022年01月29日

旅エッセイは好きなジャンルだが、振り返ってみると読んだ本の著者の大半は個性豊か笑
その為か本書は鮮烈と呼べるほどの印象は受けなかった。しかし飾り気も混じり気もない素直な文章に目が癒され、気づけばそれに対する憧れも抱いていた。(著者は思っていたよりもワイルドな方だったけど笑 あと写真のはにかんだ笑顔が...続きを読む可愛い^ ^)

あれだけ(と言ってもまだまだ少ないと思う)旅エッセイを読んできたからもう感想なんか湧いてこないと思っていたのは大きな間違いだった。どの旅にも個性豊かで、何かしらの「奇」が潜んでいる。

自由に行き来できているところにはやっぱり「奇」を感じてしまう。(ご時世柄仕方のない事だが、ときおり時代が逆戻りしているのではと思う事がある…)
原稿を仕上げるためにハワイまで渡航&オーシャンビューの部屋に缶詰めになってみたり、ベトナムでの「Rさん」など一期一会ばなしが当たり前のように語られている。’05年の時点で訪れていた国は26ヶ国。そんな時代もあったのだなー…(言うにはまだ早い?笑)

やっぱり自分が過去に訪れた国の章に目が行きがち。
例えばミャンマー。「没個性」…うん、なかなか否定できない。行った国を思い出そうとすれば、お隣のインドにすぐさま押しのけられてしまう。欲張らない、古いものを大事にする風潮が何だか奈良県を思い起こさせる笑 ゴールデンロックのくだりは岩を眺める著者が世界と一体化しているように見えて、感覚が研ぎすまされていくのを追体験した。

あとがきにもあるように、人それぞれ「同じ場所を旅しても、印象は絶対的に違う。ときとして見える光景すら違う」。にわかには信じ難いけど今までの旅を思い返すと確かにそう言える。見える景色どころか覚えている出来事がお互いバラバラだったり。だからこそ自分以外の誰かによる旅エッセイは面白く、ついついありついてしまうんだよなー。


sinsekaiさんより角田氏の旅エッセイをお薦めいただきました!今更ながらになってしまいましたが汗、読後は清涼感で満たされ気分も晴れやかになりました♪他の作品にもちょくちょくお邪魔していきたいと思います。改めてご紹介いただき有難うございました!

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Posted by ブクログ 2024年04月03日

旅と言うより冒険!という感じ。ライフラインは整っていない、言葉も通じない、虫だらけもへっちゃら、そんな辺境のような所での体験を楽しみに旅に出続ける作者は逞しいの一言。こんなにも憧れない、真似出来ない旅のエッセイはある意味衝撃かも。旅の楽しみ方はホント人それぞれだと思った。

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Posted by ブクログ 2024年02月12日

大好きな角田 光代さんのエッセイ。1冊丸々海外旅行を綴っていて、旅行記ほど堅苦しくなく空いた時間を使って、角田さんと一緒に擬似体験旅行が堪能出来ます❗

ロシアやタイでの体験は、イメージ通りという感じでしたが、個人的には中国での体験が予想外で、中国に対する印象が大分変わりました。

好きはエピソード...続きを読むは、オーストラリアの日本人女が好きなカールさんを綴った『コノミ』、ラオスで旅スタイル改変?『旅と年齢』、イタリアの解剖博物館見学『過剰博物館』、台湾は平和?『明るい未来』、Yちゃんとの二人旅『アッパーとダウナーの旅』ですが、最後のキューバ旅行を綴った『いのちの光』は秀抜でした♫

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Posted by ブクログ 2023年07月30日

角田光代さんは欧米などの人気観光地よりも、比較的マイナーな国々を個人で行かれることが多いんですね。印象に残ったのはタイについての記述。「私が旅に取り憑かれたのは1991年のタイ旅行がきっかけだった。人が異様に親切だった。目が合えば笑いかけてくれ、財布を落とせばこちらを捜し出して届けてくれ‥‥」 確か...続きを読むに、その地を好きになるかどうかは地元の人達がどうだったかに左右されそうです。

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Posted by ブクログ 2022年07月27日

海外旅行に飢えている中で、ちょうどよい息抜きでした。風景描写を頭の中で再現しながら、軽い気持ちでサクサク読み進められました。
角田さんよりずっと臆病な私は、海外で見知らぬ人と行動なんてできないなぁ〜

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