【感想・ネタバレ】森に眠る魚のレビュー

あらすじ

東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。あの子さえいなければ。私さえいなければ…。凄みある筆致であぶりだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。衝撃の母子小説。

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購入済み

怖すぎ

有名な『文京区お受験殺人』をモチーフにした作品とのこと。
乳飲み子がいる身としては、近い将来身近にこういうことが起こると思うと恐ろしい。ママ友(笑)達ってみんなこんな怖いの?って思うくらい全員鬼。
生々し過ぎて最後まで目が離せなかった。

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2014年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった〜!!徐々に5人の関係性が壊れていく感じがとてもゾクゾクしました。そのゾクゾクが朝比奈さんの解説で的確に言語化されていたのがすごくよかったです。
最終章の手前の章は、読み始めた時は特定の誰かを指しているのかと思っていましたが読み進めるうちにそうでないことに気づいてうわ〜〜ってなりました^^
解説の『描かれなさこそがこの世界における「母親」の存在の仕方であり』の部分が特に印象に残りました。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

都内の文教地区に暮らすママ友たちの人間関係を描いた物語で、とても面白く、思わず二度読みしてしまいました。

二度目に読むと、前半のママ友たちが仲良くなっていくシーンが、後半の怒涛の展開への前振りになっていることがよくわかり、心をえぐられるような感覚を覚えました。

この作品は、母親たちだけでなく、会社で働いている方々や、広く社会全体にも当てはまる内容だと感じました。新しく知り合う人や、新たなコミュニティにはじめは心が踊りますが、関わりが深くなるにつれて、相手の嫌な面が見えてくることがあります。そうしたとき、コミュニティがまるで暗い森のように感じられることもあるのだと思います。

働く人は仕事の成果によって上下関係が生まれ、専業主婦の方々は自分の生活スタイルや子どもの教育を通じて、また別の形で優劣を意識することになるのだと感じました。どちらの立場であっても、皆が何かしらのプレッシャーを抱えて生きているのだと思い、改めて「みんな大変なんだな」としみじみ感じました。

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2025年05月24日

匿名

購入済み

ママ友とお受験。怖いぐらい生々しかった。
決して大袈裟ではないと感じ。自分と相手を比べて、そこから生まれる嫉妬や怒りは誰にでも起こり得る感情。この女性達のように飲み込まれないようにと強くおもいました。

#ドロドロ #ダーク #共感する

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2025年05月22日

Posted by ブクログ

東京で出会った5人の母親。初めは育児を通して心をかよわせるが小学校受験をきっかけにそれぞれの関係が変容していく。主人公たちの嫉妬、猜疑心、依存、など負の感情が次第に浮き彫りになっていく。子供を持つ主婦の孤独と焦燥感が少しだけわかった気がした。お受験コワ

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2025年05月17日

Posted by ブクログ

2025/03/20
頭金やその他の出費で貯金はほとんどなく、すべての家具が前の家から持ってきたものだった。電気の笠や食器棚、白木のまるいダイニングテーブルは、真新しいマンションには不釣り合いのように繭子には見えた。というより、きらびやかだった部屋が、それらの家具を配置されたことによって、急速に光を失い、みすぼらしい住まいに変化してしまったようだった。引っ越し業者を待っていたときの、あの軽やかな興奮も、繭子のなかから蒸発するように消えていく。

この先の不調和音に満ちた未来を感じさせる、こわい表現だなぁ。怖い怖い。

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2025年03月20日

Posted by ブクログ

「ママ友」は本当に難しい…
子育てをする中で表面的に繋がることはできるが、常に自分と他の家族を比較している気がする。
またこわいのは、気づかない内に依存し縛りつけるような関係になること。
追い詰められた母親の思考や行動には恐怖を感じた。

母親というのは常にこどものことを心から思い愛情をかけているはずなのに、様々な物事に翻弄されて本当に苦しむこともある。
リアルにこどもと母親の世界を描いた作品だと思う。

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2025年02月23日

購入済み

しみじみと残る後味の悪さ

幼稚園で知り合った、出身も学歴も経済状況も違うママ友3人と東京に憧れて分布相応なマンションを購入したヤンキーっぽい子のグループが、お受験をきっかけに信念の揺らぎ、疎外感、依存心、妬み、猜疑心と本性をむき出しにして、仲だけでなく自身の精神状態を蝕んでいく、ノンフィクションか?と思わせるリアルな物語。

母親各々の孤独感と必死な感じが伝わって来て、読んでる間中、背筋が心がゾクゾクした。
ある意味ホラー。
○○ちゃんのママという友達枠は、その期間の中でだけなお付き合いでしかないのを痛感させられる。
この物語にあるような心情は、女社会では誰しも多少はあるあるな話で、これを男性読者に共感、読み応えを感じさせるのは難しいように思う。
が、女同士って内情はけっこうドロドロ、面倒臭いを通り越して怖いんだな…を体感してみたい男性は是非!一冊にまとまってます(笑)
これから新しい環境での幼稚園、小学校入学があるお子様をお持ちの女性読者には、対人関係の距離感といった戒めを含めて読んでおかれると良い指南書にもなりそう。

#切ない #怖い #ドロドロ

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2022年11月08日

Posted by ブクログ

お受験のママ達が何故ここまで疑心暗鬼になるのかと読み進めたが、定員について書かれている部分で一気に理解が進んだ。
我が子を比較し合うことに加えて、定員が決まってるならライバルは増やしたくないよね……

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何故自分の夫を頼らない?とか。
子供のお受験で家庭崩壊させてどうすんの?とか。
いろいろ思うことはあるけど……めっちゃ面白かったんだよね。
ママ友同士でここまで拗れるかってくらい悪い方へ転がっていく。
最初らへんは微笑ましい気持ちで読めたのに、中盤以降の展開は本当に怖い。
「ああもうこれは絶対にマズイ展開になるぞ…」という心のざわつき具合が半端じゃない。
嫌な汗が出そうなのに、彼女達の今後が気になって頁を捲る手も止まらなかった。
フィクションだと分かっていてもゾッとした。
それなのに、面白いと思ってしまうから戸惑う。

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 再読。1度目は怖すぎて細部まで読めなかった。角田光代さんはすごい作家。
 最初はどんどん仲良くなっていく幼稚園のママ友達。みんなそれぞれ違っていて、それを楽しんでいたはずなのに後半堰を切ったように全て悪い方に転がっていく。
 第6章の終わりの、「彼女は」で語られる部分は、モチーフの1999年の文京区幼女殺人事件を描いているのか。真っ先に浮かんだのは容子だが、瞳も千花も繭子もかおりも、みんな危うい。章の終わりに、「彼女」が手をかけようとした子どもと、「彼女」は森の中の真夏の公衆便所らしき場所で声を限りに泣き続ける。印象的なシーン。ものすごく怖い。
 最終章で、それぞれの「その後」が描かれる。強迫性障害を発症し学校に行かなくなった衿香や、受験当日に嘔吐し受験に失敗した雄太が痛々しい。かおりと千花がそれぞれ子ども達に寄り添って歩こうとしているのが良かった。合格したのに瞳が一番危うい。容子も危うい。繭子は、まあ順当なところに落ち着いた。

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2025年07月20日

Posted by ブクログ

登場人物の母親達がみんな主婦だったり、夫達が家事をしている様子もなく子育てに無関心だったりと、本の刊行年は2011年なのに昭和か平成初期の話?と思ったが、案外富裕層の夫婦は今もこんな感じなのかもしれない(モデルとなった事件が1999年なので私の疑問もあながち間違いでもない)。
自分の芯がズレると自分や大事にしなくてはいけない家族に向けるべきエネルギーがすぐに他人に向いてしまうのはよく分かる。自分は子供がいないが、もし将来出来たとしてもあくまでも他人ということを忘れずに、好きに人生を謳歌してくれ!くらいの気持ちで接しないと、距離感が簡単におかしくなってしまいそうだ。

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2025年07月18日

Posted by ブクログ

怖いものみたさで読んだけど、母親になった女の醜い部分が露わで、特に容子と繭子が酷すぎてストレスだった^^;
でもすごくわかる。情緒不安定にママ友のことが気になっちゃうのも、だんだん合わなくなっていく感じも。
受験なんか絡んだらもう難しいよね。
幼稚園にお受験思考のママ友がまわりにいっぱいいたので、色々思い出してしまう。
深くなりすぎない方がいいね。

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2025年07月01日

Posted by ブクログ

ママ友間の繋がりを彼女達は当初新鮮で、励まし合う関係を望んでいた。だが価値観の違いが足枷に。嫉妬、恨み、怒り、悲しみが渦巻き、関係は崩壊していく…。ある子供の秘密には背筋がゾッとしてしまうのだけれど、抱きしめたい衝動に駆られた。夫たちの言動には「俺ならもっと妻に寄り添うのに!」と鼻息荒く読んだが、妻には「あなたも彼らと一緒」と言われるだろうね。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

登場人物が多くて把握するのが大変だったけど、どのママにも共感出来るところがあった。渦中で必死になると自分もそうなりそう。
女の敵は女というけど、女の味方もまた女な気がする。
出来れば、子供の事以外に何個か自分の世界を持ってるといいのかなと思った。。

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2025年05月20日

Posted by ブクログ

どんなホラーやサスペンスよりもゾクゾク怖かった。
1人の人間として必要とされたいのに、子どものおまけのような存在として扱われるってやるせない。

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2025年05月19日

Posted by ブクログ

半分くらいで読むのやめたくなるくらい、長かった
悪い意味じゃなくて、あーーーっていう気持ちが終始続く
女性なら分かるんじゃないでしょうか

女の面倒くさいところ、自分の面倒くさい所、小説読んでるだけなのに見せられてるみたいで、うあーーーーもう勘弁して!って気持ち

実際の事件を調べてみたら、小説の余韻も相まってなかなかトラウマになりそうな重い気持ち

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

繭子をどう思うかで読み手の生活が見えてくる本だと思う。作中で繭子が「馬鹿女」と称されるシーンがありますし、そう思う人もいると思う。けどおそらく繭子って繭子自身もグレーな場所にいる人で、多くの人は自分の生活のどこかで必ず出会っている人だと思う。会ったこともないし見たこともない、これぞ小説の登場人物では?とは私は思えなかった。登場人物の4人も、最初は繭子のことを明朗快活と捉えてるけど、さて物語ではどうなったか…です。

他の方のレビューで知りましたが、実在の事件に着想を得た作品ということで、調べてみたらおそらくAさんと思われる人物も出てきます。

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2025年02月16日

Posted by ブクログ

角田さんの女性の心理描写が秀逸。坂の途中の家を読んで、良かったので読んでみた。
ママ友4人が子どもたちを同じ幼稚園に入園をきっかけに距離を縮めるけど、小学校受験を発端にすれ違いが起きる。。
実際に起きた事件の描写も一部あり。
育児って主体は子どものはずなのに、一生懸命になればなるほど、世界が小さく深くなっていきいつか自分(親)が主役になってしまう。身の回りの世界が全てに感じてしまって、周りと比べては至らないところを見つけては焦り悩みを繰り返して消耗していく。
育児という共通の目的を持った頼もしい仲間、温かい仲間が、相手をほんの少し(知っている)ことで少しの掛け違いの積み重ねで、崩壊していく様態がとても綺麗に描かれていると思う。
女性の繊細でややこしく温かて陰湿で狡猾なところが、母という重責のもとで溢れてしまうところがとてもよくわかる。

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2024年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1990年代の話で、少し今とは違うなと思うところがあったけど 根本的には同じで母親達の抱えているものは変わらないと思う。

私は所謂お受験 みたいな環境に身を置いていなかったので実感としてはないけれど、ママさん達の関わりだとか関係性みたいなところは、よくわかる。

学校のクラスメイトだったら、仲良くしてないグループの人でも母親になると 子供達との関わりでグループとして活動しなくてはならない なんて場面はよくあるし合わない人だって、そりゃいる。

いつだって人間関係は心を擦り減らす。

今の人たちはもう少しドライに関係性を築いているんだろうか。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

ホラーのような怖さだった。
ドロドロした話は苦手なのに、引き込まれて読むのをやめられなかった。
ここまで極端ではないけど、結構リアルだなと思う。ママ同士のこういう事ってわりとよくある。
この本を教訓のようにして、気をつけていきたい。

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2025年09月30日

Posted by ブクログ

最初、登場人物のキャラ把握に少し時間がかかった。

今妊娠8ヶ月で、都内暮らしでもないし、幼稚園・小学校受験は全く考えていない。
けど、誰にでも、どこでも起こり得る話だなと思って、怖くなった。
子供に自分の理想を押し付けないように、と思っているけど、たぶん私が今想像している以上に子育ては順調に行かないと思うしたくさん悩むと思う。

「周りと比べない」ようにするのって、意識した時点でなかなか抜け出せないから難しい。

どうしたらよいか、今から前もって対策を考えておきたい。
・子供コミュニティ以外のつながりを大事にする
 →旦那さん、両親、友達…
・利害関係のない、吐き出せる場を作る
 →いわば他人と話せる環境。
・自分自身が息抜きできる時間を強制的に作る
 →旦那さんの協力も必要なので相談する
・インプットを増やす
 →周りの意見に引っ張られないように本やネットで勉強

こんなところかな?
産後とか、5年後くらいの私が見たら「考えが甘い!」って言われそう笑


てかそもそもこの物語は子供がどうこうというより、ザ女社会の悩みな気もしてきた。
友達に依存するとか、仲間はずれにするとか、テスト勉強するしないとか、そーゆー感じの。

けど子供のことになると旦那さんの方が熱心なケースは少ないのかな?
だから結局ママ同士で話すことが多くなるのかな?

わたしは、周りに少し上の子供がいるご家族も多いし、そんな周りの人に相談しつつ、くだらない罵り合いは回避して生きていきたい。

とはいえ今から起こるかも分からない妬み嫉妬を考えすぎてもしょうがないから、とにかく目の前のことに集中してベビたんを育てていこう。

楽しい育児生活が送れますように☺︎

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

子育てが遠い昔ばなしになっている私ですが、
お受験は思い出すのも不愉快な
嫌な時代の話で、読んでいて息苦しくなった。
自分の子育てに不安だったころ、ママ友の存在は
本当に有り難かった。でも、習い事や受験の話題は、それぞれの家庭や子供の状況で目指す所に
違いがあって本音は話していなかったんじゃないかな。女性特有の群れる心理の善悪、ウチはウチだと思っていながら、隣の庭が気になって落ち着かないソワソワした感情を思い出しました。

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

ママ友って少なからずこういった関係性があるのかもしれない。恐いですな。
パパ友はこれらのしがらみないので楽でよかった。

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2025年07月10日

Posted by ブクログ

普通に面白かったけど長かった
母親という接点で繋がってるだけでその背景があまりに異なると、接続は密なのにズレは大きいというアンバランスに。
お受験とかどうでもよって思ってたけど何か一つの主張に傾く前にまっさらな目で情報収集するのはある程度大事かな
子供を自分の一部と思い込まないように程よい距離でありたい、感情的になるのきらい
母親界で上手くやっていけるか心配になった、いわゆる思春期を追体験させられるような人付き合いは嫌だなー

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2025年07月02日

Posted by ブクログ

5人の女性の細かい心理描写がとても生々しくて思わずゾッと恐怖を感じた。もっと恐ろしいと思ったのは私自身がそれぞれの登場人物に共感するところがたくさんあり、自分に子供がいたらどうなっていたんだろう?と読みながら考えていた。

『他人と比べることで人は不要な不幸を背負い込む』

まさにその通り。となりの芝生はいつだって青いと理解していても人と比べ、自分に足りない物ばかりを見て自分はダメなんだと思ったり、早く追いつかなければと焦る。人より多く持ってたり、優位な位置にいると優越感に浸ったり、または安堵する。一方で、自分で勝手に他人と競争し、疲れ、離れたはずなのに、人恋しくなってまた仲間を探したくなってしまう。登場する5人の女性も自分1人であれば他人とも程よく距離を保てていたのかもしれない、母親となり、子供を思うからこそ出てくる『自我』だったのかな?瞳、容子、千花に共通してこの3人は特に自分自身を小さな箱に押し込んで『〜でなくちゃいけない』というように自分を苦しめていたような気がした。

角田さんの作品2つ目ですが、またやっぱり蝉が出てきて、角田さん蝉が好きなのかな?

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2025年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

モデルになった事件を検索したりしたので誰が誰の子を殺すのかドキドキしながら読んでいた
え?っと肩透かしをくらってしまった

子どもがいないのでイマイチ真に迫るような恐怖は感じなかったものの人と比べることの虚しさ
女の愚かさを身につまされた
自分と誰かを比べるのは本当にやめたいけれどやめられない

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2025年05月14日

Posted by ブクログ

一気読みしたけど、展開は気になったけれど、
あんまり後味がよくない。
依存心や執着心、視野の狭さが過剰な感じで、
リアルよりも、悪い意味で小説らしさが感じられたから。
2000年という年代指定も、古い話ですからという言い訳めいた感じにも捉えられる。
主婦というものを、普段どう見ているかが問われる気がした。

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2025年04月02日

Posted by ブクログ

小学校受験をさせる母親たちの冷戦、葛藤を描いた物語。
私はまだ子育てを経験していないため、ママ友の存在の大きさを知らない。ただ、前半では気楽な仲間だったが後半になるにつれ、依存しされる憎き相手に変わっていく様子を見て、ママ友の影響力の大きさを感じたし、違う形であれ私も登場人物のようになり得ると鳥肌がたった。
他人は他人と割り切ることは必要だと思ってもなかなかできない、そんな人におすすめしたい。

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

最初の方は、なんかほんわか仲良しママサイコーみたいな、みんなとっても良い人な描写だったのに、進めるにつれてどいつもこいつも闇みたいな状況…

でも、さもありなんな世界でコワイ。
田舎で子育てして良かった。

子供だって、別な一人格で、こっちの思い通りにも育たないし、なんとか自分で生きてく力さえ最終的につけば良いと思ってる。
そこまでのサポートはするけど、本人の意思や努力も必須だから。

レールにさえ乗せれば、全て上手く行くと本気で思ってる登場人物ばかりで、いろいろゾッとした。

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2024年11月04日

Posted by ブクログ

登場人物の多さで名前とエピソードを再度確認しながら読み進めました。細かい描写と大まかな感じのところがいまいち。でも、こういう人いると共感出来るところがありました。

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2024年10月02日

Posted by ブクログ

自分の人生にも、自分の子どもの人生にも正解はないし何を大事にするのかは自分で決めていきたい。
でも気にしちゃうのよね〜〜

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

登場人物が多くて最初は読みづらかった。
繭子の話を読んでいると共感性羞恥でしんどくなる。
自分も子どもが産まれたらこんな気持ちになるのかと思うと、少し鬱々。

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2024年09月14日

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