角田光代のレビュー一覧

  • だれかのいとしいひと

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    どの短編も“記憶”がテーマにある。
    過去の記憶も現在もごちゃごちゃしていて、必要な時に必要な記憶を取り出せないからこそ、理不尽で、ある意味で“いとおしい”と言えるのかもしれない。

    何かを思い出すというのは、必ずその場面、情景とセットなのだろう。色彩豊かで読みやすい短編だった。

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    2023年08月08日
  • ドラママチ

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    結末がちゃんとなくてモヤッとしたものもあったけど、ワカレマチやショウカマチ、タイトルのドラママチは好きだったな。主人公のその後を応援したい気持ちで終わるって、後味が良い。主人公にサチあれ!私にもサチあれ!笑

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    2023年08月08日
  • 空中庭園

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    隠し事はしないがモットーの一家の物語。
    それは建前で、実際はそれぞれが秘密を抱えて生活していたという内容。
    ひとつの家族を遠くから観察しているような気分になる作品。
    映画化されているのでそちらもすぐに見てみたいと思った。

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    2023年08月05日
  • 今日もごちそうさまでした

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    角田光代と言えば、肉食というイメージしかなかったけど、30歳までは、すごい偏食だったとか、かなりの料理人だとは知らなかった。

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    2023年08月05日
  • 源氏物語 中

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    上巻よりも読みやすかった。
    解説で角田光代さんが書いてある通り、光君がより人間らしく描かれているからなのね。
    光君が玉鬘や女三の宮に疎ましく思われているトコはなんかスッキリ。
    夕霧のヘタレ感もイイ!
    雲隠が巻名だけって、当時としては斬新でかなりオシャレなのでは。
    下巻も最後まで突っ走るぞ!

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    2023年08月04日
  • キッドナップ・ツアー

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    お父さんにユウカイ(=キッドナップ)されたハル。2人のぎこちなく、容赦なく、でもほんのり暖かい旅が始まる。

    会話しにくい相手やあまり話したくない相手っているよね。
    何か話さなくちゃ!と思って探り探り会話してるけど、この本を読んだらそんなに一生懸命話さなくてもいいのかなって気になる。
    お父さんとハルが始終だまりこんで気まずくなってる場面がいくつかあるけど、その気まずさの中にも暖かさがある。
    だから気まずくたっていいじゃないか!そういう風に開き直れる関係っていいなあと思う。

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    2023年08月04日
  • こどものころにみた夢

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    12人の作家による夢や思い出のアンソロジー。
    堀江敏幸氏の「ハントヘン」、長野まゆみの「衣がえ」が良かったです。

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    2023年08月02日
  • 世界中で迷子になって

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    『旅に出たくなる本』かと思いきや、読み進めるうちに日常の話へ。
    日常の話になってからは内容にあまり興味を持てず…途中でやめた。

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    2023年07月30日
  • いつも旅のなか

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    角田光代さんは欧米などの人気観光地よりも、比較的マイナーな国々を個人で行かれることが多いんですね。印象に残ったのはタイについての記述。「私が旅に取り憑かれたのは1991年のタイ旅行がきっかけだった。人が異様に親切だった。目が合えば笑いかけてくれ、財布を落とせばこちらを捜し出して届けてくれ‥‥」 確かに、その地を好きになるかどうかは地元の人達がどうだったかに左右されそうです。

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    2023年07月30日
  • 今日も一日きみを見てた

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    猫と生活を共にすること、そんな日がくるとは今時点では思ってないけど。思わぬきっかけで実現もしそうだし、それもきっと充実しそうとも思う。

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    2023年07月29日
  • 泥酔懺悔

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    藤野かおりさんの章が好きだった。三浦しおんさんの章は何かほっこりした。
    大道珠貴という作家は知らなかったが、とても気持ち悪い文章を書く人だなと思った。

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    2023年07月29日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    作家さんそれぞれの回答にユーモアがあって、楽しく読めました。
    読んだことのない作家さんもいたので、小説も読んでみたいなと思いました。

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    2023年07月28日
  • こどものころにみた夢

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    【収録作品】「男」 角田光代 絵/網中いづる/「ガラスの便器」 石田衣良 絵/松尾たいこ/「さよなら、猫」 島本理生 絵/鯰江光二/「水の恵み」 阿川弘之 絵/木内達朗/「タイムリミット」 辻村深月 絵/吉田尚令/「ヘビ」 西加奈子 絵/西加奈子/「ふたり流れる」 市川拓司 絵/いとう瞳/「ハントヘン」 堀江敏幸 絵/中村純司/「雲の下の街」 柴崎友香 絵/田雜芳一/「衣がえ」 長野まゆみ 絵/望月道陽/「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 絵/ささめやゆき/「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 絵/しりあがり寿

    夢だけにシュールな感じを引きずる。続き…はないのかな。

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    2023年07月20日
  • みどりの月

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    軌道を修正しながら人生を歩む女性が主人公の話と、タイの放浪話
    一話目は大変客観的な描写で、言葉で一つ一つの動作をこんなに具体的に表現できる物なのかと思った。
    二話目は割と抽象的な話、聞いたことある街名があったところはリンクできた。

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    2023年07月05日
  • 源氏物語 上

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    ふー、やっと読み終わった。
    源氏物語は学生時代に読んで以来。あさきゆめみしも途中までは読んだので、角田光代さんの新訳だしサクサク読めるだろうと思ってたら、やっぱり長かった!まだ上巻!
    以前読んだ時は、光君がキラキラして魅力的で、ドキドキしながら読んだのに、ワタシが汚れてしまったのか、とんでもないクズ男にしか思えなかった(笑)。
    節操ないし、思い通りにいかないと相手を恨めしく思って嘆き悲しんだり、とにかく鬱陶しい!好色ぶりに呆れを通り越してキモイよ〜。
    ツッコミどころ満載なので、新たな楽しみかたを見つけたと思って中巻、下巻も乗り切るぞ!

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    2023年07月04日
  • ナナイロノコイ

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    恋愛小説、短編集。どれも味がある。
    オトコとオンナって結局は完璧には分かり合えないんじゃないのかな?って思う。

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    2023年07月02日
  • 空中庭園

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    歪だなあ、、。

    一見幸せに見える家族がそれぞれ家族に見せない(つもりの)秘密を持ってぐるぐるしてる話。
    解説で夫がこき下ろされていたが、情けなくても結局愛されてるじゃないかと思ってしまったのは私だけだろうか。
    そこはかとない愛があることはやっぱり感じるから、絶望というよりは暗いなあっていうのが感想です。

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    2023年07月01日
  • ドラママチ

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    何かを待っている女たちの物語。
    じれったいなぁと思ったり、行動しない主人公にがっかりしたり。
    でもきっと、何か素晴らしいことが必ず待っている訳でもなくて、行動したから上手くいく訳でもなくて、時には現状維持が一番幸せだったりするのだろう。
    結局は心の持ちようなのではなかろうか。

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    2023年07月01日
  • ロック母

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    八日目の蝉を読んで2冊目の角田光代作品。短編だが「ゆうべの神様」だけ長尺でインパクトがあった。あとがきと解説を読んでああそういう事かと合点がいった。ちょっとネガティブな部分と尖った部分が共有する。落ち込んでいる人におすすめできないなぁ(笑)

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    2023年06月26日
  • 坂の途中の家

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    子育てに追われる日々の中で里沙子に送られてきたのは、裁判員の候補者になったというお知らせだった。
    子どもを虐待死させたという女の裁判を通して、なんとなく居心地の悪さをおぼえる夫とのやり取りや子育てのストレスと向き合うことになり、これは自分のことではないと思いつつもつい自分と重ねて自分が裁かれているかのような気持ちで裁判の行方を見守る里沙子が最後に下す判断とは。

    かつてモラハラされていた日々を思い出してしまった。
    この世には、相手を貶めることでしか自己肯定感を上げることができないひとたちがいて、そんなものに付き合わされた日には心がどんどん死んでいく。
    そういうのって目に見えた暴力じゃないから本

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    2023年06月22日