角田光代のレビュー一覧
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『みどりの月』と『かかとのしたの空』
という2つのお話。
2つのストーリーは全然違うのに、どこかリンクしている気がした。
「かかとのしたの空」での、荷物の描写は面白かった。
旅に出る前は、
【捨てるのは一瞬で、手放したとき自分がむりやり背負わされていた重い荷物を勢いよくおろしたような物理的快感があった。】
と晴れ晴れした気持ちだったはずなのに、
旅に飽き、疲れがたまり、「思ってたのと違う」と気づき始めた頃になると、
【それでも荷物は重かった。疲れが癒えることはなかった。不要なものを捨てたぶんだけ、同じ大きさの、倍の重さの何かが入りこんでいるように感じられた。帰りたいとは思わなかった。ただ何か -
Posted by ブクログ
ど正直な思い…
やっと,読み終わった〜!
面白かったか,面白くなかったかといえば,間違いなく「面白くなかった」
が,『千年ロマンス』は確かに感じられたかな?
現代との恋愛観や人生観の違い故に理解し難い表現があるのもまた,感情移入できない要因にもなり,一方でそれでも変わらぬ人間らしさに感心したり.
それでも最後の女性,浮舟の登場は俄然現代人にわかりやすい恋愛模様になり,最後の尻切れ蜻蛉感も,個人的には浮舟に与えられた「選択の自由」と読めて,1000年前にも女性を『個』として描いて締めくくった『紫式部』と言う作家の千里眼のような洞察力にはやはり恐れ入ったのだった. -
Posted by ブクログ
ネタバレ第8回紅白本合戦紅組5位
これくらいの値段で買ったもので、これくらいの幸せゲットできたよ~的な日常エッセイ。
例えば「ねぎそば 390円」てな感じ。
角田光代を読むのは実はこれが2作品目で、1作品目は、まだWeb小説という言葉も巷間に流通していない頃の2001年、多分雑誌「ダ・ヴィンチ」のHPで連載されていたのを、当時非正規雇用で働いていた某○阪○三荘最寄りの工場の生産ラインの検査用PCで、生産開始前の朝7時位に読んでた懐かしい思い出がある。ふふふ、直木賞受賞前の若きカクタ作品を読んでいたワタシ(`・ω・´)b
当時、Windowsはまだ95or2000の頃で、僕自身赤貧でMYパ -
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