角田光代のレビュー一覧

  • ナナイロノコイ

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    ミーヨンさんのくらげ

    情景や感情の表現が美しく、文をそのまま想像すると心地よく抽象画を眺めているような気持ちになった。エモくて気怠さがなぜか優しいこの一作は好みです。

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    2023年09月19日
  • しあわせのねだん

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    王様のブランチで見て、気になって、偶然書店で見つけたので読み始めた、けど、相当時間をかけてしまった笑
    でもそのくらいで読んでいいものかもしれない。
    実際、他のちょっと重い作品とかスピーディーな作品の間のお休みみたいな位置付けで読んでいた。

    何にいくら使うのか、それが物理的なものなのか精神的なものなのか他のものなのか、考えてみると面白いし、個性が出るから自分のことを知るいいきっかけにもなりそう。
    実際に優先順位をつけなきゃと思っていたので。

    たまにはこういう一冊も良い。

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    2023年09月17日
  • だれかのいとしいひと

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    ネタバレ

    恋愛もの短編集なので、強烈的に印象に残るようなエピソードはなかったけれど、「あぁ、”こういう会話”ってとても角田光代さんらしいなぁ」って安心して読めてしまう。
    「本当に世の中って、一見普通そうに見えても、色んな人がいるよね〜」って感じの。

    人と人は、結局のところ個々の生き物なので、「ほんのちょっと」のことが、「理解できなかったり」「許せなかったり」「納得がいかなかったり」する。

    そして、そんな自分にも「これだけは妙に拘ってしまう」とか「一般的な常識から外れてしまっている」部分もあって、そういうほんの些細な価値観のズレや、人間関係・人間模様を描くのがとても上手な作家さんだなぁと思う。

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    2023年09月07日
  • わたしの容れもの

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    「私の入れ物」とは体そのもの、そして精神と思考回路など自分全ての入れ物なのだろう。
    著者は盛んに加齢に対する恐れと期待を抱いている。
    そして年齢が来ても期待している加齢の減少を体験できずに焦りさえも覚えている。
    不思議なことかもしれないがわかる気もする。
    例えば老眼。
    本を手に取りさりげなく老眼鏡をかけるシニアはなんと格好いいのだろうと私も思っていた。今では面倒で仕方がないけれど。
    反面、著者は期待していなかった、あるいは予想していなかった加齢による症状を実感するとショックを受けた様になるらしい。
    転倒、疲労、食べ方が美しくなくなる、などなど。
    この期待感とショックのジレンマ。

    著者より確実

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    2023年09月07日
  • トリップ

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    少しづつ繋がっている人々の日常的な短編集。
    その繋がり方がなんともいい具合になってる。
    普通にありそうで なさそうで テンポ良く描かれている。面白いリレー小説でした。

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    2023年09月06日
  • ひそやかな花園

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    ネタバレ

    また精子提供の話かと思って途中で落胆した。
    川上未映子さんの夏物語がそこまで好きではなかったのを思い出して微妙な気持ちに。
    わたしは出自を知らないことへの不安に想像力があまり及ばないから、そこまで入り込めないだろうなあと

    読んでみた結果、そこまで感情移入できなかったし最後不自然にポジティブだったのがもやもやするけど
    不完全ながらもみんな今を生きてるんだよなあって
    感じられる物語だった
    読んでよかったと感じる

    大人って自分よりずっと色んなことがわかっていて
    成熟していて、頼れて、ってそんな風に考えていた子供時代。
    今考えると両親も今の私と同じくらい
    幼くて何にもわからなくて不安定な存在だった

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    2023年09月05日
  • ご本、出しときますね?

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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
    この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

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    2023年08月26日
  • ひそやかな花園

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    なんだか重いテーマではあるけれど読みやすいのですぐ完読できた。
    ただ、そんなに後には残らなかったかな。

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    2023年08月24日
  • なんでわざわざ中年体育

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    しばらく休んでいたランニングを再開しようと思うきっかけになった。
    嫌だ嫌だと言いながら継続している角田さんは本当に凄い。私も来たる50代に向けてぼちぼちやろか…と重い腰を上げる。

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    2023年08月22日
  • ご本、出しときますね?

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    ◆心に刺さったワード◆
    ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
    ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
    ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
    ⚫強い心は強い肉体に宿る
     

    ◆読んでみたい本◆
    ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
    ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
    ⚫世界の実相

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    2023年08月18日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    ネタバレ

    「人の会話って、ほんと、馬鹿みたいだよなあ。馬鹿みたいで、意味もなくって、くだらなくて、大切なことはいつも伝わらなくて、けど、なんてあたたかいんだろう。」
    .
    「場所というのは思いと結びついて、意味を持つ。かなしい思いも浮かれた思いも場所は吸いこむ。吸い込んで、そこにあり続ける。」

    心安らぐエッセイ。クスッとしたり、わかる!!と思ったり。角田光代さんの人となりを感じられて、思わず頬を緩めながら読んだ。

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    2023年08月11日
  • ひそやかな花園

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    ネタバレ

    いつのまにか、子供がほしくかなって同じ状況になったらどうしようかなあ、と思いながら読んでた
    大学のゼミを思い出す

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    2023年08月08日
  • だれかのいとしいひと

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    どの短編も“記憶”がテーマにある。
    過去の記憶も現在もごちゃごちゃしていて、必要な時に必要な記憶を取り出せないからこそ、理不尽で、ある意味で“いとおしい”と言えるのかもしれない。

    何かを思い出すというのは、必ずその場面、情景とセットなのだろう。色彩豊かで読みやすい短編だった。

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    2023年08月08日
  • ドラママチ

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    結末がちゃんとなくてモヤッとしたものもあったけど、ワカレマチやショウカマチ、タイトルのドラママチは好きだったな。主人公のその後を応援したい気持ちで終わるって、後味が良い。主人公にサチあれ!私にもサチあれ!笑

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    2023年08月08日
  • 空中庭園

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    隠し事はしないがモットーの一家の物語。
    それは建前で、実際はそれぞれが秘密を抱えて生活していたという内容。
    ひとつの家族を遠くから観察しているような気分になる作品。
    映画化されているのでそちらもすぐに見てみたいと思った。

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    2023年08月05日
  • 今日もごちそうさまでした

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    角田光代と言えば、肉食というイメージしかなかったけど、30歳までは、すごい偏食だったとか、かなりの料理人だとは知らなかった。

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    2023年08月05日
  • 源氏物語 中

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    上巻よりも読みやすかった。
    解説で角田光代さんが書いてある通り、光君がより人間らしく描かれているからなのね。
    光君が玉鬘や女三の宮に疎ましく思われているトコはなんかスッキリ。
    夕霧のヘタレ感もイイ!
    雲隠が巻名だけって、当時としては斬新でかなりオシャレなのでは。
    下巻も最後まで突っ走るぞ!

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    2023年08月04日
  • キッドナップ・ツアー

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    お父さんにユウカイ(=キッドナップ)されたハル。2人のぎこちなく、容赦なく、でもほんのり暖かい旅が始まる。

    会話しにくい相手やあまり話したくない相手っているよね。
    何か話さなくちゃ!と思って探り探り会話してるけど、この本を読んだらそんなに一生懸命話さなくてもいいのかなって気になる。
    お父さんとハルが始終だまりこんで気まずくなってる場面がいくつかあるけど、その気まずさの中にも暖かさがある。
    だから気まずくたっていいじゃないか!そういう風に開き直れる関係っていいなあと思う。

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    2023年08月04日
  • こどものころにみた夢

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    12人の作家による夢や思い出のアンソロジー。
    堀江敏幸氏の「ハントヘン」、長野まゆみの「衣がえ」が良かったです。

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    2023年08月02日
  • 世界中で迷子になって

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    『旅に出たくなる本』かと思いきや、読み進めるうちに日常の話へ。
    日常の話になってからは内容にあまり興味を持てず…途中でやめた。

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    2023年07月30日