しあわせのねだん

しあわせのねだん

506円 (税込)

2pt

最新の電子辞書にえいやと24000円を払ったら、品物と一緒にうたぐりぶかい自分がついてきた。アジアン定食8NZドルで寛容に触れた。人助けにと出した1000円には今も怒りが収まらない。生きていれば自然とお金は出ていって、使いすぎればサイフも気持ちもやせるけれど、その全部で私は何を買ったことになるんだろう。家計簿名人のカクタさんが、お金を通して人生の謎に迫る異色エッセイ。

詳しい情報を見る

閲覧環境

しあわせのねだん のユーザーレビュー

3.7
Rated 3.7 stars out of 5
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    お金に対する他人の価値観を知ることができる。
    読みながら、私はそう思わないけれど…とか、そんなことに?とか思う事がある。けれど何を大切にしているかは人それぞれだから、一見他人からは、無駄に見えてもその人の糧になる事もあるのだと思った。
    最後の解説のお金の使い方と精神状態に強く同意する。

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    なんか作者さんと似ている気がして読んでて共感出来た。
    短気だけど小心者で怒りが伝わらないとか、怒る理由を何時間も何日も考えるとか、、!
    自分が使ったお金について分析しているのもおもしろかった!アクセサリー売り場で人群がって買いたくなっちゃって買っちゃうとか、洗濯機欲しくなって買っちゃうとか、欲に忠実

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ

    軽く読みやすくてホイホイと読んでたら
    ラストでお母さんとの旅行話でホロっときました。
    うまい!と声をあげそうでした。
    病院の談話室にあった本で2時間もかからず読めました。
    読んで損なし…です。

    0
    2023年08月09日

    Posted by ブクログ

    お金を貯めることに重きを置いている人の中身がすっからかんというのはとてもよく分かる。使わなければお金は貯まり数字だけは積み上がるかもしれないけど人間として成長はしていなくて、貯金するのもいいけど経験に使うべきだなーと改めて感じた。
    毎年お母さまのお誕生日に行っていた旅行も突然行けなくなり、お母さまは

    0
    2023年07月30日

    Posted by ブクログ

    お金の価値観にまつわるエッセイ。人が何にいくら使ってそれにどんな価値を感じているか知るのが好きだから、読んでいて楽しかった。特にお金を使わないとその国のことはわからないという話が面白かった。

    0
    2024年12月23日

しあわせのねだん の詳細情報

閲覧環境

角田光代 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す