しあわせのねだん

しあわせのねだん

506円 (税込)

2pt

最新の電子辞書にえいやと24000円を払ったら、品物と一緒にうたぐりぶかい自分がついてきた。アジアン定食8NZドルで寛容に触れた。人助けにと出した1000円には今も怒りが収まらない。生きていれば自然とお金は出ていって、使いすぎればサイフも気持ちもやせるけれど、その全部で私は何を買ったことになるんだろう。家計簿名人のカクタさんが、お金を通して人生の謎に迫る異色エッセイ。

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しあわせのねだん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    角田光代さんの(ご本人曰く)家計簿エッセイ。
    どれも面白かったけれども、最後の2つの章「記憶」「一日」が印象的だった。
    親と子の役回りは年を追うごとに交代、若しくは受け継がれていくものだし、二十代でお金を使ったもので三十代の自分は形成されていると感じる。今の時代、貯蓄に目が向きがちだけどこれからも興

    0
    2025年08月29日

    Posted by ブクログ

    いいタイミングに読んだと思う。
    ‘しあわせのねだん’

    っていくらなのかな?
    と単純にタイトルに惹かれて手に取った。

    それに
    角田さんだから、読んでみたいなって気持ちもあった。昔は、エッセイは現実なかんじが苦手で読めなかった。
    けれど、
    年をとって、この作者さんは普段どんなふうに考えているのだろう

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    お金に対する他人の価値観を知ることができる。
    読みながら、私はそう思わないけれど…とか、そんなことに?とか思う事がある。けれど何を大切にしているかは人それぞれだから、一見他人からは、無駄に見えてもその人の糧になる事もあるのだと思った。
    最後の解説のお金の使い方と精神状態に強く同意する。

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    なんか作者さんと似ている気がして読んでて共感出来た。
    短気だけど小心者で怒りが伝わらないとか、怒る理由を何時間も何日も考えるとか、、!
    自分が使ったお金について分析しているのもおもしろかった!アクセサリー売り場で人群がって買いたくなっちゃって買っちゃうとか、洗濯機欲しくなって買っちゃうとか、欲に忠実

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ

    軽く読みやすくてホイホイと読んでたら
    ラストでお母さんとの旅行話でホロっときました。
    うまい!と声をあげそうでした。
    病院の談話室にあった本で2時間もかからず読めました。
    読んで損なし…です。

    0
    2023年08月09日

    Posted by ブクログ

    エッセイ初めて読んで、退屈に感じたけど
    最後の、「一日(1995年の、たとえば11月9日)5964円」を読んで、いいなあって思った
    あとがきや終末の文章、すごく共感してしまった
    私の中にあることを文章化してくれた感じがした

    0
    2025年08月07日

    Posted by ブクログ

    ちょっとここ数年家計簿をつけてみている。
    その影響でおそらくこの本をとったのだと自分で思う。

    なので不勉強で申し訳ないが角田さんのことは全く存じ上げなかったし、この本が平成17年(2005年)に出版された結構古めな本だということは知らなかったが、面白かった。

    印象的なのは「鞄59,000円」

    0
    2025年04月26日

    Posted by ブクログ

    お金の価値観にまつわるエッセイ。人が何にいくら使ってそれにどんな価値を感じているか知るのが好きだから、読んでいて楽しかった。特にお金を使わないとその国のことはわからないという話が面白かった。

    0
    2024年12月23日

    Posted by ブクログ

    お母さんとの旅行の話が好きです。古い喫茶店で800円のケーキセットを嗜みながら読むにはぴったりの一冊でした。クスッと笑えて共感でき、この上なく幸せな時間でした。

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    角田さんご本人がおっしゃっているように、私も彼女をテレビで拝見している限り、おっとりした方だと思っていた。それが何とも、せっかちエピソードが満載で面白い。特に秋刀魚を選ぶ親子の話。そしてイライラを抑える薬「イララック」なるものがある事も初めて知った。

    「20代で使ったお金がその人の一部を作る」とい

    0
    2024年05月13日

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