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Posted by ブクログ
いいタイミングに読んだと思う。
‘しあわせのねだん’
っていくらなのかな?
と単純にタイトルに惹かれて手に取った。
それに
角田さんだから、読んでみたいなって気持ちもあった。昔は、エッセイは現実なかんじが苦手で読めなかった。
けれど、
年をとって、この作者さんは普段どんなふうに考えているのだろう?どんなふうに出来事を捉えるのかな?と、気になり好きな作家さんの好きな日常が書いてあるエッセイは読めるようになった。
(ほんとに昔はエッセイなんてない方がいい!なんで現実に戻すんだ〜って怒りが湧くほど笑、好きな作品てあればあるほど、どこまでもフィクションでいてほしくてそんな事思っていた)
‘しあわせ’の定義はなんぞや
から考えさせられるタイトルのもと、
私が想像してた内容とは全然違い、いい意味で裏切られた、というか自分の陳腐な思考を超えて「そっかー」と思う場面がたくさんあった。特に、あとがきのお金の使い方のところは、妙に納得。そうなのかもな〜としみじみ。
角田さんの良いところ、
良いところも悪いところも
それぞれ味を楽しめて良い点を見つけられること!
まさか、
まずいラーメンが
‘しあわせのねだん’に入っているとは!!こーゆー考え方って素敵だなって感心しすぎて涙が出そうになった。
Posted by ブクログ
角田光代さんのエッセイを読むたびに思うけど、彼女は「普通の日常」を面白くする天才なんだと思う。
朝から仕事をしながら、お昼ご飯のことばかり考えていたり。見知らぬおばさんにお金をせびられて、その人の人生を勝手に想像して結局お金を渡してしまったり。ちょっと自虐的で、決して自分を大きく見せようとしない。そんな肩の力の抜けたユーモアは、どこかさくらももこさんを思い出させる。
ページをめくるたびに「次はどんな話なんだろう」と思えて、読み終わる頃には「ああ、まだ終わらないでほしい」と思った。
「しあわせ」の値段なんて人それぞれだけれど、こんなふうに日常を面白がれる人は、それだけでとても豊かなんだろうなと思う。
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