抗がん剤を使わなかった夫 ~すい臓がんと歩んだ最期の日記~

抗がん剤を使わなかった夫 ~すい臓がんと歩んだ最期の日記~

1,650円 (税込)

8pt

4.1

2022年5月、夫・叶井俊太郎の「顔や体が黄色くなる」ことから始まった、私たち家族と「すい臓がん」の記録。
いまの日本において、「抗がん剤を打たない」という選択はとても少ないなか、叶井は抗がん剤を一切からだに投与することなく1年9カ月を生きた。 くらたまは言う。「自分の命や人生の在り方を決めるのは本来自分自身のはず。でも日本では一旦がんを発症すると自分の死に方、生き方が全部医者に丸投げになってしまうケースがほとんど。そうじゃない生き方ができること、何をして何をしないか自分で決めてもいいことに気付いて欲しくて筆をとりました。
〝自分で選べる〟って当たり前のことを、知らないままの人が多いんです」。 〝がんの王様〟とされるすい臓がんにかかりながら、抗がん剤治療を受けなかった夫は、どのように生きたのか……
まだどこにもそんな例がとりあげられていないなか、確固たる意志を貫いた生き様を、貴重すぎる家族の記録を、妻である倉田真由美が、自分の言葉で綴った640日間。

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抗がん剤を使わなかった夫 ~すい臓がんと歩んだ最期の日記~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    妻の父ががんで吐血して入院し、妻の母から勧められた本。
    内容的にじっくり読みたく無かったのもあるが、妻より先に読み終わってしまった。
    自分の場合は介護する側ではなく、当事者の方にもかなり感情移入してしまった。私もいざこうなったらこういう事を言いそうだな、いや、ここまで気力がもつだろうかと…
    この本は

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    2022年5月、夫・叶井俊太郎の「顔や体が黄色くなる」ことから始まった、私たち家族と「すい臓がん」の記録。
    いまの日本において、「抗がん剤を打たない」という選択はとても少ないなか、叶井は抗がん剤を一切からだに投与することなく1年9カ月を生きた。 くらたまは言う。「自分の命や人生の在り方を決めるのは本

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    テレビでそこまで言って委員会 に倉田真由美さんが出ていて
    ご主人が抗がん剤を使わないで亡くなった
    検索しても 抗がん剤を使わない過ごし方が
    出てこなかったので 本にしました。

    と言ってられて すぐに取り寄せました。

    夕方に本が届いて 一気に読みました。

    森永卓郎さん推薦 
    なんて書いてあるので

    0
    2025年02月16日

    Posted by ブクログ

    ガンになったら放射線治療と抗がん剤治療はセットだと思っていたけれど、自分の体は自分自身が決めて治療を続けるか緩和に向かうか選択出来るよと言ってもらえる主治医に逢いたいと思えた。

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    結末を知った上で読む闘病記は、やっぱり辛い。
    夫が余命宣告され、標準治療をしないという決断をする。それを側で支え続けたくらたまさん。
    あっけらかんとした本人の横で、グズグズと泣いてしまうくらたまさんがいいなと思った。
    気丈に振る舞って涙も見せない…という人もすごいけど、泣くということで心が浄化される

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    「すい臓がんと闘った」ではなく「歩んだ」という表現が、くらたまさん家族を表している。

    旦那さんの食欲と、何よりも生きることへの執着がないことに驚く。
    こんなにはっきりと「思い残すことはない」と言える人がいるのか。存じ上げない方でしたが、どんな風に考えて人生を送ってきたのか、頭の中と記憶を覗いてみた

    0
    2025年06月02日

    Posted by ブクログ

    膵臓癌を患い抗がん剤を使わずに思い残すことはない、いつ死んでもいい、とまっすぐ生きた叶井さんとその妻のくらたまさんの日記。

    叶井さんが、食べたいものを食べ、行きたい場所に行き、いつ死んでもいいくらい後悔はない姿、明るく最期まで生きる姿がすごかった。

    当初の余命宣告をはるかに超え、誕生日を迎え、新

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    標準治療を一切しなかった著者の夫。黄疸に気づき膵臓がんと診断され、抗がん剤を一切しないと選択した人の記録はない、確かに。途中までして止めるなどの人が多い印象。自由診療はお金もかかるし診てくれる先生も限られる、おすすめはしないが後悔していない、と言い切る姿が夫婦仲を物語る。後悔しない看病は難しいと思う

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    すごいと思う。
    余命半年の膵臓癌と宣告されても、落ち着いて淡々と現実を受け止める叶井さんの姿に驚かされるばかりだし、
    何としてでも生きてほしいと望んでもおかしくないのに、
    夫の望みをそのまま受け入れた、妻の倉田さんの姿も胸を打ちました。
    どこで生まれて、どんな風に亡くなるかは
    自分では決められないと

    0
    2025年05月11日

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