角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
さっと手に取った短編小説。
いい意味でそれほど残らない、頭の中にサササッと溶け込んでいくような物語だった。
恋愛ものというそういった雰囲気はあまり感じられなかったが、物語の主人公各々が自分自身を見つめ、過去と対話している点がなんとなく心地よかった。
短編小説者のほとんどに共通している点が、各々の他人にとってはそれほど大きくないが、自分には印象に残り、頭に居座り続ける、そういった過去を回想しているということ。
梅雨の時期の涼しい夜の中、雨の音に溶け込みながら読んだという瞬間の切り取りが自分の中に強く印象付いた。
梅雨、夜の雨、涼しい夜風、等々こういったものを肌で感じたときに、ふとあのときあん -
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Posted by ブクログ
ネタバレ抱えきれないこの気持ちをわかってくれなくていい。
小学生、中学生、高校生。恋愛、友情、いじめ、人間関係。少女の学校生活はそんなに単純じゃなくて、もやもやは大人どころか同級生の誰にも伝わらない。
「パーマネント・ピクニック」違う学校に進学した同級生の死と、一緒に死のうと約束した友則とのズレ。いつもどこかへ歩いていくおばあちゃん。主人公の割り切れない気持ちは、多かれ少なかれ誰もが抱いたことがあるのでは。同級生の男子は、自分よりももっと単純で俗物。けれど、主人公も結局は自分の気持ちを持て余し、その単純な友則に慰められるしか、今は行くところがない。
「放課後のフランケンシュタイン」自分の中の熱を -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本に関係ない話も多く含まれており、不快な気持ちにさせてしまうかも知れません。ご了承の上お読みください。
2ちゃんねる創設者のひろゆきに最近ハマってる。
ひろゆきさんが角田光代さんをボコボコに論破してる動画を見て、角田光代さんの本を読んでみたくなって、家の本棚にあったこちらを手に取りました。
たしかに本当に角田さんが妊娠したかと錯覚するほど心情の揺れ動きが自然で緻密で、それでいて読みやすかった。
しかしながら!どうしても読書中に論破されヒスを起こしてる角田さんがチラついてしまうのだ!!
あの動画をみる前にこの本を呼んだらもっと楽しめたのに!
ペンネームはペンネームだけであって