角田光代のレビュー一覧

  • 東京ゲスト・ハウス

    Posted by ブクログ

    なんか面白そう!と期待したけど大して面白くなかった笑 短くて良かった、くらいしか感想がない。。

    バックパッカーをすると確かに日本の便利さや清潔感、食の美味しさに感動する。その後「海外はこうなのに、全く日本は」みたいな謎の優越感に浸ったりもする。でも2,3週間もたてばすっかり日常生活に戻り、久々に会った友達や家族に思い出話をしながらそのファンタジーみたいな時間はやはり一時的なものであったのだと認識し、しっかり現実を見てまた前に進んでいこうとする感覚があった。この本の住民はちょっと旅が長過ぎたのかな…何事も引き際が肝心だよね。

    0
    2022年02月20日
  • 私のなかの彼女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    田舎から出てきた平凡な大学生の和歌。1つ年上の仙太郎という初彼氏がいる。仙太郎は都会っ子で、バブルの趨勢も手伝って、在学中にイラストレーターとしてブレイク。和歌には物書きをしていたと考えられる祖母がいた。母はその祖母を嫌い、和歌に普通の女性の幸せを望む。就活もしないでいた仙太郎に勧められ、ひとまず就活し、仙太郎と祖母の影響を受けて、小説を書き、ブレイクする。本人には言わないものの就活前後は仙太郎との結婚を望み、ブレイクしたら同棲を誘われ始める。書くことに夢中になると家内は荒み、妊娠、流産。
    和歌より先にブレイクし、同じようなことを経験し、生活リズムもしっかりしている仙太郎。長い仙太郎との生活は

    0
    2022年02月17日
  • ドラママチ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『待つ』ことをテーマに描かれた、8編からなる短編集。

    物語ごとに、待っているテーマは違うんですが、やっぱり人は『待つ』という行為のその先には、なにかしら期待するものがあるんだろうなー。という気がします。

    私が好きなのは「ヤルキマチ」と、表題作の「ドラママチ」

    「ヤルキマチ」は、タイトルが今の私にピッタリな感じ。
    私のやる気はいつ出てくるんでしょうか。誰か教えてください。

    「ドラママチ」は、自分の人生が少しでもドラマチックになることを期待してるのにも関わらず、現実はどうやっても現実で、それ以上でもそれ以下でもない感じが、なんか分かるなー。って感じです。

    人生って、意外と劇的ではないんで

    0
    2022年02月17日
  • 庭の桜、隣の犬

    Posted by ブクログ

    元は他人同士。
    紙切れ一枚の関係。
    努力を惜しめば、夫婦なんてあっという間に別々の道を歩いていける。という、そんな怖さを描いているようなお話。

    でも、元は他人同士だった二人が、たった紙切れ一枚の関係になるまでは、お互いそれなりに愛情を注ぎ努力をしてきたはずなのに、結婚という言葉に安心しきってしまうのか、お互いを思いやる気持ちをいつのまにか忘れてしまっているような気がするんだなー。と、自分自身に言ってみたりする。

    なんだか夫婦の本当の姿を描いた作品で、読んでて自分の心を見透かされたようで、ドキッとしちゃった。

    0
    2022年02月17日
  • なくしたものたちの国

    Posted by ブクログ

    一人の少女を通して「いつの間にかなくしてしまったもの」をテーマに物語が書かれている。5つの短編集。

    おもちゃ、恋愛、友情、本、学生時代、家族と過ごした時間、いつのまにかなくなっていたものを思うって切ない。

    読んでいくうちに、自分が自然となくしてしまったものに気付かされて泣けてしまった。何かの本でみた、「失恋したときに辛いのは、相手がいなくなったことよりも、その人を想う自分が引き裂かれたようで辛いから」という言葉を思い出した。

    今やりたくてもできないことや、なくしてしまったものに思いを馳せるのではなく、今生きている時間を大切にしたいと思った。

    角田さんのファンタジー要素の入ったお話は読ん

    0
    2022年02月16日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    Posted by ブクログ

    よそのお宅の猫を覗かしてもらえる番組
    「NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。」の本です。

    夫が養老先生のお宅に行くと まるが居て
    邪魔だったよ。とチロじゃなかったの?
    と聞くと、ウーン?ドスンと座ってたけど?
    それに、わざと邪魔な所に居るんだよ。
    またいで、通ってたんだよ。と
    嫌われていたのかしら?

    自分の思い出になってしまった猫たちを重ねて見てしまいます。
    猫の下僕となった人間も、そうなのよねー。
    と共感してしまいます。

    テレビで、いくちゃんとたまちゃん・カグラちゃん・大ちゃんと見てその下僕化した作家さん達を見てうふふと癒されてます。

    この本が、何冊も続くと嬉しいんだけど。



    0
    2022年02月11日
  • キッドナップ・ツアー

    Posted by ブクログ

    親子関係がイマイチわからなく共感もできず終始戸惑いながら読み進んでました。
    んー、、、家族の絆的なこととか人生の楽しみ方みたいなのを汲み取るとこらなのですが、人物像を想像できないまま夏が終わってしまいました。
    タイトルは面白そうだったのですが。

    0
    2022年02月07日
  • 100万分の1回のねこ

    Posted by ブクログ

    短編集は、滅多にかわないが、表紙の絵に釣られてしまった。みなさん、楽しんで書いているようで、遊び心のあるお話が多かった

    0
    2022年02月06日
  • あしたはアルプスを歩こう

    Posted by ブクログ

    登山したこともなくトレッキングとはなんぞや?の状態でイタリアのしかも雪山を登るなんて、知らないことへの恐怖と果敢に挑戦せざる負えないことの両端を味わわせてもらいました。
    自分も登山は好きだけで登山の醍醐味を言葉にするとこれだこれだと思いながら読んでいきました。そして雪山登山なんてとんでもないって思っていたので角田さんの紀行を読み、挑戦してみたくなりました。

    0
    2022年02月04日
  • だれかのいとしいひと

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    BBQ日和、海と凧が良かった。
    全体的に悲しく切ない日常の中で、でもその悲しみの中にある希望や喜びなどにピントを当てて描かれていてる。そんな感じだった。

    P135
    運命ってものがあったとしたら、そいつはものすごく簡単な、お手軽な、吹けばどこへでも飛んでいくような、とても無意味なものだと思うようになってしまって。

    0
    2022年02月03日
  • 私はあなたの記憶のなかに

    Posted by ブクログ

    どの小説も今から20年近く前に掲載されたもので、文章から醸し出されるノスタルジックな雰囲気がとても素敵です。静かな喫茶店で、ゆっくり時間をかけて一編ずつ楽しみたくなる一冊です。

    0
    2022年01月26日
  • 幸福な遊戯

    Posted by ブクログ

    短編集だと知らずに読んでしまったので、1話目の余韻が残ったまま2話目に突入。
    頭の切り替えがうまくいかずそれ以降集中力できませんでしたが1話目の余韻がとても長く続いてよかった。

    0
    2022年01月23日
  • 「いじめ」をめぐる物語

     

    購入済み

    いじめられた人、いじめた人、友人、家族、教師。いじめには、様々な当事者がいる。7人の作家がいじめを巡る人々の心を描く短編集。

    0
    2022年01月16日
  • ピンク・バス

    Posted by ブクログ

    終始スリラーのようなホラーのような雰囲気が漂っていました。もしいつか子供を身籠ったら気持ちがわかるようになるのかな。同じように聞こえる『妊婦』でも『お母さん』でも、環境によって全然違うから、わかる人とわからない人がいるだろうから、わたしはどっちなんだろう…

    (以下関係ないお話をちょっと…)
    いろんな人や本や映画に出逢ってから「子供って別に血の繋がりとかあんまり関係ない(わたしにとって)」と自然と、そしていつの間にか思うようになっていました。わたしの育った環境にもよるのかもしれないけれど…
    歳を取ったらまた気持ちは変わるかもしれないけれど、いまは、幸せを新しくつくるより、幸せになれるはずの芽に

    0
    2022年01月15日
  • 人生ベストテン

    Posted by ブクログ

    日常に起こる、ちょっと非日常な出来事。
    誰にでも起こりうることなのに、ひょんなきっかけで、今まで心に蓋をしていたものが顔を出して…またたく間に、違う日常へ動き出す。

    どの物語の女性も、悩んでいて、少し滑稽で、強がっていて、寂しそう。でも、どの人もどこか自分に似ていて、「分かるよ、そういう時ある!」と共感して抱きしめたくなってくる。丁寧な心理描写が素晴らしいです。



    0
    2022年01月11日
  • 平凡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    平凡ってなんだろうなと思って読んだ。みんな平凡なようでいて人にオープンにできない悩みや苦しみをそれなりに抱えている。本書では普通の人はそれらに対してどう向き合うかということが描かれていると感じた。

    0
    2022年01月11日
  • 今日もごちそうさまでした

    Posted by ブクログ

    私も偏食が凄かった…いや今も凄いけど… .
    お酒を飲むようになって食べれるようになったものってやっぱり多いかも…
    そうか…白子ね… しらこ…
    食べてみようかな??.
    そして今日の夕飯はどうしよう

    0
    2022年01月06日
  • キッドナップ・ツアー

    Posted by ブクログ

    角田光代の代表作の一つということで読んでみた。子供の誘拐がテーマと聞いて、八日目の蝉をイメージしたのだが、ハートウォーミングな物語だった。

    夏休みが始まり、退屈を持てあましていた主人公の前に離婚した父親が現れる。父は「誘拐」という言葉を使い、予定の決まっていない旅に主人公を連れ出すのだった。

    行き当たりばったりな父の行動と、反抗しながらもその生活を楽しみ始める娘。海から山の寺、そしてキャンプ場。父親は所持金が少ないらしく、後半の旅はまるでホームレス親子のような状況だ。しかし、悲壮感はない。口うるさい母親から離れ、だらしないが自由な暮らしの父親との時間を愛おしむ主人公。

    「八日目の蝉」や「

    0
    2022年01月05日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

    Posted by ブクログ

    年を重ねることの面白さみたいなもの

    きっと10年経っても、わたしはわたしが思っているほど、生きるのが上手になってない。
    それでも、ひとつひとつ重ねていくうちに、今は感じられない面白さ、楽しさ、苦さまで、感じられるようになるんじゃないかな。

    それが少し楽しみだ。

    0
    2021年12月23日
  • 薄闇シルエット

    Posted by ブクログ

    アラフォー女子の悲哀を描いたような小説で、何も変わらず今のままでいられたらそれで良いんだけど時間と共に周囲が変わっていくことは避けられない現実というのは年齢性別を問わず分かる気がする

    0
    2021年12月17日