角田光代のレビュー一覧

  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    7人の作家によるエッセイアンソロジー。
    もともと『考えるマナー』『楽しむマナー』という本の中からエッセイを抜き出して、子どもの悩みや質問に対する回答という形式で再編集されている。
    サブタイトルに「迷回答」とあるが、そもそも質問に答えるために書かれた文章ではないため、答えになっていない「迷回答」になるよね、とは思う。
    子どもの素朴な質問に対して作家が答えてくれた本だと思えば肩透かしを食らうし、一方で様々な作家たちの気軽なエッセイだと思えば楽しめる一冊。

    好きなエッセイは
    三浦しをんの「ボウリング最弱王決定戦」
    高野秀行の、ありがとうを言わない民族と褒めることについて。
    角田光代のクヨクヨしてし

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    2023年01月06日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    角田光代さんのエッセイ集。なかなか友達と飲み会をしたり、お喋りで盛り上がったりできないコロナ禍の今、そんな時間を擬似体験できたようで楽しかった。高校の同級生との飲み会や仲の良い友達との女子会などでのお喋りって、ほんとたわいもない事や、後で思い出してもほとんど意味のないバカ話だったりするけど、そういうのってとっても大切な時間だったりするんですよね。一日も早く、みんなで集まって、そんなバカ話で盛り上がれるような日が戻って来るといいなぁ。

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    2022年12月30日
  • これからはあるくのだ

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    自転車を毎日のように乗っている私には『これからはあるくのだ』の話しは衝撃的!こんなことがあったら確かにもう自転車には乗れなくなる。
    免許は持っていないけどドライブインが好きだったり、乗らなくても空港に行くとワクワクするのも何だか親近感。 
    こんなふうにエッセイが私にも書けたらなぁ〜
    自分の平凡な毎日もなんだか楽しくなりそう。

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    2022年12月29日
  • ビジードッグ

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    この犬のキャラクターが好きでグッズを持っていましたが、絵本は初めて読みました!見た目とは違い忙しい犬だったのですね。犬の中で一番可愛いです。

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    2022年12月27日
  • こどものころにみた夢

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    各小説家の夢を覗いているような本。

    夢では、めちゃくちゃな展開や風景が不自然じゃないのよね。

    あの現実と夢の境目が分からないような浮遊感が色々なお話に盛り込まれて、共感しつつ読める部分もあった。

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    2022年12月24日
  • マザコン

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    角田光代による母親考察短編8作品。鋭い洞察もあり、作者の歪んだ娘時代の投影かと思わせる母子関係あり、逃れられない母親からの呪縛など読み応え十分。「おれがマザコン?」っていうのも鋭い母親観察!

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    2022年12月09日
  • こどものころにみた夢

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    感想
    夢を物語ることの楽しさ。子供の頃は誰でも行っていたのに今はしなくなってしまった。楽しさと朗らかさを覚えながらもどこか郷愁を感じてしまう。

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    2022年12月07日
  • 空中庭園

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    「何ごともつつみかくさず」をモットーとしている家族という感じで始まる、家族それぞれの視点をもとに描かれた短編集。
    異なる視点で描かれていく一つの家族という面白い設定なのですが、個人的にキャラクターにあまり魅力を感じることができず、ダラダラと読み終えてしまいました。

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    2022年12月04日
  • 庭の桜、隣の犬

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    数ページ読んで5, 6年前に一度読んだ小説と気付いたが、記憶が朧げでほとんど忘れていたので再読。

    感想は、こわい。
    解説でも始めに怖いと書いてあって、全くの同意見だと思った。

    誰も死なない、誰かに同情されるような境遇でもない、なのにこわい。
    角田さんの小説は、時々猟奇的で不気味さを孕んでいて心から怖いと思う時がある。(みどりの月が割とトラウマ)

    本作の主人公、房子・宗二夫妻は徹底的にズレている。
    お互いに特に不満はないはないけれど、だからといってなぜ夫婦をしているかもわからないようなゼロの2人。
    虚無感がすごい。
    でもなんとなくわかる気もする。

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    2022年12月02日
  • 私たちには物語がある

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    著者の本との関係性がとても素敵だと思った。


    p18
    カラー版の星の王子さまを持ってきてくれたおばは、私が中一のときに亡くなっていた。彼女が持ってきてくれたその本もすでに手元にはない。けれどその本に書かれていることを理解したとき、その物語を、物語の世界を、言葉のひとつひとつを、もう一度おばから受取ったように思えた。九年という時間を飛び越えて、再度手渡された贈りものに、私は感じられたのである。

    百人いれば、百個の個性があり、百通りの顔がある。つまらない人なんかいない。残念ながら相性の合わない人はいるし、外見の好みもあるが、それは相手が解決すべき問題ではなくて、こちら側の抱えるべき問題だ。つま

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    2022年11月29日
  • トリップ

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    『百合と探偵』という話は離婚した中年の女が魅力的で面白かったが、その他はあまり響かず。
    全体的に毒気のある作品で、それはそれで良いのだが、人の容姿に関する描写が少々キツすぎるように感じた。

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    2022年11月28日
  • 空中庭園

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    隠し事のない家庭にしよう!と娘の生を授かった場所を聞かれたらあっさり近所にあるホテル野猿っていうことまで包み隠さず答えるような家族とその周りの人たちそれぞれ6人の視点が書かれた短編集

    父は二人の愛人がいて、
    母は自分の母を嫌悪していて早く逃げ出すために計画的に父と妊娠して理想の家族を作ろうと必死になっていて、
    高校生の娘はショッピングセンターで会ったキモい親父とラブホで行ったりしてて(このエピソードが一番よくわからなかった。)
    他は中学生の息子、母方の祖母、愛人視点

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    2022年11月28日
  • 空中庭園

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    この話は極端だけれど、家族というのは、そういうもの。家族、学校のクラス、部活、会社の部署、プロジェクトメンバー、バイト仲間。いろいろある社会の集合体で、無理やり内を向いて成り立たせなければならない。
    それぞれの章を読むと、この登場人物たちの誰も悪く思えない。ただ、私は女性なので男側にはやっぱり少し腹立たしさを感じる。
    後味はよくはないけど、進研ゼミの無料電子書籍にあったので、角田さん好きだし、読んでみた。

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    2022年11月20日
  • 薄闇シルエット

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    相変わらず辛辣な主人公…
    そこまで意地を張らない方が生きやすいのでは思ってしまうが、意地は個性なので捨てられないということか?
    城を築くという表現が新鮮
    結婚はつまらないもの、と突きつけられて
    付き合った先
    自分で楽しみ方を見つけたもの勝ち

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    2022年11月08日
  • 庭の桜、隣の犬

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    夫が、仕事で忙しく家に帰れないときのために部屋を借りたいと言う。
    何もない部屋。だけど落ち着く。
    早くに仕事が終わった時も自宅に帰る気になれない。

    夫の父親は亡くなっているが、母親は息子の家を訪ねてくる。
    どうも婚活パーティーに出るらしい。

    夫が浮気をしているのを知っても何も感じなかった妻。
    その妻が夢中になったのは、夫の母親の再婚だった。

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    2022年11月06日
  • 平凡(新潮文庫)

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    表紙の絵が可愛くて好きです。
    あの時、選ばなかった選択肢を選べば、選んでいたら、何かが変わっていたのではないか。と思うことはありますよね。平凡、なるほど、とゆったり自分のことも考えながら読める小説でした。最初のお話の友人不倫カップルと旅行の話だけはちょっと違いがあったと思いますが、後のお話はだいたい似たようなお話だったなと思います。だいたい不倫、離婚がある話。

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    2022年10月29日
  • 源氏物語 下

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    637ページに渡る下巻、1週間かけて読み終わりました。源氏物語のうち、光君が亡くなった後の宇治十帖。スーパースターとも言うべき光君とは違い、人間臭さが溢れている男2人、女3人の物語。最後は「えっ、これで終わり?」という呆気なさで終わってしまうけれど、訳者あとがきで書かれているように、これから先は読者の想像に委ねられているのだと思う。
    何にしてもこの大長編を読み終えた達成感がものすごい。そして、これを訳した角田光代さんや編集者さんの偉業に拍手を送りたい。とても読みやすい訳で、すらすらと読めた。読書好きとして、源氏物語を通読できて良かったし、ありがたく思う。

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    2022年10月14日
  • 薄闇シルエット

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    角田光代得意のダメ男と別れられない女の話と思ったら、ダメ男は真っ当な人間になって主人公から離れていってしまう意外な展開。しかし終盤布絵本ビジネスの辺りからちょっと無理のある着地になってしまった感がある。

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    2022年09月20日
  • ご本、出しときますね?

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    若林さんと人気作家さんとの対談形式の本です

    作家さんって孤高な存在のような気がしていたけど、
    みんなそれぞれ(いい意味で)普通に人間なんだなって思いました。

    創作活動の話も聞いてみたかったですが、
    ゆるい内容だったので1日で読めました。

    ここから興味を持った方の
    著書を読んでいこうと思います!

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    2022年09月16日
  • 異性

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    恋愛カースト制度的に最下層で燻りっぱなしの者としては、ハートをグッサグサさされまくった一冊であった。

    恋愛、男と女をベースに、二人の作者が「前章の一部を引用して」書き続ける。
    対話のようで、対話とは少し違って見える。

    面白い。

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    2022年09月14日