角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2020.03.26
映画前の待ち時間から2日で読み終わる
旅から帰ってきた男の帰る場所とは
本当の純度100%の自分とは
アジア旅行から帰ってきた男 アオキ
恋人には彼氏ができていて
旅で出会った人の家へ居座る
来るもの拒まず去る者追わず
誰にも干渉せず 倉林さん
吃音気味 マイペース男 ヤマネさん
はちゃめちゃガール カナ
の彼氏 フトシ
謎の ちゃんとしようよ!女 ミカコ
急に現れたしつこいおじさん 王様
ちゅうかね男 キーちゃん
この人だけが本当に普通の感覚
お土産なんかいらない。
何を感じて、どう思ったの?
それを聞きたい
その言葉に震えた マリコ
誰だって本当の自分と -
Posted by ブクログ
主人公が妊娠をしてから、子供を産む直前までのお話。
わかるーと思う部分がいっぱい。
赤ちゃんを授かったのはとても嬉しいことだけど、一昼夜でお母さんになんてなれるわけがない。
毎日毎日を過ごしていく中で、少しずつ少しずつ実感と自覚をしていくものであり、その中では「こんなこと考えるなんて母親失格では...」と思うようなことも多々。
この作品の主人公は、子供ができて嬉しくない、と旦那さんにばっさり告げる。
ここで怒らずに、おろすなんて許さない、と泣く旦那さん。物語全体を通じ、この旦那さんの器の大きさと愛情深さにぐっときた。冷やし中華のくだりとかたまらない。
徐々にお腹な中の赤ちゃんを愛おしく -
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Posted by ブクログ
ネタバレ凄い勘違いをしておりました。この小説、てっきり、長編だと思っていたんです。「人生ベストテン」という名の、長編小説だと。一章ずつ、人生で起こった出来事ベスト10を一つずつあげていっている形式なんだろうなあ、という、
「第一章 人生ベストテン第十位 ほにゃらら」
「第二章 人生ベストテン第九位 ほにゃらら」
で、最終章が、ベストテン第一位で終わる、という、そんな形式の長編なんだとばっかり思っていたら、読み始めて、あれ?なんだか違うぞ?と。いきなり、全然関係ない話っぽいぞ?と。
なんと、ふつうの短編集でした。で、その短編の、一応は一番のメインが?タイトルにもなっている、「人生ベストテン」だぞ。とい -
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Posted by ブクログ
みどりの月
幼少時に発達障害を疑われていた主人公。
療養で日記をつけることを習慣にさせられて以来、次第に未来日記を書くようになっていた。だが、そこに書いたことはもちろん中々実現されず、実現されなかったために、主人公は自分が今生きているこの人生は間違いで、本当の未来はどこか違うところにあるのだという認識が拭えなくなってしまう。
けれど奇妙な同居生活を経て、ようやく何一つ思い描けない場所を、予定外の自分を、みてみたいと思えるようになる。
かかとの下の空
離婚目前の若い夫婦がアジア放浪の旅先で、ヤバイ女(マリコ!)に出会ってつきまとわれ続ける話。 -
Posted by ブクログ
自分の人生を自分で切り拓くことが今よりもずっと難しい時代を生きた、両極端な性格の二人の女性の物語。
左織は、良く言えば時代に忠実に、悪く言えば長いものにただひたすらに巻かれて生きてきた。お見合い、結婚、出産、専業主婦へ転身・・・というまさにその時代の女性を絵に描いたような人生を歩んできた。
風美子は、負けん気が強くて活動的な。女性の社会的活躍がまだ困難だった時代に、家庭料理研究科として名を馳せ、一躍有名人となる。
戦時中、小学生だった二人は同じ疎開先で暮らした。二十代で再会し、左織の夫・温彦の弟と風美子が結婚したことで義姉妹になり、六十代まで家族のように過ごした。
左織の生き方や考 -
Posted by ブクログ
なるほどなあと思った。字のないハガキ。手紙、ハガキって必要だなあ。
これだけスマホがあって便利に連絡がやり取りできるようになっても、上っ面の文字の数ばかりが増えたような、本当に相手を思いやるやり取りとは何かについて、考えさせられた。
手書きで丸、ばつ、それだけをやり取りなのに、その人が伝わってくる。毎日ハガキを待っている家族の気持ち。そしてポストに投函することで、待っていてくれている人と、つながっているような気持ちになる。
大切な人ができたら、こんなやり取りしたいなあと思った。そして郵便やハガキは、どれだけネットが便利でもなくなってほしくないと思う。