角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ『待つ』ことをテーマに描かれた、8編からなる短編集。
物語ごとに、待っているテーマは違うんですが、やっぱり人は『待つ』という行為のその先には、なにかしら期待するものがあるんだろうなー。という気がします。
私が好きなのは「ヤルキマチ」と、表題作の「ドラママチ」
「ヤルキマチ」は、タイトルが今の私にピッタリな感じ。
私のやる気はいつ出てくるんでしょうか。誰か教えてください。
「ドラママチ」は、自分の人生が少しでもドラマチックになることを期待してるのにも関わらず、現実はどうやっても現実で、それ以上でもそれ以下でもない感じが、なんか分かるなー。って感じです。
人生って、意外と劇的ではないんですよね。
でも、やっぱり自分の人生って、みんな何かしらの期待をもって生きているんだなー。なんてことを思いました。 -
Posted by ブクログ
一人の少女を通して「いつの間にかなくしてしまったもの」をテーマに物語が書かれている。5つの短編集。
おもちゃ、恋愛、友情、本、学生時代、家族と過ごした時間、いつのまにかなくなっていたものを思うって切ない。
読んでいくうちに、自分が自然となくしてしまったものに気付かされて泣けてしまった。何かの本でみた、「失恋したときに辛いのは、相手がいなくなったことよりも、その人を想う自分が引き裂かれたようで辛いから」という言葉を思い出した。
今やりたくてもできないことや、なくしてしまったものに思いを馳せるのではなく、今生きている時間を大切にしたいと思った。
角田さんのファンタジー要素の入ったお話は読んだことなかったけれど、こういったお話も好き。 -
Posted by ブクログ
よそのお宅の猫を覗かしてもらえる番組
「NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。」の本です。
夫が養老先生のお宅に行くと まるが居て
邪魔だったよ。とチロじゃなかったの?
と聞くと、ウーン?ドスンと座ってたけど?
それに、わざと邪魔な所に居るんだよ。
またいで、通ってたんだよ。と
嫌われていたのかしら?
自分の思い出になってしまった猫たちを重ねて見てしまいます。
猫の下僕となった人間も、そうなのよねー。
と共感してしまいます。
テレビで、いくちゃんとたまちゃん・カグラちゃん・大ちゃんと見てその下僕化した作家さん達を見てうふふと癒されてます。
この本が、何冊も続くと嬉しいんだけど。
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Posted by ブクログ
終始スリラーのようなホラーのような雰囲気が漂っていました。もしいつか子供を身籠ったら気持ちがわかるようになるのかな。同じように聞こえる『妊婦』でも『お母さん』でも、環境によって全然違うから、わかる人とわからない人がいるだろうから、わたしはどっちなんだろう…
(以下関係ないお話をちょっと…)
いろんな人や本や映画に出逢ってから「子供って別に血の繋がりとかあんまり関係ない(わたしにとって)」と自然と、そしていつの間にか思うようになっていました。わたしの育った環境にもよるのかもしれないけれど…
歳を取ったらまた気持ちは変わるかもしれないけれど、いまは、幸せを新しくつくるより、幸せになれるはずの芽に毎日お水をあげる方が、わたしにとっては「素敵だな」と。