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Posted by ブクログ
角田さんの本が好きで、もっと知りたくて読んだエッセイ本。
角田さんが一人で世界中旅していたり、トレイルランやボクシングなどのアグレッシブなスポーツをしたりする方だと想像していなかったので驚いた。自分の興味があるものにぽんっと入って取り組んでいく姿が素敵で、こういう年のとり方をしたいなと思った。
三浦しをんさんとの対談の中で、本の選び方でジャケ買いや好きな作家から選ぶ他に「書評を見て選ぶ」と言っていてそんな選び方があるのか〜!と目からウロコが落ちた。文庫の一番後ろにあるから一番最後に読むものだと思いこんでいた。
生活や恋愛、本に関する対談にしても(一番好きな「さがしもの」の「彼と私の本棚」に少し言及されていて嬉しかった)、人生の先輩の話を隣で聞いているようで居心地の良い本でした。
Posted by ブクログ
三浦しをんさん等との対談も収録したエッセイ集。
厳しい母親に育てられた反動で、きれいに整理整頓された家の中は落ち着かないという著者。相当なトラウマと化してる様子。
買ってきた本を玄関の上がり口に座って読み始めることがあるという三浦しをんさんの言にクスリとさせられた。
また、本格ミステリーは殺人を描くにもややこしい殺し方をするが、ハードボイルド作家にしてみると、そんなの中国人の殺し屋に十万円渡せばすぐに殺してくれるとなる、という船戸与一氏の言も可笑しかった。
「書評を書くうえで私が禁じ手にしているのは、最後にひっくり返すやり方です。『こういうところがよかった』と褒めておきながら、最後で『だが、ここはいただけない』とやったり、逆にすごくけなした後に、『しかし、ま見るべきところもある』とする手法は、どっちにしても、私はしたくないと思っている」というしをんさんの言にどきりとする。ともすれば私もそんな書き方をすることがあるので。
後半の恋愛論はなかなかすんなり腹に落ちなかったが、「ときに自分自身を否定すらして、価値観をすりあわせようとする。そんあこと、恋愛でなきゃできっこない。」という部分にはそういう面もあるかなと感じた。
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