角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
無関心、無感情ということほど怖いことはあまりないのではないかと思う。
夫婦なら、長く暮らしていくと、やはりもとは他人なので
相手の行動に対して苛立ったり年月が経つと前よりもそっけなくなったりするのかもしれないが、
私は、根底にいつも愛情は持っていて、相手のことを大事に思っていたい。
だが、房子は、夫に対して愛がないのではないか、と思ってしまうくらい相手に対しての感情がない。夫が四畳半の家を借りるのにも無感情。浮気にも何でも無感情。怒ったりする「振り」をしているだけで、実際は何の感情や欲望も持っていないのだ。
房子は、昔からそんな性格である。何に対しても。良く言えば放任主義、悪く言えば無感情。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ発展途上国の子供たちの支援に力を入れている国際NGO『プラン』が推進する「Because I am a Girl」キャンペーン。これは、女性であるがゆえに様々な困難に直面する途上国の女の子たちの問題を訴え、彼女たちが「生きていく力」を身につけることを目指すグローバル・キャンペーンだ。
そしてこの本は、その主旨に賛同する各国の作家たちが様々な支援の現場を視察し、その体験をもとに執筆するという形で発行された7人の作家による書き下ろし短編集。
ドキュメントあり、深刻な現場にインスパイアされたフィクションもあるが、今日もどこかの国で暮らす名もなき少女たちの真実に迫る物語だ。 -
Posted by ブクログ
人気著作も数多い作家の角田光代さんと、歌人の穂村弘さんが、同じテーマ…主として恋愛について自分の考えをや意見を述べたちょっと風変わりなエッセイでした。
「1.好きというハードル」「2.内面か外面か」「3.おごられ女、割り勘女」
・・・・・・・「17.男の勲章、女の勲章」「18.錯覚と致命傷」
「21.ファッションがアピールするもの」・・・・・etc
全部で「24」あるテーマについて、それぞれのエッセイが対比されるように書かれているのですが、こんなにも男女の間で考えが違うのかと、興味深く読めました。
一つ例にとるなら「おごられ女、割り勘女」。
女性の角田さんの文章を読んで穂村さんは驚いたと