角田光代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ仲間の中で、主人公が変わっていく連作短編集。
誰かが誰かを気にしてて、でもその誰かは別の誰かと・・みたいなね。ドロドロしたものではなく、大人だから心の中で相手に嫉妬したり、見下したり、立場によっていろいろ。
結婚している人もいるし(離婚したけど)、年下の彼氏がいることもある。それでも、昔の仲間を忘れられない。そんなものかね。
思い出は美化されるっていうし、それこそ立場によって同じ人間でもまるで違う人物に見える不思議が描かれていておもしろかったな。
万人に受け入れられ、好かれるもしくは嫌われる人っていないんだよね。
どんな悪い人(浮気性、やくざ、浪費家なんでも。大なり小なり)でも、理解しよう -
Posted by ブクログ
【本の内容】
中古で買った愛車「ネモ号」に乗って、当てもなく道を走るぼく。
とりあえず、遠くへ行きたい。
行き先は、乗せた女しだい―高校の同級生だった春香、バーで偶然隣合わせていたトモコ、ヒッチハイク中の年上女…助手席にやってくる奇妙な彼女たちとのちぐはぐな旅はどこまで続く?
直木賞作家による青春ロード・ノベル。
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あてもなく遠くへもっと遠くへ…。
“ぼく”は、買ったばかりの愛車「ネモ号」に高校の同級生を、バーで知り合ったトモコを、ヒッチハイクの年上の女を乗せて旅する。
出たとこ勝負で流されっぱなしのたよりなさが漂う。
「カップリング・ノーチューニ -
Posted by ブクログ
【本の内容】
34歳フリーター、「タマシイのない仕事はしたくない」と、年下の同棲相手は失業中。
エアコンは壊れ、生活費の負担は増えていく。
どんづまりの生活を変えたのは、はたちの男からかかってきた「テキ電」―私はちゃちな恋をした。
生き迷う世代を描き、フリーター文学とも呼ばれた著者の転換点となった傑作。
[ 目次 ]
[ POP ]
34歳の私は、失業中の年下の恋人と同棲。
雑文書きと飲食店のバイトでなんとか日々の生活をやりくりしているが、彼は仕事を探そうとせず、私によりかかっている。
先の見えない、生ぬるいにごった水の中を泳ぐような生活。
家賃を払う見通しも立たず、おまけに