角田光代のレビュー一覧
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毒母、毒親という概念が紹介されるようになってだいぶたつ。
自分とその母親の関係はどうだったのかなぁ、こどものを育てる母親として自分はどうなんだろう・・・と振り返りたくて、本書を読んでみた。
まぁびっくりする。世の中にはいろんなお母さんがいるんだな、と。うちの母親も結構強烈な人だが、毒でもなんでもないかも。
毒母に苦しんだマンガ家の田房永子さん、家族とか母子関係を描いた作品の多い角田光代さん、萩尾望都さん、母娘問題などに詳しい臨床家の信田さよ子さん、女性問題や家族関係、子育て論の社会学者で詩人の水無田気流さんと引きこもりを専門にしている精神科医の斎藤環先生との対談集。
それぞれの体験談も交 -
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西荻窪、わたしも大好きです。ノスタルジックで、楽しそうなお店が多くて。
ーー繁華街からほんの少し離れた、なんの変哲もないちいさな町、あくまでたとえばの話、東京の西荻窪あたりに、古い映画館がある。
観たことある映画が23本中7本程度しかなかったので、共感することは少なかったのですが、興味深く読ませて頂きました。三好銀さんのコミックを目にしたことがなかったのですが、今作ではちょっと違った角度からの視点が面白いなぁと。感想コミックではない、違った視点。
昔の映画をとても観たくなります。そしてわたしが昔観て好きだったキャリー、ブルーベルベット、17歳のカルテあたりをまた観たくなった。 -
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東京の中央線沿線の街でおこる女性たちのドラマが描かれていました。
高円寺、荻窪、吉祥寺、阿佐ヶ谷・・・、庶民的な反面学生の街の一面あります。商店街が充実してそうなイメージの街たちです。
コドモマチ、ヤルキマチ、ワタシマチ、ツウカマチ
ゴールマチ、ドラママチ、ワカレマチ、ショウカマチ
以上、タイトルにマチをつけた8つの短編集です。
どれもみな、現実から抜け出そうとしながらも抜け出せずにいる、アラフォー世代の女性を主人公にしていました。
平凡すぎる日常生活に、疲れはて、あきらめをしながらも、なんとか少しでも変化を見つけたいと日々格闘する主人公たちの姿が、主婦目線で描かれていてました。わかる、わ -
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大分昔に書かれた短編までもが収録されていたりする短編集でした…
個人的には最近の角田氏の短編のが好きですね…あとがきにもある通り、初期のやつはちょっと拙い感じが致しますし…いや、決してつまらない! というわけではないのですけれども…どうにも最近のと比べると見劣りしますかね。
ヽ(・ω・)/ズコー
表題作の「ロック母」なんてのも何だか異様な設定ながら決して現実離れしていないところが良かったです…やっぱし角田氏は日常に潜む恐怖みたいのを描かせると上手いですね! まあ、決して後味の良い短編ではないんですけれども…読まずにはいられない、みたいな不穏な匂いのする短編集でした…おしまい。
ヽ(・ -
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読んだ本をネタバレさせずにレビューするって、難しいなあと思う。
だって、ここがいいよね!とか、ここにキュンときた!とか言うだけではやっぱり伝わらないだろうなあと思うからだ。
川端康成の『伊豆の踊子』をばっさり切って、『みずうみ』ではっと気付くところなんか、もうものすごく共感する。
で、太宰治もしかり。
でも、それは私も読んでいる作品だからなんだろうな。
読んでない人にとって、この「感じ」がどこまで伝わるかは定かではない。私は、未読書について手を広げる気にはあんまりならずにいる。
斎藤孝の『古典力』は、そういう点では上手かったんだな。
でも、角田さんの感じが好きな人は、きっとこの一冊に -
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内容紹介
文芸編集志望の若手社員・那波田空也が異動を命じられたのは"税金対策"部署と揶揄される「ザ・拳」編集部。
空也が編集長に命じられて足を踏み入れた「くさくてうるさい」ボクシングジム。
そこで見たのは、派手な人気もなく、金にも名誉にも遠い、死が常にそこに横たわる過酷なスポーツに打ち込む同世代のボクサーたちだった。
彼らが自らの拳でつかみ取ろうとするものはいったいなんなのか――。
直木賞受賞作『対岸の彼女』、テレビ化・映画化で一大ブームを巻き起こした『八日目の蝉』など特にアラサー、アラフォー女性の圧倒的な共感を呼ぶヒット作を連発してきた角田氏が、
これまでずっと書いてみ