角田光代のレビュー一覧

  • 三月の招待状

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    一周回って、やはり角田光代さんの文章、内容が自分に合っていて、時間を忘れて読書してしまうことに改めて実感。ちょうど、年齢や置かれてる環境も共通点が多かったこの作品は、読み終わった後に心もすっとした。

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    2019年09月16日
  • 三面記事小説

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    三面記事って、よくある話・日常の話だから目新しくもないから取り上げられることもない話のイメージだったけど、そんな小さい記事の中にもこんな物語があるのかもしれない
    そしたらとっても胸糞悪いね

    話は暗いし絶望的だし、もう見返すことはないけれど
    こういう三面記事もよくある話で片付けちゃだめだと思った
    わたしって幸せ者だなって再確認した

    20190909

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    2019年09月10日
  • 紙の月

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    銀行の金を使い込む主婦の話。恋愛の物語としては非現実的ながらエンタメとして面白かった。映画化されるのもわかる。 女友達が超倹約家だったり、浪費家だったりと金の使い方がいろいろ語られる。金に苦労している時期だったので興味深く読めた。

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    2025年12月18日
  • 森に眠る魚

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    途中まで大変面白く読んだが 読み終えるとどうでもよい話だった。仲がよかったママ友達がお受験についての考え方、準備て心理戦を展開、次第に仲たがいしていく話。

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    2025年12月18日
  • ドラママチ

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    欲しいなぁ
    やりたいなぁ
    できるかなぁ
    できたらなぁ
    いつなのかなぁ…
    .
    こんな時って、何かしらを待ってるよね。
    そうか、
    私もきっと“〜マチ”しながら生きてるんだなぁって。
    そんなつもりがなくても
    この本を読んだらそう思った。
    .
    どの物語の“街”にも
    味のある喫茶店が出てくる。
    そこに大人を感じるというか
    奥深さを感じるというか…。
    もう少し心が大人になったら
    喫茶店通いたいな☺︎☕️笑

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    2019年08月27日
  • 100万分の1回のねこ

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    『100万回生きたねこ』に捧げるトリビュート短篇集。

    『100万回生きたねこ』からこんな素敵な作品たちが生まれるなんて『100万回生きたねこ』、やっぱりすごい。そして、何回読んでもいい絵本だなぁ。

    町田康「百万円もらった男」
    世にも奇妙な物語っぽくて面白く、一気読みした。

    角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
    猫をこよなく愛する角田さんらしいなぁ。
    文章がするすると入ってくる。

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    2019年08月17日
  • 薄闇シルエット

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    アラフォー女性の恋と仕事の話。
    読みやすい文体。軽い感じでいて結構重たい内容、最後に灯りは見えてなくて混沌としたままのように思えて、いまひとつ好みからは外れた。

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    2019年08月08日
  • 100万分の1回のねこ

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    絵本『百万回生きたねこ』へのトリビュート短編を13編集めた作品集。

    好きな作家が何人かいたので、空き時間にぽちぽち読むために購入したのだけれど、思いのほか力作揃いでひと息に読んでしまった。
    元の絵本は一度読んだら忘れられない素晴らしい作品だが、やはりどの作家からも絵本への強い思い入れが感じられる。
    なかでも、角田光代のは秀逸で胸に沁みた。
    最後の二編は息子と元夫で締めくくっていて、佐野洋子への思いのこもった追悼の一冊としてまとまっていた。

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    2019年07月28日
  • ピンク・バス

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    角田さんの本を初めて読んだ。「愛がなんだ」が良すぎて興味を持ち読んだが、疲労感がちょうど良かった。記憶を全部消して演じきるとか、なんかタクジのお姉さんとか、不思議な人ばかりでちょっと怖いし狂ってる感じの人が多かった。良く言えば個性ですね。

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    2019年07月27日
  • 世界中で迷子になって

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    一冊 旅のエッセイだと思っていたのだけれど。。
    作者にとっての 旅とモノ、を昔と今の自分の感覚を同じ目線で綴られていて、共感できたり、自分にはもうそんな旅はできないのかな、と感じたり、それはそれで面白かったけど、できれば全て旅のエピソードを読んでみたかったかな。ある国での出来事は読んでて胸がギューっと苦しくなるほど…旅に出たいなあ…

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    2019年07月25日
  • 世界は終わりそうにない

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    ネタバレ

    共感するとこ多し。特に”してやられる機内食”はまさに。
    なんでたいしておいしくないのにワクっしてしまうんだろう。
    よしもとばななとの対談、あまり気が合ってない感じをうけたのは私だけ?

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    2019年07月24日
  • 100万分の1回のねこ

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    絵本「100万回生きたねこ」へのトリビュート短編集。作風も、絵本の活かし方もさまざまで、それぞれに味わい深かったです。

    印象的だったのは川上弘美さんの「幕間」。RPGの主人公と、ねこを重ね合わせるとは……着想が面白く、また、皮肉に満ちて切なかった……。

    小説の中に混ざる、くどうなおこさん「インタビューあんたねこ」の詩、好きだなぁ。リズムが良い。言葉選びのセンスが良い。普段なかなか詩に親しむ機会がないのですが、ことばのひとつひとつがキラキラしてる……。

    短いながら優しい、谷川俊太郎さんの「虎白カップル譚」で締めくくられていて、後味が良くてほっとしました。

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    2019年07月23日
  • これからはあるくのだ

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    脚色なしで自分をさらけ出すのがエッセー
    「八日目の蝉」を読んだ印象とは大分違うが私には好ましく思えた。だが「あとがきにかえて」はがっかりした。取り返しの付かないことをして必死に言い訳している子供のよう。
    「解説」は何とか相手を誉めつつ己自身をもPR。うすっぺら。

    追記:「これからはあるくのだ」の後に「八日目の蝉」が上梓されている

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    2019年07月19日
  • かなたの子

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    ネタバレ

    出会うべき大事なものを探し求めて彷徨うこと、そしてそれをせずにはいられない本能のようなものを感じた。
    生きている自分と、今までに生きて死んでいった数々の命が繋がる。ひとりきりで生きて死ぬのではないのかもしれないと思えてくる。幾度となく繰り返され繋がれてきた命のサイクルの中に、私たちは永遠に生きている。‬
    最後は、あなたを誰も責めはしないと言われているようで、大きく包まれるような安堵を覚えた。‬

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    2019年07月14日
  • ドラママチ

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    「街」の話だと思ったら「待ち」の話の短編集だった(笑)

    前半は、どれもスッキリしない終わり方でイマイチだったが、後半の「ゴールマチ」からは少し希望が見える終わり方で良かった。

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    2019年07月02日
  • 笹の舟で海をわたる

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    長いので半ば淡々とつまらなく感じたところもあったけど、この世代の昭和に生きた多くの主婦は、嫉妬・羨望・敗北感が他人や自分の子供に対しても強く、自意識過剰で他人からみっともないと思われることを怖がり、かといってコレがしたいという強い意思もなく何でも人のせい。フミコみたいに強くない普通の女性はそうならざるを得ない時代だったのかもね。

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    2019年06月24日
  • 学校の青空 新装新版

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    学生時代の心の歪み、憧れ、虚無感を結末のない形でまとめた短編集。今、どこにいるのか?迷い迷って足掻く姿がよく表されていて良い短編集だった。

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    2019年06月19日
  • あしたはうんと遠くへいこう

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    なんでこうダメな男ばかりを好きになってしまうかな。
    もっと自分を大事にしてほしいし、一人でやっていくたくましさも持ってほしい。
    お父さんのことは嫌いと言ってるけど、泉の性格や行動は、お父さんを人一倍意識してる結果だと思う。
    最後、ああいったところに落ち着くのであれば、今までの人生も決して無駄ではなかったのかもと思えるけど。

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    2019年06月22日
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

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    角田光代、吉田修一、村山由佳、柚月裕子、保坂和志、養老孟司。今を代表する気鋭の作家たちの猫エッセイ。紙面の半分は可愛い猫ちゃんのフォト。作家らの優しい素顔にも触れられ、ほんわか癒される。人気作家ばかり。仕事に追われ辛くてどうしようもなく苦しい時、その辛いことに全身で向かわなければならない。それがとてつもなくしんどい。そんな時でも猫の存在は、一刹那にせよ難題の直面を忘れさせてくれる。気持ちの逃げ場が心を楽にしてくれる。そういえば自分もワンちゃんに日々救われている。あらためて思い知らされた。

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    2019年06月08日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    「夜」の特別感。
    "怖い" と "わくわく" の狭間。

    角田さんの夜にまつわる旅エッセイ。
    奔放で逞しい旅をする人だな笑

    軽快に読めるが、旅の中で体験したシーンや感情が混ぜ込まれた文章。

    砂漠のど真ん中で目覚めたら月がものすごく大きかった。
    とか

    バリの掘立小屋ディスコで赤や紫のライトに照らし出される顔はみなはちきれんばかりに笑っていた。
    とか

    1枚の絵のようなシーンがぽろっと混ぜ込まれていてハッとする。

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    2019年06月07日