角田光代のレビュー一覧

  • これからはあるくのだ

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    角田さんのエッセー。
    頭の中をちょっとのぞいた感じ。
    記憶とか、勘違いとか、淡々と描かれているが、不思議ちゃんなところが作家として活躍するのに大切な要素だったのかな、と思えました。

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    2022年05月08日
  • 泥酔懺悔

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    どうも、私です。
    ただいま絶賛禁酒10日中(そんくらいで自慢するなっ!)

    お酒で「やらかした!」と冷や汗まみれ(あるいはゲロまみれ)な出来事はここ数年一度や二度はありまして。人の泥酔エピソードはふふふと笑っていられるが、いざ自分の身になるともはやホラー映画より恐ろしい。できれば宇宙の闇に葬りたいけれど、そういう時に限って記憶力を発揮し、うんこのように記憶は脳内にへばりつく(汚っ!)

    この一冊は12名の女性著名人の、酒にまつわるエッセイが書かれています。酒豪と呼ばれる人も居れば、代々下戸な人もいる。酒で失敗した話や、酒に対する思いなど綴られていて、さまざまな視点が見れて。20代後半によく読んでいた角田光代さんの「損だけど」の一編を読み、「あ、私と同じだ!」と大変共感しました。「懺悔」と言えば大袈裟かもしれないが、やはり一つずつ小さい失敗がかさなると自己嫌悪にもつながる。

    さて禁酒した理由は何かやらかしたと言う訳でもなく、酒を嗜む程度にする事ができない私には今必要な措置だと、「限度を持って飲む」を学習するにはどうしたらいいんだろう。一度アルコールでも入れば限りなく飲み続けてしまう事が酒の失敗談につながる事かなと思いました。

    限りのある人生に酒に飲まれるではなく、好きな人と好きな酒を楽しく。うんこみたいな記憶を残すではなく、キラキラして宝石のような記憶を作っていけたらと思います。

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    2022年05月06日
  • 異性

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    渋谷デザイナーズマーケット内の「BOOK TRUCK」(移動本屋)で300円(うろ覚え)で購入
    ジェンダーに関わる本が選書されていて、たくさんの本に出会えた

    なかなか実生活ではしない、男女が面と向かってお互いに異性について話するっていうのが面白い


    p.s.2022/12/07
    昨日、(たしか)nhk にでてる角田光代さんをみた。めちゃめちゃ穏やかな人で、そのような方から鋭い言葉が出てくることが意外。再読決定。また違う読み方ができる

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    2022年12月07日
  • ピンク・バス

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    2022.04.15 表題作のみ
    表題作のみ読んだ為、評価低め(自分の戒め)

    ”通常と異常がこの生温い時間を作った”

    角田光代さんの本は「愛がなんだ」「薄闇シルエット」を筆頭に、エッセイなども読ませて頂いてきた。
    今回の作品に関しては、夜中に読んでしまい、ちょっと後悔した。「ウゥッ!コワァっ!」と深夜に胸がざわついてしまい、翌日の朝までグルグルと何もないことを考えてしまう羽目となった。
    というのも、特に私をグルグルと考えさせたのは、「サエコの精神状態」に関してである。
    先日、兄弟が子を産んだ。姉は元来、ドーンと構えるたちである。であるにも関わらず、「妊娠」「母となる状況」となると、姉でさえも、精神がやや不安定であるように思えた。何か思いがけな小さなハプニングが発生した際の騒ぎ立て方が、サエコの精神状態を俯瞰で見た時に、サエコと姉が、少し似通っているようにも思えた。

    さて、話の内容的には「はて?」と思う部分もあったわけだが、その部分の解釈に関しては、頭の片隅に置いておくことにしておいて。個人の独断と偏見と解釈になるのでね。
    表題作を読み終え、少しの苛立ちと悲しさを抱えていた。しかし、客観的に見た時に「あれ、これって誰がおかしいんだろう」とゾワゾワとしてきたのである。
    確かにサエコも変わっている。タクジも実夏子も変。けれども、サエコの精神状態を踏まえた主観として話を進めるので、サエコよりもタクジと実夏子の方が異常者のように思えてきてしまう。
    独特の精神状態により、どこかには存在する様相なのに、どこにも存在しない異常が生み出されたのだろう。

    妊婦の精神状態を知っていたからこそ、何もかも異常だという言葉では片づけられなくなったように思える。(それもどちらかと言うと「自分が妊婦」というよりも「他の人(友人なり兄弟なり)が妊婦」と言う状況下にあった人は、『ウッワ!』となるような気がする)

    ま、兎にも角にも。夜中に読んでしまったこともあり、ゾワゾワしてしまつ内容であるということで。
    ちょっと人間的な怖さに興味がある人は良いのではなかろうか。ちょっと人間的な怖さが苦手でありながらも、怖いもの見たさの方は、明るい人が多いところでキンキンの水出し珈琲でも飲みながら読むことをお勧めする(唐突な独断と偏見)

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    2022年04月17日
  • 太陽と毒ぐも

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    共感できる。他人事として読んだらすごく小さいこだわりで我慢出来そうなものなのに、自分ごとだと無理なんだろうなって思う。

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    2022年04月14日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    角田光代さんの作品を読むのは久しぶりだった。

    この作品の、特に『消えない光』を読んで「結婚」とか「どれだけ愛されているかの証拠(プレゼント等)、証明(愛情表現)」って、本当はそれほど重要じゃない気がしてきた。本当に大切なことは、今一緒にいる人を好きという気持ちだったり、大事にしたいという気持ちじゃないかなと思った。
    それに、こういう気持ちを伝えれる相手がいるだけで、幸せなんじゃないかな。
    勿論、愛の形をジュエリーとしてプレゼントされたりすることも嬉しいけど、自分自身は形ばかりの恋愛に惑わされないように…と感じた。

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    2022年04月10日
  • キッドナップ・ツアー

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    父親と娘の絆が旅を重ねてどんどん深まっていく物語。
    文体は全体的に読みやすく、子供の目線で凄く上手く物事を描くなぁと感じたが、だからこそお父さんとお母さんに何があったのか、取引は何だったのか、お父さんの現状などおそらくみんなが気になっていたであろうことが何も分からないまま物語が終わってしまいなんとも言えない物足りなさを感じました。
    個人的に、読者の想像にお任せします系はあまり好みではなく…

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    2022年04月02日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    「おじょうさん、利口ぶってるやつほど馬鹿なやつはいないよ、馬鹿みたいに見える人しか信用しちゃだめよ」

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    2022年04月02日
  • 物語の海を泳いで

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    作家角田光代さんの本を紹介した本
    日本の古典、現代小説、エッセイ、写真集、外国の小説
    幅広いジャンルを読んでいるのに驚く
    共通しているのは闇や人間の悲しさの部分を書いたものが多いように感じた
    気になる本はチェックして読んでみたい
    生活の場面ごと、部屋ごとに違うジャンルの本を置いて読む
    旅に出た時に行き先の舞台の小説を持っていって読むのがおしゃれで粋な読書時間だなと思った

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    2022年03月22日
  • なくしたものたちの国

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    無くしたものも、また会える。
    そうだといいな。
    わたしが無くしたものはなんだろう。

    年齢を重ねて、無くすものや人が多くなったときに、読み返したい。

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    2022年03月22日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    色んなデートでの思い出話。
    むかし、好きな人が行きつけのお店の屋上でお誕生日のお祝いをしてくれた。10個上の人で行きつけのお店がある所とかなんでも好きな食べ物食べていいよって5000円前後のお肉やお魚のメニューが並んでて、そしたら彼が〇〇は気を遣っちゃうから値段見んといてって笑ってくれてなんだか本当に嬉しくて嬉しくてそして本当にかっこよくて手に届かない存在で少し苦しくなりながらも、でもどうしようもない人だったなぁと懐かしながら読みました。

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    2022年03月14日
  • 笹の舟で海をわたる

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    主人公の主観で全て描かれているので、結局のところ風美子の本心がどうだったのかが分からなくてモヤモヤした。
    主人公がネガティブすぎるのか、そうなる程風美子から奪われてしまう何かを感じていたのか、、
    終始暗い話でいい気分になれる話ではなかったけど、たまにはこういう小説もいいかな、とは思った。

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    2022年03月13日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    アジアを放浪する日本人バックパッカーが集まってくる東京のゲストハウス風木造一軒家を舞台にした物語。設定はとても面白いがそれぞれの登場人物の描き込みは薄い。

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    2022年03月12日
  • 笹の舟で海をわたる

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    ネタバレ

    デパートで出会った2人。実は前に会ったことあるのよ、と言われるが全く覚えてない。その後義理の姉妹になり自分が幸せなのか不幸せなのか悩ませられながら生きていく…。何かどんでん返しを期待しながら読み進めていたが、え、終わっちゃった。って感じでした。昭和から平成への時代の移り変わりのあたりも、戦後から急に展開されたって感じで懐かしむ間もなく平成に突入しちゃった様でした。んー。

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    2022年03月08日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    「猫男」のような忘れられない男の子、「父とガムと彼女」「水曜日の恋人」のように家族以外の親しい大人が連れ出す自由、「空のクロール」のかなしみを自分事にできていない主人公、「おかえりなさい」の愛の習慣のなかに入ることができる幸せが心に残った。

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    2022年03月07日
  • ナナイロノコイ

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    女性恋愛作家たちのアンソロジー。

    どんな時代も、いくつになっても、恋愛は人を惑わせる。

    「そしてふたたび、私たちのこと」角田光代

    高校生時代からたくさんの恋をして大人になっていく仲良し3人組。

    女性作家の書く恋愛小説には気のおけない女友達の存在が欠かせない。
    時にシビアで、時にやさしく、そしてあっさりと裏切られることもある。

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    2022年03月05日
  • 希望という名のアナログ日記

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    久しぶりにエッセイを読んだ。旅行に行きたいのに行けなくて、せめて誰かの旅の話を読みたくて。

    あーやっぱりエッセイって嫌いじゃないなあ。多分結構すきだよなあ、と思いながら読んだ。
    自分と違う人の日常を垣間見ることがすきなんだろうなあ。

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    2022年03月02日
  • 月と雷

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    星3つにしたが読むタイミングによって4つや5つになるんだろうと感じた。
    感情移入したくなる登場人物が現れない。むしろ「わたしはこうはならない、なりたくない」と感じる人物ばかり現れる。
    一方で嫌悪感に近いものがあるにも関わらず物語に惹かれていくのは何故だろう。登場人物たちの改心を求めて? いや彼らは改心しない。このまま生きていく。そうわかっていても惹かれる。何に?怖いもの見たさ?
    たぶん登場人物たちの行く末が気になる、その一点かもしれない。だからこそ、行く末を知った上でもう一度読み返して時に自分がどう感じるか知りたいと思った。

    「ふつう」を知らない人たちとして書かれている登場人物たちの言う「ふつう」。結局は、私たちも「ふつう」とは何かを考えてそれに寄せているのをまざまざと感じさせられてざらっとした気持ちになった。

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    2022年03月02日
  • まどろむ夜のUFO

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    ・まどろむ夜のUFO
    ・もう一つの扉
    ・ギャングの夜

    最後の考察を読んで、
    角田作品の「アパート文学」「フリーター文学」感が自分の趣向に合ってるんだと思った。
    都市を浮遊する若者たちの日常。本当に斎藤美奈子さんのこの考察がすごくよくわかる。

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    2022年02月25日
  • トリップ

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    アンダーグラウンドな感じと言っていいのかわからないけど、それでも最後には光を見させてくれる作品だった。映画館を出た後に、自分が今見ている世界が特別に思えるようなあの感覚をなんとなく思い出した。

    いまいち入り込めなさがあったから、時間経ってからもう一度読み返したい。

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    2022年02月24日