角田光代のレビュー一覧

  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    短編集そこらにたくさんありそうな殺意をもつ話ドロドロした感じではなくそう言うことあるよね〜的な…
    うつくしい娘は興味深い話だった

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    2017年01月11日
  • かなたの子

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     おみちゆき
     和尚様が人身御供となっている。その確認を目の良くない母と共におこなう征夫。
     和尚様は、征夫が学校に上がらないころに米や野菜を食べることをやめ、木の皮や水の代わりに漆を飲んでいると言う噂があった。痩せ衰えたのち、知るはずがないことを知っているように話すようになった。どこぞの嫁様に亭主が怪我をして帰ってくるからお医者様を呼んでおきなさいだとか、じきに稲妻が落ちるから家から出ない方が良いだとか。そうしたら本当にその事柄が起き、みなが和尚様に一心に祈るようになった。

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    2017年01月10日
  • 空の拳

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    読む順番を間違えたんだな~。
    「拳の先」を先に読んでしまったから。

    先にこちらを読めばまた違ったのかもしれない。
    結末がわかっているせいもあるけど、とても冗長に感じてしまい、読み進まず…パラパラ~っと読み終えた。
    力作?なのに、ごめんなさい。

    でも、この2冊のお陰で、年末のボクシングの試合が楽しめた。

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    2017年01月05日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    ネタバレ

    可もなく、不可もなく。
    と思ってしまうのは、私がアジアを放浪しなかったからだろうか。
    ーーー
    アジア放浪から半年ぶりに帰ってみると、変わらないはずの恋人は、別の男と暮らしていた……。なんとか僕は、旅先で知り合った女性の一軒家に転がり込む。だがそこは、行くあてのない人が一時的な共同生活をおくる、旅の途中のゲスト・ハウスのような場所だった。
    旅の終わりを探す、直木賞作家の青春小説。

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    2016年12月27日
  • マザコン

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    母親との様々な関係が描かれた短編集。息子と母、娘と母ではそれぞれ母に対する捉え方、向き合い方が違うなと常々思ってたけど、この本を読んでさらにそう確信できた。息子はいつまでも子供と親の関係でいれるけど、娘は成長するにつれ母親を対等なもの、若しくはいち女性として意識するようになる。このお話では、割とこじれてる親子関係が多かった色んな母親像がみれて面白かった。娘を持った今の時期に読めて良かった。

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    2016年12月12日
  • 世界中で迷子になって

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    今まで著者は自由奔放で大胆不敵なのだと思っていたが、「よくある犯罪の手口」を諳んじて旅行をするというのだから認識を改めた。知れば知るほど面白い人だ。

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    2016年12月03日
  • 庭の桜、隣の犬

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     郊外のマンションに暮らす三十代夫婦、子供なし。彼女の平和な日常に不穏な空気が漂い始める。旦那が別宅で不思議ちゃんと密会、その旦那の母が熟年見合いをし初老の男性に入れあげる。何より主人公、妻房子の感じ方がどこか世離れしていて可笑しい。幼少時には天才とうたわれTVにも出演した彼女だったが、今はただの人になるという設定、特殊な事件が起きなくてもぐいぐい読ませてくれる。さすが角田光代だと感心した。

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    2016年10月26日
  • 今、何してる?

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    角田光代さんのエッセイは共感できたり、「???」と思ったりしながら、気楽に読めるところが好きです。でも私はこの人と一緒には住めないだろうなぁ…なんか振り回されそうで…

    「読書をすることで、世界中どこにでも行けて、誰にでも会える」という当たり前のことを思い出させてくれました。

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    2016年10月22日
  • エコノミカル・パレス

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    これといった特徴がないのに何だか不思議と引き込まれた。平凡な日常の先に何があるのだろうと思ったら話が終わってしまったのに不満はなく暖かな余韻に包まれた。

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    2016年10月16日
  • 人生ベストテン

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    現実よりも現実的な感じ。
    現実ってもうちょっと夢もあるし楽しいんじゃないかな。だから、自分の現実がいいもののような気がしてくる。
    でも、友達の打ち明け話聞いてるみたいで、おもしろかった。

    2016/9/23

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    2016年09月27日
  • 私たちには物語がある

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    「書評集・感想文集(角田氏曰く)」の類は、ついつい買ってしまって、新しい本に出合うきっかけでもあったけど、ここ最近は少し食傷気味で、なるべく手に取らないようにしている。

     この本も数年前に手に入れて、途中まで読んでそのままだった。今回、本棚整理中にすべてに目を通す。

     少し年月が経過している感想文が多いけれども、「佐野洋子」氏の書籍を一度読んでみようかなぁと思ったきっかけにはなりました。

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    2016年09月07日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    2016/9/5
    短編なのが残念だと思うくらい、どの話も続きが気になった。ちょっとこわいけど、日常的。身に覚えがあるような感情。

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    2016年09月05日
  • 福袋

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    私たちはだれも、中身のわからない福袋を持たされて、この世に生まれてくるのかもしれない…。謎で不可解な届け物や依頼、同僚、夫など身近な人の不可解さに出くわす8つの連作小説集。

    連作小説集とあるから連作短編集かと思ったら、そうではなかった。どの短編もどこか消化不良で、総じて物足りなかった。
    (C)

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    2016年08月27日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    夜に関するエッセイ集なのですが殆どが旅行記みたいで、海外に行ったことのない私には想像し辛かったですね。ただ、「夜」というテーマでこれほどまで話を紡ぐことができるのは角田先生の力量が凄いと思いました。

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    2016年07月02日
  • マザコン

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    2016年5/19~6/4

    「クライ、ベイビイ、クライ」次に「ふたり暮らし」が、自分と重なる部分を感じながら読めた。
    母親の影響、母への思いは大きい…と簡単に表現する以上に、偉大だったり恐怖だったり、愛情・優しさ・支配欲もろもろ複雑な心理的影響があるんだな~。

    作者があとがきで紹介していた
    「母の魂」飛鳥新書/ジョン・アップダイクほか著
    14人の書き手が母の死にまつわるエッセイを書いた読み応えのある本
    も、読んでみたいのだけれど、怖くもあるのでそこを克服できそうになったらぜひトライしたい。

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    2016年06月05日
  • ピンク・バス

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    角田さんの頭のなかは一体どうなってるのだろう。想像力とか創造とかそういうのを遙かに超えてしまっていないか?その人になってみなければ分からないような感覚が、小説のなかで生き生きと描かれることにいつも感嘆のため息ならぬ、感嘆のまばたきをパチパチとしてしまう。
    現実感あふれる世界にある汚くて臭いものすら、愛おしいものだと抱きしめたくなる不思議な気持ちになってしまった。

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    2016年06月04日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    悪夢で目が覚めるほどでは無いけれど、起きてから「なんだか嫌な夢を見てしまった」という感覚が残る7編の短編集。どれにも、誰かに対する殺意だとか憎悪だとかすっきりしない感情が様々な形で登場してくる。唯一、少し違っていたのは表題作だ。主人公の沙織が元カレの剛太の嫌がらせで学校でも孤立する。そんな沙織を救おうとするのは、外へ出ることを拒むようになった弟の光。剛太への復讐のために二人がする特訓は的外れで滑稽なんだけど笑うことは出来ない。姉のために外へ出た光。復讐の物語りで終わらず姉弟の再生の物語りになって欲しい。

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    2016年05月28日
  • ぼくとネモ号と彼女たち

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    私自身も今、これといった目標がない。この主人公のように、どこに向かうかわからない。だけどその途中途中で、人との出会いと別れがあることは確か。流れる時間に身を委ねる怖さを感じつつ、出会いに任せてみても楽しいかも、と思う。さっくりと読み進められる作品。

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    2016年02月01日
  • 人生ベストテン

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    小泉今日子の書評を読んで、読んだ。
    角田光代は前から読みたい読みたいとは思っていたが、何となく読めずにいたので、キョンキョンに背中を押してもらい読んだ。
    さらっとよめた。
    特段変わった話でもないんだけど、読み進めたくなる。
    誰かに話を聞いてもらうって、意外に大事な一歩かもしれないなー。
    キョンキョンの書評の中で、“この解放は一瞬だけで、明日も悩むかもしれない。それでも、一瞬の解放は確実な一歩”というような言葉があったけど、的確にこの本をいい得ているなぁと思った。

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    2016年02月06日
  • マザコン

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    「あなたはマザコンよ、正真正銘の」妻に言われ、腹立ちまぎれに会社の女の子と寝てしまったぼく。夫より母親を優先する妻のほうこそ、マザコンではないのか。苛立つぼくの脳裏に、死の床から父が伸ばした手を拒む母の姿がよみがえり…表題作ほか、大人になった息子たち娘たちの、母親への様々な想いを描く作品集。疎ましくも慕わしい母と子の関係―胸がしめつけられる、切なくビターな8編。

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    2016年01月21日