角田光代のレビュー一覧

  • 私たちには物語がある

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    書き手なだけあって、物語が本当に好きなのが伝わってくる書評集。冒頭の『交際履歴』にある、本は人を呼ぶというのはなんとなく通ずるところがあって、人も本も出会いにかわりはないし、世界の全ての人にも本にも出会うことはできない。そんななかで偶然であってしまった素敵な本に運命さえ感じたりもする。
    紹介されていた本は、未読の本も多かったので気になったものは是非読もうと思う。これも出会いだ。

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    2020年08月07日
  • 幸福な遊戯

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    表題作読んだら、アジカンのソラニン聴きたくなった。角田さんの他の作品と同じく、周りに置いて行かれる感じもある。
    『無愁天使』は、母親の病と死で買い物狂になって切ない。『銭湯』は、就職せずに劇団役者をする理想の自分(ヤエコ)になれない八重子。

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    2020年08月06日
  • ボクシング日和

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    ボクシング試合の観戦記。試合を見る、実際はもちろんテレビでもほとんど見たことがない。息子が買って来る「はじめの一歩」は読んでいるので、そのイメージを思い出しながら読んだ。
    作者が試合を楽しんでいるのはよく分かった。

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    2020年08月02日
  • 晴れの日散歩

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    平日の日中ごくごく普通に綺麗な女性が歩いていた。ところが彼女の履いていたミニスカートの裾の一部がパンツの中にたくしこまれていた。さらにそこからトイレットペーパーが1メートルほどたなびいている。磁場がぐにゃりと曲がったようなシュールすぎて夢を見ているような目の前の現実・・・・。本書はオレンジページに掲載されたエッセイ集。もう第4集くらいだから相当長く続いている。本当かと耳を疑う。料理と全然関係ないテーマも結構多く誰でも楽しめる。

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    2020年07月25日
  • なんでわざわざ中年体育

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    「疲れたので不快になる」ではなく、「不快になった原因を調べてみると疲労だった」という著者のような身体感覚がすごく新鮮だった。

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    2020年07月18日
  • 晴れの日散歩

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    オレンジページ連載のエッセー.日常の何気ない気づきや考えたこと,猫や夫,友人とのあれこれなどが気取らない文章で書かれていて,共感したり驚いたりとても楽しい.京都のタマゴサンドはあまりに美味しそうで,洋風出し巻き卵を作ってパンに挟んで食べました.

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    2020年07月14日
  • 薄闇シルエット

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    最後わりとすっと終わってしまった。
    タケダくんの結婚してやる発言はむかついた。
    「結婚が何か上等なものでそうじゃないものは下等であると思ってる」のはチーちゃんだけじゃないかもなと思った。
    結婚とか仕事がうまくいってるみたいな、わかりやすいしあわせは、わかりやすいだけで、結婚してなくてもしあわせな人だって仕事がだめでもしあわせな人もごまんと居ると思うから価値観を押し付けないで生きたい。とはいえ家族は特別なものだと思うときもあるわけだけど。

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    2020年07月07日
  • 降り積もる光の粒

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    ネタバレ

    共感できる話が多かった。安心して読める感じの文章も好き。
    終盤に出てくるルポは,それをテーマにしっかりした本で発信されるべきことなんじゃないかと思ったけど,私みたいに何の気なしに選んだ人間が出会うことができるということで,このスタイルの方が良いのかなとも思う。

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    2020年07月03日
  • 月と雷

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    久しぶりの角田光代さん。
    人生初って、こういう感じでいつの間にかこうなってた、みたいな、この人のせいでとかじゃなくてみたいなところってあると思わされた。
    面白かった。

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    2020年06月17日
  • なくしたものたちの国

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    短い5つのお話。
    進むにつれて主人公が子供から大人になっていく。

    前半の子供時代の部分は好きだった。
    特に、いろんなもの(ヤギや木の葉はやドアノブ)と会話ができるなりこから見る世界はとても面白かった。

    後半は私には正直よく分からなかった。

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    2020年06月16日
  • 月と雷

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    ネタバレ

    結局「業」には逆らえないのかもしれない。
    こうなりたくないと意識しすぎることで逆にその結末を呼んでいるのではないか、そんな風に思えた。

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    2020年06月12日
  • 月と雷

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    自分が取った行動で波紋のように、道ができ、人を巻き込む。時に人の人生も変えてしまう。
    奥深い小説だった。

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    2021年08月10日
  • 月と雷

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    幼いころ暮らしをともにした見知らぬ女と男の子。再び現れた二人を前に、泰子の今の幸せが揺さぶられる。偶然がもたらす人生の変転を描く長編小説。
    "一期一会"という言葉がある。本来は良い意味で用いられる言葉だが、泰子の不幸な人生も一期一会なのかも。これほどまでに周囲の人間たちに翻弄される人生って何なのか。また、悪魔のように他人の人生を狂わす直子の存在感に圧倒される。法律上罪を犯していないだけの悪人というのは、現実にもたくさん存在する。

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    2020年05月14日
  • 薄闇シルエット

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    続きが読みたい。主人公に共感。
    「結婚してやる。ちゃんとしてやんなきゃな」なんて言われたらわたしも別れると思う

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    2020年05月12日
  • 100万分の1回のねこ

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    13人の作家による、
    佐野洋子の絵本「100万回生きたねこ」へのオマージュ

    どの作品も、原作への愛に満ちている
    ひとつだけねこ関係ないのがあったけど(笑)
    あれはあれで面白かったし。

    原作をもういちど読みかえしたくなった。

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    2020年05月02日
  • 私たちには物語がある

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    素晴らしき物語がある世界。古今東西の150冊にのぼる本を自在に味わう最高の読書案内。
    著者曰く、"読書感想文"とのこと。同じ物語を読んでも、人によって感じる思いは違う。同一人でも年齢や置かれた状況で伝わってくる思いは違うだろう。素晴らしき物語に出会える人生って素晴らしい。

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    2020年04月19日
  • 異性

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    気持ちが
    分かったり
    分かんなかったり。

    男っぽい女とか、その逆とか。
    もっと色んな人にも同じ議題で話してほしい。

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    2020年04月18日
  • 幾千の夜、昨日の月

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    一人旅に行きたくなるような話でした。
    一人旅の怖い部分も良い部分も描かれています。
    角田光代さんが旅先で感じたことをまとめた短編集のように感じました。

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    2020年04月11日
  • 晴れの日散歩

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    オレンジページ掲載エッセイ散歩シリーズももう4作目かぁ…トトちゃんももう8歳ですって!
    相変わらずの角田さんのエッセイなんだけど、カルビ派からロース派になったり、肉好きと知れ渡ってるのが恥ずかしいとなってたり時を感じました笑。和やかに進むエッセイ大好き

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    2020年04月09日
  • 晴れの日散歩

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    オレンジページで連載されている角田光代さんのエッセイ。
    雑誌という非日常、気づけば猫グッズまみれ(「やだ、猫おばさん?」)、ハグ文化とハグオーラ、人には言えない映画の裏一作、洗い流さないトリートメント。今回もあるあると思わず頷いてしまう日常がたくさん。
    明日には忘れてしまうようなことかもしれないけれど、それのなんと尊いことか。分かってはいても実感することって難しいよね。私も自己満でエッセイ書いてみたいな。
    というかla kaguのオムレツサンド!角田光代さんがここまで追い求め絶賛するほどおいしいものだったとは。。。前に行ったときそんなに有名だとは知らずに食べそびれたので絶対にリベンジしたい。た

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    2020年11月23日