角田光代のレビュー一覧

  • 「いじめ」をめぐる物語

     

    購入済み

    いじめられた人、いじめた人、友人、家族、教師。いじめには、様々な当事者がいる。7人の作家がいじめを巡る人々の心を描く短編集。

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    2022年01月16日
  • ピンク・バス

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    終始スリラーのようなホラーのような雰囲気が漂っていました。もしいつか子供を身籠ったら気持ちがわかるようになるのかな。同じように聞こえる『妊婦』でも『お母さん』でも、環境によって全然違うから、わかる人とわからない人がいるだろうから、わたしはどっちなんだろう…

    (以下関係ないお話をちょっと…)
    いろんな人や本や映画に出逢ってから「子供って別に血の繋がりとかあんまり関係ない(わたしにとって)」と自然と、そしていつの間にか思うようになっていました。わたしの育った環境にもよるのかもしれないけれど…
    歳を取ったらまた気持ちは変わるかもしれないけれど、いまは、幸せを新しくつくるより、幸せになれるはずの芽に

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    2022年01月15日
  • 人生ベストテン

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    日常に起こる、ちょっと非日常な出来事。
    誰にでも起こりうることなのに、ひょんなきっかけで、今まで心に蓋をしていたものが顔を出して…またたく間に、違う日常へ動き出す。

    どの物語の女性も、悩んでいて、少し滑稽で、強がっていて、寂しそう。でも、どの人もどこか自分に似ていて、「分かるよ、そういう時ある!」と共感して抱きしめたくなってくる。丁寧な心理描写が素晴らしいです。



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    2022年01月11日
  • 平凡(新潮文庫)

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    平凡ってなんだろうなと思って読んだ。みんな平凡なようでいて人にオープンにできない悩みや苦しみをそれなりに抱えている。本書では普通の人はそれらに対してどう向き合うかということが描かれていると感じた。

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    2022年01月11日
  • 今日もごちそうさまでした

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    私も偏食が凄かった…いや今も凄いけど… .
    お酒を飲むようになって食べれるようになったものってやっぱり多いかも…
    そうか…白子ね… しらこ…
    食べてみようかな??.
    そして今日の夕飯はどうしよう

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    2022年01月06日
  • 対岸の彼女

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    私にも昔は脱走癖があった。道をはずれたくなる。若い頃は変に行動力があったから、外れたまま戻れなくなることが多かった。
    今は外れないように戻り道を確保してから脱走する。もう少し歳をとったら、脱走も空想に止めておくようになるのかもしれない。私にとって大人になるってこういうことかも。

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    2026年06月09日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    年を重ねることの面白さみたいなもの

    きっと10年経っても、わたしはわたしが思っているほど、生きるのが上手になってない。
    それでも、ひとつひとつ重ねていくうちに、今は感じられない面白さ、楽しさ、苦さまで、感じられるようになるんじゃないかな。

    それが少し楽しみだ。

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    2021年12月23日
  • 薄闇シルエット

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    アラフォー女子の悲哀を描いたような小説で、何も変わらず今のままでいられたらそれで良いんだけど時間と共に周囲が変わっていくことは避けられない現実というのは年齢性別を問わず分かる気がする

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    2021年12月17日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    恋愛、結婚の短編集。
    上手くいっても、いかなくても、その理由は確かではなかったり。
    ぱっとしない感じや意味不明な行動をする登場人物に、惹かれるものが無いような気になるけれども何処か安心感を持てるのは日常はそんな物だと思うからなのかな。
    消えない光の短編は互いに知らない相手を羨ましく思うけれども実際には違っていたり。
    現実はそうだよね。

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    2021年12月15日
  • 笹の舟で海をわたる

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    ゾクゾクする場面が何度かあった。最初は長い小説だなぁと思ったけど、後半になるにつれ引き込まれた。
    風美子のことを不気味に感じたり、百々子のことを憎たらしく感じたりしながら読んだ。左織はただ普通に幸せになりたかっただけなんだと思うけどなぁ。自分の思う、“普通”に。
    戦時中〜平成の話で、実際本当にこんな人生を送った人がいそうだなぁと思った。
    やっぱり、自分の人生を決めるのは自分なんだよなぁ。私も自分の意思で選択して生きていきたい。

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    2021年12月11日
  • 泥酔懺悔

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    朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ、平松洋子、室井滋、中野翠、西加奈子、山崎ナオコーラ、三浦しをん、大道珠貴、角田光代、藤野可織らの泥酔物語。藤野可織がよかった。

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    2021年12月10日
  • 太陽と毒ぐも

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    短編集11篇
    変なカップルの生態,11組11色の味があって,別れを考えながら二人がそれなりに関係を続けていくのが,腐れ縁の味わいがあっておかしみと悲しみが残る.

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    2021年12月02日
  • 世界中で迷子になって

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    自分とは全く異なる感性の方のお話だったので興味深く読んだ。旅の話はわかるところもあってクスッと笑ってしまった。

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    2021年11月22日
  • わたしの容れもの

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    今後の身体のことを知りたくて買ってみたが、
    実用書みたく「すごく役に立つ」ものではなかった。

    日常(普通)に、時々深い考察や膝を打つ感じの1冊。

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    2021年11月13日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    タイトルに惹かれて読んだ。

    出てくる人物全員がミステリアスな雰囲気を纏っており、年齢性別関係なく何処か達観視している感じがした。

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    2021年11月10日
  • 平凡(新潮文庫)

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    ジャケ買い!文庫のデザインもここまで来たかと感無量。内容は結婚離婚にまつわる「もしあの時、」別の選択をしていたら、の妄想短編集。第1話のサントリーニ島への夫婦と不倫カップル旅行の設定が面白い。

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    2021年11月06日
  • ぼくとネモ号と彼女たち

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    ヒーローは去った。何者でもないオトコは隣に座るオンナに包まれて自らを知る。。。

    という話なのでしょうか。

    中古車を手に入れてオトナになった気分のぼくちゃんが高校時代の同級生に見せびらかしに行く時点でほんのり赤面しちゃいましたけど、それも含めて、若人は冒険だよ!

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    2021年11月04日
  • 三面記事小説

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    ネタバレ

    最後の「光の川」が、最も印象に残りました。一人で懸命に認知症の母の世話をしている主人公の輝男は、最後には母を手にかけることになるのですが、誰か一人でも救いの手を差し向ける人がいたのなら、違う未来があったのではと思うと悲しい気持ちになりました。

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    2021年10月26日
  • 月と雷

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    この作品を読んでいる途中で、なんとなく村上春樹っぽいなぁと思った。現実には本当はないんだけど、そんな世界をスタイリッシュに描いたような。
    女性同士の確執を描いた時はすぐ理解できるんだけれど、男性を描くと何か少し不自然に感じる。
    作品としては、これはこれでアリなんだと思うから悪くはないと思うけど、なんとなく入り切れない。
    「ふつう」ではない、自分が、と言うのは、自分もそういう人間だとやっぱり思うので、共感はできるんだけれども、なんていうか。

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    2021年10月19日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    角田さんの、風変わりで面白い人柄が溢れ出るようなエッセイ。

    ちと友人としては付き合いづらいところもある気がするが、深く付き合うとそのスルメのような味わいが感じられるような、そういう人なんだろうなぁと楽しく読んだ。けっこう時間かかったけれど。

    さて、やはり人生は「恋をして、夢をみて、旅をしないとな」ということを改めて思った。

    とりあえず今年は旅に出るぞ。それも何度もだ。

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    2021年10月17日