角田光代のレビュー一覧

  • 三月の招待状

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    『離婚式』の招待状が届くところから物語が始まる。大学時代の仲良しグループを中心としたお話。

    年を重ねて、現実を生きていく中でも、自分たちの中に根強く残る若かりし頃の自分。

    登場人物たちの心情が、30代になった自分と重なる部分もあるなと思った。

    日々の生活に不満はないけれど、なんだかモヤっとする、隣の芝が青く見える、そんな時に読みたい一冊。

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    2022年05月22日
  • トリップ

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    とある町で暮らす人たちの連作短編集

    1つのテーマの絵をいろんな角度から
    切り取ったみたいに感じた
    読み終えるとすごーくじっくり観察した気分

    性別も年齢も職業も多様な人たちなのに
    彼ら(彼女ら)の日常がありありと描かれていてすごい
    このすごさは解説で気付かされた

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    2022年05月20日
  • トリップ

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    角田光代さんらしいー!
    周りから見れば、何の変哲もない「普通の町」に
    生きる、「普通の人」。だけどみんな抱えていて。
    狭い世界で、抱えて生きている。変わり映えのない
    毎日の中でふとした時に感じる虚しさも、
    自分でも何故かわからない孤独感も、
    それと共に思い出される自分だけがわかる情景も。
    少しの感情の揺れや澱み。
    出てくる登場人物一人ひとりが、抱えた問題に向き合ったり寄り添ったり、共存しながら、生きていけますようにと願ってしまうような。

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    2022年05月18日
  • エコノミカル・パレス

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    書く仕事に重きを置いて、バイトで生活費を稼ぐ…女強しの作品が多い中、違った強さの主人公であった…
    タマシイの感じどころは人それぞれ

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    2022年05月10日
  • これからはあるくのだ

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    角田さんのエッセー。
    頭の中をちょっとのぞいた感じ。
    記憶とか、勘違いとか、淡々と描かれているが、不思議ちゃんなところが作家として活躍するのに大切な要素だったのかな、と思えました。

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    2022年05月08日
  • 泥酔懺悔

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    どうも、私です。
    ただいま絶賛禁酒10日中(そんくらいで自慢するなっ!)

    お酒で「やらかした!」と冷や汗まみれ(あるいはゲロまみれ)な出来事はここ数年一度や二度はありまして。人の泥酔エピソードはふふふと笑っていられるが、いざ自分の身になるともはやホラー映画より恐ろしい。できれば宇宙の闇に葬りたいけれど、そういう時に限って記憶力を発揮し、うんこのように記憶は脳内にへばりつく(汚っ!)

    この一冊は12名の女性著名人の、酒にまつわるエッセイが書かれています。酒豪と呼ばれる人も居れば、代々下戸な人もいる。酒で失敗した話や、酒に対する思いなど綴られていて、さまざまな視点が見れて。20代後半によく

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    2022年05月06日
  • 異性

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    渋谷デザイナーズマーケット内の「BOOK TRUCK」(移動本屋)で300円(うろ覚え)で購入
    ジェンダーに関わる本が選書されていて、たくさんの本に出会えた

    なかなか実生活ではしない、男女が面と向かってお互いに異性について話するっていうのが面白い


    p.s.2022/12/07
    昨日、(たしか)nhk にでてる角田光代さんをみた。めちゃめちゃ穏やかな人で、そのような方から鋭い言葉が出てくることが意外。再読決定。また違う読み方ができる

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    2022年04月30日
  • ピンク・バス

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    2022.04.15 表題作のみ
    表題作のみ読んだ為、評価低め(自分の戒め)

    ”通常と異常がこの生温い時間を作った”

    角田光代さんの本は「愛がなんだ」「薄闇シルエット」を筆頭に、エッセイなども読ませて頂いてきた。
    今回の作品に関しては、夜中に読んでしまい、ちょっと後悔した。「ウゥッ!コワァっ!」と深夜に胸がざわついてしまい、翌日の朝までグルグルと何もないことを考えてしまう羽目となった。
    というのも、特に私をグルグルと考えさせたのは、「サエコの精神状態」に関してである。
    先日、兄弟が子を産んだ。姉は元来、ドーンと構えるたちである。であるにも関わらず、「妊娠」「母となる状況」となると、姉でさえ

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    2022年04月17日
  • 太陽と毒ぐも

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    共感できる。他人事として読んだらすごく小さいこだわりで我慢出来そうなものなのに、自分ごとだと無理なんだろうなって思う。

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    2022年04月14日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    角田光代さんの作品を読むのは久しぶりだった。

    この作品の、特に『消えない光』を読んで「結婚」とか「どれだけ愛されているかの証拠(プレゼント等)、証明(愛情表現)」って、本当はそれほど重要じゃない気がしてきた。本当に大切なことは、今一緒にいる人を好きという気持ちだったり、大事にしたいという気持ちじゃないかなと思った。
    それに、こういう気持ちを伝えれる相手がいるだけで、幸せなんじゃないかな。
    勿論、愛の形をジュエリーとしてプレゼントされたりすることも嬉しいけど、自分自身は形ばかりの恋愛に惑わされないように…と感じた。

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    2022年04月10日
  • キッドナップ・ツアー

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    父親と娘の絆が旅を重ねてどんどん深まっていく物語。
    文体は全体的に読みやすく、子供の目線で凄く上手く物事を描くなぁと感じたが、だからこそお父さんとお母さんに何があったのか、取引は何だったのか、お父さんの現状などおそらくみんなが気になっていたであろうことが何も分からないまま物語が終わってしまいなんとも言えない物足りなさを感じました。
    個人的に、読者の想像にお任せします系はあまり好みではなく…

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    2022年04月02日
  • 恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。

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    「おじょうさん、利口ぶってるやつほど馬鹿なやつはいないよ、馬鹿みたいに見える人しか信用しちゃだめよ」

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    2022年04月02日
  • 物語の海を泳いで

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    作家角田光代さんの本を紹介した本
    日本の古典、現代小説、エッセイ、写真集、外国の小説
    幅広いジャンルを読んでいるのに驚く
    共通しているのは闇や人間の悲しさの部分を書いたものが多いように感じた
    気になる本はチェックして読んでみたい
    生活の場面ごと、部屋ごとに違うジャンルの本を置いて読む
    旅に出た時に行き先の舞台の小説を持っていって読むのがおしゃれで粋な読書時間だなと思った

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    2022年03月22日
  • なくしたものたちの国

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    無くしたものも、また会える。
    そうだといいな。
    わたしが無くしたものはなんだろう。

    年齢を重ねて、無くすものや人が多くなったときに、読み返したい。

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    2022年03月22日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    色んなデートでの思い出話。
    むかし、好きな人が行きつけのお店の屋上でお誕生日のお祝いをしてくれた。10個上の人で行きつけのお店がある所とかなんでも好きな食べ物食べていいよって5000円前後のお肉やお魚のメニューが並んでて、そしたら彼が〇〇は気を遣っちゃうから値段見んといてって笑ってくれてなんだか本当に嬉しくて嬉しくてそして本当にかっこよくて手に届かない存在で少し苦しくなりながらも、でもどうしようもない人だったなぁと懐かしながら読みました。

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    2022年03月14日
  • 笹の舟で海をわたる

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    主人公の主観で全て描かれているので、結局のところ風美子の本心がどうだったのかが分からなくてモヤモヤした。
    主人公がネガティブすぎるのか、そうなる程風美子から奪われてしまう何かを感じていたのか、、
    終始暗い話でいい気分になれる話ではなかったけど、たまにはこういう小説もいいかな、とは思った。

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    2022年03月13日
  • 東京ゲスト・ハウス

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    アジアを放浪する日本人バックパッカーが集まってくる東京のゲストハウス風木造一軒家を舞台にした物語。設定はとても面白いがそれぞれの登場人物の描き込みは薄い。

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    2022年03月12日
  • 笹の舟で海をわたる

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    ネタバレ

    デパートで出会った2人。実は前に会ったことあるのよ、と言われるが全く覚えてない。その後義理の姉妹になり自分が幸せなのか不幸せなのか悩ませられながら生きていく…。何かどんでん返しを期待しながら読み進めていたが、え、終わっちゃった。って感じでした。昭和から平成への時代の移り変わりのあたりも、戦後から急に展開されたって感じで懐かしむ間もなく平成に突入しちゃった様でした。んー。

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    2022年03月08日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    「猫男」のような忘れられない男の子、「父とガムと彼女」「水曜日の恋人」のように家族以外の親しい大人が連れ出す自由、「空のクロール」のかなしみを自分事にできていない主人公、「おかえりなさい」の愛の習慣のなかに入ることができる幸せが心に残った。

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    2022年03月07日
  • ナナイロノコイ

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    女性恋愛作家たちのアンソロジー。

    どんな時代も、いくつになっても、恋愛は人を惑わせる。

    「そしてふたたび、私たちのこと」角田光代

    高校生時代からたくさんの恋をして大人になっていく仲良し3人組。

    女性作家の書く恋愛小説には気のおけない女友達の存在が欠かせない。
    時にシビアで、時にやさしく、そしてあっさりと裏切られることもある。

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    2022年03月05日