角田光代のレビュー一覧

  • 三月の招待状

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    学生時代の仲良しの仲間たちが卒業後年月を重ねて、お互いに付き合ったり結婚したり別れたり不倫したりしながら十数年も付かず離れずの付き合いを(言うなればだらだらと)続けていくという、なんともバブル時代の鎌田敏夫的ドラマを連想させるような長編。



    学生時代はまさに文字通り暗く寒い暗黒時代だったワタシには、今一つ大学生の頃の仲間とその後もずっと付き合い続けるというイメージはリアリティがないのだけれど。
    なんとなく昔は良かった、昔に戻りたい、もしもう一度あの頃に戻れたらやっぱり同じように云々・・・という、過去の栄光とか、そのころは感じられた未来への輝かしい可能性なんかを引きずって、今現在の自分を認

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    2021年03月01日
  • ピンク・バス

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    いまいち。
    角田光代っぽい話だったけど、よくわからなかった。

    噛み合わない旦那と、辺なその姉。
    主人公もいまいちまともでない。
    話としてへーとしか思えなかった。

    次の話もふーんって感じだった。

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    2021年02月23日
  • 幸福な遊戯

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    1話目が面白くてもっと読んでいたかった。
    どう壊れていくのかもっと先が見たい。

    2話目はしょうもなかった。

    3話目は陰気くさくてイライラした。
    自分がなくてやりたいこともなく、だけど漠然とした理想だけがあってつまらない女。

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    2021年02月22日
  • 私的読食録(新潮文庫)

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    雑誌「dancyu」の連載を文庫化した散文集。
    「食」について書かれた小説やエッセイ等を、角田光代と堀江俊幸が交互に紹介する。
    著者、作品名、出版社が書かれているので、興味を持った本を探すのに便利。
    角田の「生きることの本質は、かなしみなのではないか。だから私たちは幸福であろうとするのではないか。かなしみに浸らないために」の記述が、心に残った。

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    2021年02月17日
  • 三面記事小説

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    実在の事件に肉付けされたストーリーという事実が重い。
    事件の当事者の人生を大きく変える事件を小説という形で消費して良いのかと、読みながら背徳感を拭えなかった。
    それほど生々しい迫力のある一冊だった。

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    2021年02月12日
  • 笹の舟で海をわたる

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    想像してたのとは違い重い内容。
    ふたりの女の人の人生の対比。何か幸せなのかどうかは、その人自身が感じることだとつくづく思う。
    そして、他人と自分を比べて生きることがどれだけ虚無感だらけか感じる本だった。

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    2021年02月07日
  • 三月の招待状

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    角田光代 著

    最近は、作家さんの名前は知っているし、
    原作を映画で観たことあるけど、殆ど読んだことのない作家さんの作品を色々読んだりしています。

    へぇ〜こんな作風なんだ…とか
    面白い着眼点だなぁとか、新たな才能を知った喜びであるなど新鮮な気持ちで小説を読んだりもしていますが、やはり、自分の好みの路線はあるので、色んな方向性から物事を眺め見るのも、ちょっと苦痛に感じることやら、新たな体験を面白く覗くような気分。

    角田光代さんに関しては、名前は知ってるし映画作品観たこともあるけど、本は読んだことなかったように思う…?
    「三月の招待状」この作品は、短編集かと思えば、ここに登場する学生時代からの

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    2021年02月05日
  • 薄闇シルエット

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    めんどくさい女だなーと思った。
    歳の割に考え方が幼稚。
    上から目線でどうのこうの言ってるけど、確かに何にもない。
    拗らせ女子。
    変わりたくないのはわかった、だけど周りが変わることも否定的。
    みんながみんな自分に都合の良い風に役割をあてがわれた人たちじゃない。
    新居に自分のこだわりの物を全く買えないでいるあたりがこの女の全てを表している。

    話自体はおもしろかった。

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    2021年01月31日
  • おまえじゃなきゃだめなんだ

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    一度は言われてみたいと思えるタイトルに惹かれ手に取りました。
    全24編が収録された恋愛短編集です。

    どの短編も派手さはなく誰もが経験する様な日常のひとこまを切り取った様な作品です。

    それぞれの主人公が体験する恋愛の喜びやトキメキ、苦しみや別れ… 。

    等身大の恋人たちがそこに存在していて感情移入出来る作品でした。

    角田さんの長編に時折見られる毒の部分は一切なくソフトで優しい短編集で読後感も爽やかでしたがショートショート的な作品が多く全体としては物足りなさも残りました。

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    2021年01月31日
  • だれかのいとしいひと

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    刺激したらパリンと音を立てて崩れていきそうな繊細な短編集
    私は誕生日休暇が一番心にしみた。
    境遇がいままさに似ているかもしれない。
    それぞれの主人公の気持ちははかりしれないけれども、心の隅を刺激されるようなチクチクする短編集であった。
    角田さんの素敵な繊細な言葉が紡いでいるのが、しっとりとした音楽のようだった。

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    2021年01月23日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    ネタバレ

    過去の記憶に纏わる8篇の短篇集。
    何とも言えない、しみじみと、じわじわと、溶け込む感じ。
    誰しもが過去というものがあり、同じ記憶でなくとも、そこに触れる感覚がこの作品世界と共鳴しているのだろう。
    面映ゆいような。
    ざらりとしたような。
    これは「小説」です、と切り離せないような奇妙な感覚になった。

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    2021年01月21日
  • 薄闇シルエット

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    角田光代さんの描く女性の、
    なんとも生きにくそうなダメな感じのところが
    とても共感してしまう。
    みんなが人生を進めていく中、
    「わたしだけが立ち止まり、みんな戻ってきてくれると思っている」
    その寂しさが良く分かる気がする。

    何かを手に入れたかったハナちゃんが、
    何も手に入れなくてもいいことに気がついて、
    少し人生を進め始めたことは、同年代のわたしにとっても、とても勇気付けられることだった。

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    2021年01月11日
  • 私たちには物語がある

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    おもしろくない本でも後から読んでおもしろいと感じる様になれるのが羨ましい。
    おもしろくない事がおもしろいと思える様になりたいと思った。
    この本を読んで読みたい本が増えたのは勿論だけど、以前読んで苦手だった本がちょっとおもしろそうに書いてあってまた興味が出てきた。角田光代さんすごい。

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    2021年01月07日
  • 母と娘はなぜこじれるのか

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    一言に母と娘の問題といっても、様々な違う問題を抱えていることに改めて気づいた。著者と5人の女性との対談でも、やはりそれぞれの母娘関係がある。息子は娘のように母親に罪悪感は抱かず、恩義を感じない、ということが1番の発見だった。

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    2021年01月04日
  • 晴れの日散歩

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    オレンジページで連載しているエッセイをまとめたもの。角田さんの書くエッセイは、こちらは読んでるだけなのにおしゃべりしてる感覚で読めるのでとても癒やされるしたのしい。

    たまごサンドの話を3話に渡って書いているのだけど、京都で食べたたまごサンドになかなか出会えないだけなのにそれが笑える。

    「明日には忘れてしまう、どうでもいい話を書き続ける」、と角田さんは言っていたけれど、こうやって「書く」ことで何気ないことが特別に感じられるんだなぁと思った。

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    2021年01月03日
  • 100万分の1回のねこ

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    初読み作家さんばかりで、新しい作家さんに出会えた。角田光代さん、綿谷りささん、川上弘美さんのが好き。
    それにしても凄く豪華。

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    2020年12月29日
  • 私のなかの彼女

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    これまでの作品よりも「角田光代らしさ」が際立っている。
    もやもや感が強く、イライラもするくらい。
    それがまた彼女の作風のいいところでもあるのだけれど。
    現実ってほとんどいつもそんな感じだから。

    ただ、もうちょっと何とかできたんじゃないか??
    祖母をめぐるミステリーはあまり興味深い展開を見せず、イヤミな彼氏もただイヤミなだけで…深みを感じない。
    知らぬ間に自分を縛りつけ抑え込む彼らを、主人公が心理的に乗り越えていく過程にあんまりリアリティがないなぁと感じて、共感できなかった。
    作者の自伝みたいな感じなのかな?
    秘境を旅する展開なんかは本人の体験を元にしているっぽい気がする。

    角田光代に低評価

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    2020年12月22日
  • 私はあなたの記憶のなかに

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    短編それぞれの主人公の記憶の中を遡る感じで、今だからわかること感じることがあって、決して過去の感傷をするものでもないところが良かったです。

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    2020年12月20日
  • 人生ベストテン

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    女性ならではの感性の豊かさを感じました。
    感情や状況の説明が事細かで、正直読みながら著者の思考を感じながら読みました。
    人生ベストテンは若干のミステリー性があって面白かったです。

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    2020年11月30日
  • 物語の海を泳いで

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    読書の醍醐味を凝縮した内容で、今すぐにでも手にとって読みたい本が続出。あらすじや感想が的確に言語化されており、思考を深めることができた。

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    2020年11月25日