角田光代のレビュー一覧

  • だれかのいとしいひと

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    短編集
    これはそこまではまらなかった、文学的なフレーズ多め

    誕生日休暇が一番印象的だった
    なんとなくいったハワイ一人旅で出会った明日挙式予定の男の人の話が面白かった
    10年付き合っててなんの問題もなく運命の人だと思ってた女の人にプロポーズしようと思って指輪を持って待ち合わせ場所に向かう途中人身事故で足止めを食らう、その間に待ち合わせ場所で待ってる彼女は過去に付き合ってた男の人と偶然会い食事に行く、今日会う約束をずらそうと体調が悪いから近くの友達(なかちゃん)の家に行くと嘘の連絡を彼にする、彼は遅れてなかちゃんの家に行くが彼女はおらず結婚記念日に記念日のことを忘れてる旦那の帰りを待つなかちゃん

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    2022年09月12日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    角田光代さんの七つの短編集。
    それぞれの話には少し歪みのある人物が描かれていて、それぞれ背筋がすーっとするような感じがする。そんな中で表題になっている三作目は、本当に嫌な男が出てくるけれど、姉と弟の関係がいいなあと思わされる話だった。

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    2022年09月06日
  • 100万分の1回のねこ

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    ほぼ皆猫が出てくる話を書いているのに、一人だけ主題に重きをおいて猫が出てこない話を書いていて、その表現も内容も面白かった。世にも奇妙な物語みたいな内容で、才能を売りますと言ったら本当に才能が売られてしまう話。人間、その場所にある畑を耕すしかないんだなと思った、内容まんまだけど笑

    最後の谷川俊太郎さんの、本文前の作者コメントみたいなところにあった、見果てぬ夢、という表現が、とても好きだと思った。

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    2022年09月06日
  • 私的読食録(新潮文庫)

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    雑誌・dancyuに2007年4月から連載されていたものがまとめられたエッセイ本になるのだろうか。なぜか読書録だと思っていて、4本目ぐらいで「食」にまつわる本とそこにまつわるエッセイが書かれているのだと気がついた。中には池波正太郎や向田邦子といった食といえばみたいな作品もでてくるが、普段、手にとらない作家さんの本が多い。お題がdancyuの特集とリンクしていると対談で話されていた。個人的には堀江さんの紹介する本、エッセイが好きだが、時々角田さんの言葉にはっとする気づきがあった。

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    2022年09月04日
  • だれかのいとしいひと

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    失恋したばっかりだったりもうすぐ終わってしまいそうな関係性であったり、曇り空みたいな内容が詰まった短編集。
    自分は失恋したばかりでもないしもうすぐ終わってしまいそうな関係性も持ってないけど、自分の記憶と重なる部分があったりお話に出てくる登場人物に同調しすぎて悔しくて涙が出たり。
    角田光代さんは本当にみみっちい日常を切り取るのがうまいなあ

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    2022年08月24日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    やさしくて読みやすかった。プリンセスのようなデートじゃなくて、日常の中の小さなデートが色濃く残る。そんなことが積み重なって幸福、そんな感じ。

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    2022年08月12日
  • ロック母

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    短編7編。標題作も良かったが、「ゆうべの神様」「父のボール」「イリの結婚式」が好みかな。特に「父のボール」は、自分と母親に置き換えて読んでいた。母親が亡くなる時、主人公と同じ気持ちになれるだろうか? ただ、生きるエネルギーになっていたことは間違いない。

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    2022年08月05日
  • 今日もごちそうさまでした

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     自分も大人になってから大分食べられる物が増えた口なので、筆者に共感しながら読んだ。
     各編のタイトルの付け方からも、食べ物への親しみや愛情を感じる。

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    2022年07月31日
  • 空中庭園

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    家族それぞれに抱えている苦しみがあり、章ごとに語り手が代わりながら秘密が明かされていく。
    個人的には毒親に育てられて今も尚その呪縛から逃れられない母親が気の毒で胸がもやもやした。
    父親のダメ男っぷりも気持ち悪い。
    内容はおもしろいけど読んでいて全体的に口の悪い表現が多く、読みやすいけど品がなくて気になってしまった。
    心地よく活字を楽しむ作品ではない。

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    2022年07月30日
  • いつも旅のなか

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    海外旅行に飢えている中で、ちょうどよい息抜きでした。風景描写を頭の中で再現しながら、軽い気持ちでサクサク読み進められました。
    角田さんよりずっと臆病な私は、海外で見知らぬ人と行動なんてできないなぁ〜

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    2022年07月27日
  • 空中庭園

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    角田光代さんの作品。
    家族みんな隠し事なしとしていても、一人一人みんなが隠し事を持っていて、少しずつ時系列が進みながらそれぞれの目線で描かれる。
    なかなかどの人にも感情移入しにくかった。。

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    2022年07月24日
  • おやすみ、こわい夢を見ないように(新潮文庫)

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    角田光代さんの長編は好きなんだけどな。
    短編は読んでも心に残らない。

    一人ずつ出てくる変な女は何なんだろう。

    人の悪意をこれでもかと見せつけられてげんなりした。

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    2022年07月22日
  • あしたはうんと遠くへいこう

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    旅先で読みたいと書いてあったので、旅先でも読んでみた。

    ここまで恋に溺れる事は脳内ではあっても行動としては無いんだよな。

    一度でいいから、こんな風にどうしようもなくなってしまいたい気持ちもある。

    どっか脳内でわーってなってても、心が苦しくても、日常を送れているし。

    多少の行動はあっても衝動みたいなものにまではなってないような。

    いつまでも脳内恋愛してる場合じゃないんだよな。

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    2022年07月07日
  • ひそやかな花園

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    幼少期、夏になると訪れていたキャンプ。
    そこに集まっていた家族たち。
    子どもたちにとって楽しい思い出だった夏のキャンプはある年から急になくなり、キャンプがあったことすらなくなってしまった。
    子どもたちは大人になったあともキャンプの思い出を抱き、生活していく。

    怪しいキャンプに最初は新興宗教団体の話かと思ってしまった。
    登場人物が少し多い気もするが、一つの体験に対しても人の数だけ見方があるということか。

    子どもにできるだけいい資質を、と親なら誰もが思うもの。
    これから先、ありえない未来ではない話。

    自分自身のルーツに一人ひとりが自信を持って生きていきたい。

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    2022年07月03日
  • 笹の舟で海をわたる

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    主人公の女性の主体性のなさが不快だった。主体性がなく流されているから他人に対して疑心暗鬼に陥ってしまう。自分自身の趣味とか楽しみとか全くないし。

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    2022年06月30日
  • 学校の青空 新装新版

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    逃げ出したい気持ち、このままでいいのかという焦り、もっと奇抜な人生を送りたいという進路の悩みを鮮明に描いている。その不安定な感情に懐かしさやもどかしさを覚える。

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    2022年06月29日
  • 菊葉荘の幽霊たち

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    瓶やカプセルに入り、波間を胃の中を浮遊している感じ。“普通”をどことなく嫌悪しつつもそこに浸っているが、決して交わらない...。この終わり方は好きだなぁ。この衝動が生きる力になる。

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    2022年06月27日
  • 夜かかる虹

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    標題作はフキコの感情がリアルで胸に迫る。少なからず同じような思いを抱いていたあの頃を思い出す。2編目は、なかなかつかみどころのない展開だが、蟻地獄に落ちてもがいているような感じ。いいよ、生きてて、と言われている気がした。

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    2022年06月25日
  • 学校の青空 新装新版

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    読み進めるうちに蓋をしていた小学生から高校生時代の感情を覗いている感じ。理由なく何でもできる気でいたり、何者にもなれない気でいたり..。「放課後のフランケンシュタイン」が好みかな。私の電熱器のコンセントはいつ抜かれたんだっけなぁ。いいや、蓋しとこ。

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    2022年06月23日
  • まどろむ夜のUFO

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    標題作含む中短編3編。フワフワした危うさを醸し出しながらも、そのままトンネルを抜けたり、次の扉を開けるような感覚...。斎藤美奈子さんの解説が秀逸なのですが、読めた気になってしまうので、必ず読後に読まれることをオススメします。

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    2022年06月22日