角田光代のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
絵本「100万回生きたねこ」へのトリビュート短編集。作風も、絵本の活かし方もさまざまで、それぞれに味わい深かったです。
印象的だったのは川上弘美さんの「幕間」。RPGの主人公と、ねこを重ね合わせるとは……着想が面白く、また、皮肉に満ちて切なかった……。
小説の中に混ざる、くどうなおこさん「インタビューあんたねこ」の詩、好きだなぁ。リズムが良い。言葉選びのセンスが良い。普段なかなか詩に親しむ機会がないのですが、ことばのひとつひとつがキラキラしてる……。
短いながら優しい、谷川俊太郎さんの「虎白カップル譚」で締めくくられていて、後味が良くてほっとしました。 -
Posted by ブクログ
雑誌のコラム位の分量でエッセイらしく楽な気持ちで読める。エッセイとしても十分楽しめるのだけど,これを書いた人があの本(思い浮かべたのは比較的最近読んだ『坂の途中の家』)を書くのかと思うと,やはり作家の想像力や文章力というのは凄まじいものなのだと思う。角田光代というオリジナルの人は,色々な人の人生を見聞しているかもしれないけど,それだけではない,でも角田さんの実体験ではないようなシチュエーションでもすごくリアルに感じたし,これは私か?とさえ思う描写もあったけど,角田さんは私とは全然違うタイプの人だった。こんな感想書いてる凡の中の凡とは比べものにならないのだ。あぁ小説家の書くエッセイって色々な楽し
-