川上未映子の作品一覧
「川上未映子」の「すべて真夜中の恋人たち」「きみは赤ちゃん」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
こういうノワール小説は柚木麻子のバターを想起させて面白い。冒頭で黄美子という女が捕まった事から始まり花の回想シーンからどのようにしてそうなっていくのかが明らかになっていく構図で引き込まれるようにして読んだ。上巻では40前後の黄美子はまだ穏やかだが、下巻になるにつれて豹変していくのだろうな。登場人物がどれも描写の詳細が素晴らしい。映水の語る話が金の成る木の話が夜の世界に住む人々を的確に現していたのが印象的。花が置かれた環境の中で精一杯生きているのに報われないのは読んでいて少し辛くなる。多分下巻でもっといろんな事件が起こるのだろうなと続きを読みたくなる。
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以下ネタバレ含む
Posted by ブクログ
『ヘブン』に響く、痛みの哲学
第一章:出会いと「しるし」
学校という閉ざされた地獄の中で、理由のない「いじめ」を受け続ける「僕」と「コジマ」。二人の出会いは、必然だったのかもしれません。
コジマは、自分が受ける苦痛を、他者とは違う特別な「しるし」なのだと言いました。痛みをただ恐れるのではなく、傷つくことでしか手に入らない「優しさ」がある。それを気高く「受け入れる」彼女の姿には、圧倒的な「強さ」が宿っていました。
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第二章:初めての外出、そしてハサミ
二人だけの初めての外出。現実の苦痛から逃れたあの美術館で、僕たちは確かに「ヘブン」を見ていました。
僕は、彼女の拠り
Posted by ブクログ
650ページの小説!
子供を産むこと、もうけないことに深く切り込む
作品。
実際に子どもがいる、いないで読み手の感想や反感
、共感するしないが別れる作品だと思う。
善百合子さんの、子どもを産むことは自分の事しか
考えてない。生まれてくる子どもが全員、生まれてきたことを喜ぶか苦しみしかないと思うのかは、産む親の賭けだという考えも、考えさせられた。
物語は、大きく2章立てで、1章目は乳と卵の話に
肉付けしたような感じ
2章は、念願叶って小説家になった夏子が、独り身の環境なんだけど、子供が欲しい、産まれてくる子供に会いたいという気持ちが芽生えて、色々な人の
意見を聞いて、悩みながらある決断をするー