乳と卵

乳と卵

660円 (税込)

3pt

2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。

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乳と卵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「」が極端に少なく大阪弁で書かれているので、読みにくいと感じる人も多いと思う。でも私はこの文体がすごく好きで、最初からゾクゾクし、叫びたいほど「待ってました!」という感じだった。
    「厭」と「嫌」、「卵」と「玉子」みたいな言葉の使い分けも面白くて、随所に読者の想像力を試してくるような書き方がたまらない

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    母親と娘、そして叔母の3日間の生活を描いたこの作品では、第三者目線の叔母と当事者の2人で、確実に違った感情を抱いている。

    母親と娘は確実に愛がお互いにあるんだけど、お互いにまだ精神が成熟しきっていなくて、母親はうまくいかない人生があったからそうなんだろうし、娘は年齢(思春期であること)もそうだし、

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    人間のもとは卵、いや万物のもとは卵といってもいいかもしれない。それは生殖だけじゃなくて、人間の持つ感情や肉体を体感させてくれる唯一のものとしての卵。射精責任というワードも登場する現代の文壇シーンが象徴するように、やはり人間を生み出すという観点において女性は責任を持ってしまう。持たされてしまう。しかし

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    去年の今頃、男性である私の乳房が膨らみ、痛みを伴うしこりが生じた。乳がんを疑いパニックになりかけたが、乳腺内科で薬の副作用による女性化乳房と診断された。
    ごく最近無事完治したものの、普段から自分より相手の乳房のことばかり考えてきた人間にとって、「女性らしい外見」としてシンボリックな膨らんだ乳房を自ら

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    川上未映子は以前にヘヴンという小説は読んだことがあり、その時はえぐい話だなと思うくらいで、特に文体が特徴的だったという印象はなかったのですが、この小説を読むと口語的で大阪弁をそのまま文章に起こした文体がとても特徴的であり、実験的もあり印象に残る。

    内容の方は、豊胸手術を受けることに取り憑かれている

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    大阪弁の勢いがとにかく小気味いい。
    ほんまに横で喋ってるみたいで、「ああ、こういう女の人いる」と思いながら読んだ。

    生理の描写には驚いた。
    嫌悪じゃない。経験していることだからわかる。
    でも、「そこまで書く?」とは思った。
    血も痛みも湿度も、そのまま出してくる。

    あけすけ。遠慮なし。
    なのに不思

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    乳と卵。
    大阪から姉の巻子と姪の緑子が訪ねてくるところから物語が始まる。
    どうやら、巻子は豊胸手術をしようとスナックの仕事を休み、娘と妹宅にやって来たらしい
    事件や何か起こるといったことはなく、巻子が何故
    豊胸にこだわっているのがだんだん分かってくる
    ちなみに、緑子はいつからか分からんが、巻子と会話

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    「夏ものがたり」の原型となる作品だった
    読む順番を間違えてしまった
    姉妹の会話とか断然「夏ものがたり」の方がテンポも良く臨場感にあふれている
    作者がブラッシュアップされたと言うことか

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    意図的に変わった文体でかかれているため読みにくかったですが、短いのでなんとか最後まで読むと、面白かったし読後の余韻もありました。この文体だからこそ面白いのかも。

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    思考回路をそのまま写し取ったような文体で、まっすぐ進まない。ああでもない、こうでもない、これかもしれないし違うかもしれない、否定して、また戻って、ぐにゃぐにゃと澱んでいく感じがある。
    読点ばかりで、句点が少ない。
    区切りが少なく、息切れする感じさえある。正直、読みやすいとは言えない。でも、それがこの

    0
    2026年01月03日

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