乳と卵

乳と卵

作者名 :
通常価格 437円 (398円+税)
紙の本 [参考] 616円 (税込)
獲得ポイント

2pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
133ページ
電子版発売日
2014年09月26日
紙の本の発売
2010年09月
サイズ(目安)
1MB

関連タグ:

    Posted by ブクログ 2022年11月14日

    川上未映子さんの作品を初めて読んだ。
    詩を読んでいるような文体だった。
    着眼点、浮かぶ疑問、巡る思想、改行が少なく文字で埋め尽くされたページ。
    全てが好みだった。

    子どもの頃、私も胸が膨らむことが気持ち悪い、生理は親に察されたくない、女性の体になっていくことが耐えられないと思っていたため、緑子にと...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年11月08日

    芥川賞受賞作「乳と卵」と掌編「あなたたちの恋愛は瀕死」の二編を収録。

    「乳と卵」
    女性の身体性と、そこからくる心理を描く物語。東京に住む語り手の女性のもとに、姉とその娘(姪)が泊まりにやってくる。姉は、出産を機にしぼんでしまった乳房を手術によって豊かにしたいと考えて実行寸前のところにいる。娘は10...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年08月05日

    「心の中ダダ漏れ文体」とでもいいのだろうか・・・特に後半、恐らく読み手も鍛えられてからの流れがすごく良かった。しかし、これは男性の中には「それを言われたら何も言えない」と思う読者も多かろう。語り手のどこかに女性なら必ず、共感する部分がありそう。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年05月19日

    感想2点。

    1点目は、文体が特徴的で、新鮮な読書体験ができた。日常で、無意識に頭の中に流れ続ける思考をそのまま文章にしてるような感覚がした。普通、考えたことを文章にする際、読み手にわかりやすいようルールに則って、簡潔になるよう心がける。しかしこの作品では、一文が相当長く、鉤括弧などもないためにセリ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年05月07日

    乳と卵
    好みが分かれる物語と文体。
    名前が最後まではっきり出ない私の視点で話が進んでいく。話は豊胸手術をしたい私の姉と姉の子どもで、なぜか筆談で会話する姪と東京で過ごす3日間の話。
    まず、文体に驚く。丸と改行が少なく、読みづらい。私は、女として生きることの意味や思ったことを言葉で伝える事のままならな...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    句点を極端に削ぎ落とし、多くの文章を無理矢理詰め込んだ、だけども妙にリズミカルで、よう分からん勢いのある大阪弁で一気読みしてしまった怒涛の二泊三日の物語。
    そんなハイテンションの文章の中、緩急ではないのだが、緑子のノートの文章が良いアクセントと種明かしのヒントとなって、読書スピードがさらに加速されま...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年11月13日

    大人になることへの不安とか、女であることの面倒臭さとか、言葉にすると陳腐になってしまうけど、それが上手く描かれてた。女性には分かるあるあるネタも面白い。巻子と緑子の不器用な親子のことを、最後には愛おしく感じた。ただ、関西弁の語り口は最後まで慣れなかったなぁ

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年10月29日

    社会的にも生物学的(?)にも女は生きづらい!つらい!読んでて苦しくなるけど、寄り添ってくれる小説だと思いました。巻子の緑子は分かり合えはしなくても、互いを受け入れることができたのかな。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年08月13日

    文体が独特で慣れるまで少し時間がかかるけど慣れるとむしろ読みやすい。思春期の夜に布団の中とかでグルグル考えるようなことだなぁと思った。心が身体についていかない、ついていけない人たちの話。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2022年08月12日

    他とは違う文体が面白くて読んでみた。
    思春期の心と、シングルの母、とその姉。
    生々しいような虚構じみたような不思議な感覚で、引き込まれてあっという間に読破してしまった。

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

関連書籍

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング