乳と卵

乳と卵

437円 (税込)

2pt

2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。

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乳と卵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは男には書けんなあ、全然違う人の心の中を覗き込んでるみたいで楽しい
    卵のシーンは少し安っちいかも、と僕は感じた

    0
    2024年09月10日

    Posted by ブクログ

    併録されている「あなたたちの恋愛は瀕死」が好きだった。著者の文章がとても好き。
    情景描写がきめ細かくて、自分も女の目を通して煌びやかなデパートを見ているようだった。女の気分によって女の見ている世界の色が変化しているような表現も素敵だ。気分が下がったとき、確かに世界はこんな感じだ、と驚きながら楽しんだ

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

    評判ほどではなかったかな?ところどころの表現が詩人の面目躍如で面白かったけど、たまごのシーンは狙いすぎかな。全体的にちぐはぐな感じ。女性が読むと感じ方がまた違うのかも。

    0
    2024年07月13日

    Posted by ブクログ

    川上未映子に出会ったばかりの高校生頃はこの人のことを好きで、本も買ったけど、気づいたら、この人の女っぽすぎるところが厭になってきて
    買った本も、せっかく買ったのに読めなくなって
    それで、3年越しくらいに、人に貸す前に読むことにしたんだけど、乳と卵、ええやん、その後ろの短編も、ええやないの…
    フェミニ

    0
    2024年06月26日

    Posted by ブクログ

    オーディオブックで聴いた。
    これは文字媒体で読みたかった本かもしれない。
    関西弁のナレーションも結構好きだったけど。


    男性では味わうことのできない世界を知った感じ。
    緑子の女性として生きることへの違和感と、女性が持つ生殖機能とそれを持っている自分への違和感、母親の考えの違和感など、シンプルに何も

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    生理になるのは、卵子が受精しなかったから。受け止めて育てるために準備されてたクッションみたいなものが血とっしょに流れるからら。ナプキンの中を見た国ちゃん、粒々一個一個が血を吸いゼリーみたいになっていて、無精卵がどれかはわからなかった。

    女性が女性であることの不信感。腹痛や心の不安定感、男では実感す

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    読みづらい。
    改行が圧倒的に少ない。標準語圏に属しているからなのか、関西弁の台詞が難しい。更に言うと、海外の訳された小説を読んでいるかのようで、とある内容に対して贅肉のように表現が多く、何が言いたいのか、何が重要な点なのかが分かりづらい。

    文学としては正しいかもしれない。
    端的に読める小説を求めて

    0
    2024年02月16日

    Posted by ブクログ

    ほんまのこというて、と言う緑子に対しての巻子のほんまのことなんかないこともあるんやで、というせりふが印象的でした。なんかわかる…。
    母親の奇行を不安に思う緑子の気持ちもわかる。
    巻末の短編も暗かったけど面白かった。
    わけもなくそういう気持ちになるときあるなぁ。

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    第138回(2007年)芥川賞受賞作品。

    あらすじ
    大阪生まれの姉妹で東京在住の妹夏子と大阪でホステスをしている姉巻子39歳。巻子の幼い娘の緑子。
    ある夏巻子と緑子は東京の夏子の家に来る。
    巻子は豊胸手術を受けたいと思っている。

    大きな胸は男のためのものか、女自身のためか、化粧も同じ様なものか。

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    私にはまだ難しかった。けれど、最後卵を被り合うシーンは好き。句読点が続く文体に読みづらさを覚えたけれど、それも好き。

    0
    2024年09月28日

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