乳と卵

乳と卵

437円 (税込)

2pt

2008年の第138回芥川賞受賞作! 娘の緑子を連れて大阪から上京してきた姉でホステスの巻子。巻子は豊胸手術を受けることに取りつかれている。緑子は言葉を発することを拒否し、ノートに言葉を書き連ねる。夏の三日間に展開される哀切なドラマは、身体と言葉の狂おしい交錯としての表現を極める。日本文学の風景を一夜にして変えてしまった傑作。

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乳と卵 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月11日

    うわお、考えさせられるね。なんか、女の人が読むと共感できるかも。ちょっと独特だからね。世界が。うーむ、女の人の欲ってほんっと色々あるよね。うーむ、私の欲はなんなんでしょうか。そう感がさせられるな、って思うた。(。˃ ᵕ ˂ *)(女の人にも限らずですが)

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    Posted by ブクログ 2024年02月16日

    読みづらい。
    改行が圧倒的に少ない。標準語圏に属しているからなのか、関西弁の台詞が難しい。更に言うと、海外の訳された小説を読んでいるかのようで、とある内容に対して贅肉のように表現が多く、何が言いたいのか、何が重要な点なのかが分かりづらい。

    文学としては正しいかもしれない。
    端的に読める小説を求めて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月18日

    ほんまのこというて、と言う緑子に対しての巻子のほんまのことなんかないこともあるんやで、というせりふが印象的でした。なんかわかる…。
    母親の奇行を不安に思う緑子の気持ちもわかる。
    巻末の短編も暗かったけど面白かった。
    わけもなくそういう気持ちになるときあるなぁ。

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    Posted by ブクログ 2024年01月02日

    日常や仕草の描写が細かくリアルで、そこに一種の気持ち悪ささえ感じるが、それが本書のテーマの持つ性的な側面と非常にマッチしている。また、母娘の相反する感情のぶつかり合いに引き込まれ、ぐいぐい読み進めてしまう。多くの女性が少なからず抱える気持ちを、軽妙な関西弁を混じえながら言語化した一冊。

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    Posted by ブクログ 2023年12月25日

    読みやすさ◎
    好きか○

    二部作。
    先に、夏物語を読んでいたので、ある程度重なっていた話ではあったものの、女の不完全さが私はいやじゃない。特に、あなたたちの恋愛は瀕死 はショートストーリーなのに、わかるわかる、と頷ける感じで、でも応援は決してできない女。結末が、のこる。

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    Posted by ブクログ 2023年12月20日

    話の内容も勉強になったし、文章も面白くて途中で笑ってしまった。
    母子の会話の中で饅頭に醤油をめちゃくちゃつけて食べるシーンで、喧嘩があるんだけど、それを見た主人公が、醤油えぐない、って突っ込むの、関西人だなぁ。

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    Posted by ブクログ 2023年12月04日

    結構好き。
    子供目線でも、大人としても、どちらの気持ちもわかるからなんとも胸が苦しくなる箇所があった。

    特に最後の喧嘩のシーンは良かった。

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    Posted by ブクログ 2023年11月07日

    読み始めたときは、文体が町田康っぽいなぁ、くらいの軽い印象しかなかったけども。

    進むに連れて見えてくる女性性の取り扱いとか、世代や個人による捉え方とか、そのギャップとか。

    そして最後の卵シーンで一気に持っていかれた。
    最小限まで研ぎ澄まされたすごい作品。

    社会として一般的に女性に対して期待され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月06日

    描写ではなく話し言葉から、こんなにも勢いを感じるのは初めてかも。あえて文章を点で繋ぎ、前の言葉から連想ゲームのように思考があらゆる方向に駆け巡っていくのが、私は面白いと思った。(私も夢中で何かを考える時、こうなってしまう気が)
    関西弁で柔らかく言葉が流れつつ、こそあど言葉を使い、展開も多く、読んでい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月04日

     うまくいかないことも多いけれど、自分のことは自分のコントロール下にあるように思いながら生活している。だから、もっとこうすれば良かったとか、これからこうしていこうとか思う。でも、生きているという根源的な部分で、自分は自分ではどうにもできないことを改めて思わされた感じがする。

     夏子のもとへ、娘の緑...続きを読む

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