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ベストセラー異色エッセイ、待望の文庫化 芥川賞作家の鋭い観察眼で「妊娠・出産」という大事業の現実を率直に描きベストセラーとなった異色エッセイ。 待望の文庫化。 35歳で初めての出産。それは試練の連続だった! つわり、マタニティーブルー、分娩の壮絶な苦しみ、産後クライシス、仕事と育児の両立…… 出産という大事業で誰もが直面することを、芥川賞作家の観察眼で克明に描き、 多くの共感と感動を呼んだ異色エッセイが待望の文庫化。 号泣して、爆笑して、命の愛おしさを感じる一冊。
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Posted by ブクログ
評判が良すぎて手を出していなかったエッセイ。もっと早く読めばよかった。10年以上前に出ているのに当時の最先端を求めたことと考え方が先進的だからか古さを感じなかった。出産編、産後編とどちらも教科書にしたほうがいいんじゃないかというくらい知らないことばかりで知るべきことばかり。文体も軽くて読みやすく、説...続きを読む教臭くなく、深刻なエピソードもつい笑いながら読むことができた。言語化してくれて出版してくれてありがとうございます。
子を愛おしく思う気持ち、共感しすぎて泣きながら読みました。現在7ヶ月の娘との毎日、もっともっと大切にしたい。子への気持ちと、妊娠出産〜子育て中のモヤモヤ、明快に言語化されていて、自分の思いが整理されたような気持ちになります。
おすすめされているのを見て読んでみた。10年以上前の本であるが、今でも通じる部分が多く、また変わった部分も感じられて興味深かった。全体的に軽快な文調でサクサク読めた。9ヶ月の子育て中だが、出産前に読んでおきたかったなと思う。出産を控えた友人に薦めたい。
妊娠7ヶ月の時に読んだ。日常をすごくリアルに書いてあり、読んでいて共感する点も多かった。また笑ってしまうような表現によりとても読みやすい。赤ちゃんに会えるのが楽しみになった。産後にもまた読んでみたいなと思う本。 中でも好きだったフレーズや内容 p155:わたしはきみに会うために生まれてきたんじゃな...続きを読むいかと思うくらいに、きみに会えて本当にうれしい。 p277:赤ちゃんと過ごしてきた時間を分かり合えるのは世界中で旦那、たったひとりなのだ p283:誕生日おめでとうっていうのはきっと、この一年無事にみんなが一緒に生きることができたっていうことに対するおめでとう、そして来年も同じようにみんなでこの日を迎えられたらいいよね、というおめでとう
臨月に読んだ。妊娠中のことはあ〜分かる〜ってこと多かったし産後のことはひえ〜って感じで、それだけ作者さんが等身大で書いてくれてるのかなぁって思った。
あぁー、面白かった!共感した! 女友達と、飲みながら、男にはどうやったってわからない妊娠や出産や子育てのしんどさを、 自分でもどうしようもないイライラを、命を守るという見えないプレッシャーを語り合ったような、そんな気持ちで読み終えた。 著者のエピソードがリアルで、そして意外と楽だったーではなくちゃ...続きを読むんと大変なことが多くて、「あーみんな大変なんだ」「世のママたちほんまに頑張ってるなぁ」と思えた。 関西弁なのも、良かった(自分が関西人だから) これからパパになる後輩くんや、パパになったばかりの男性に読んでほしい一冊。 特にうんうんと頷けたのがここの一文▼ 俺だっておなじくらい家事をやってるよ、という旦那さんにたいして、 こっちはおなかを切ってオニを生んでからこっち、まったく眠っていないのにくわえてホルモンの崩れで頭が半分おかしくなっているのに、おなじくらいって、それはいったいどうなんだろう。 こっちは1年近くもおなかで人間を大きくして、切腹して、生んで、そして不眠不休で世話をして、いまもこんな状態で仕事までしてるのやから、ほかのことはぜんぶ、ぜんぶ男(あべちゃん)がするくらいでちょうどなんじゃないだろうか。ちがうのだろうか。わたしまちがっているのだろうか。っていうか、それ以外に、いったい男に「なにができる」というのだろう。私は心からそう思った。すべて、なにもかものすべてを男にむこう2年間やってもらってもまだ足りないくらいだ…わたしの産後クライシスは、このようにくる日もくる日もときに激しく爆発しつづけた。 ーーーー 寝てなさすぎてほんとうに半分頭がおかしくなって、何してもされても、ちょっとした一言にさえもイライラしているその感じまでありありと伝わってくる一節だった。笑
すごい。「体験させてもらえた」ってのがまず率直な感想。川上未映子、やっぱすごい。ポップでキャッチーで読みやすく、きちんとリアルに壮絶。あたしはこれを読んで、「絶対妊娠出産育児なんかしたくない」と思ったあとで、「でもやっぱ、新しい命と出会い、産み育むのって、自分が想像する以上にすんばらしいことなんだろ...続きを読むう」とも思った。この本は、すごい。書いてくれたことがありがたい。男女問わず必読と思います。 てか世の母親すごすぎんか?もちろん父親も大変だが、やはり母親はすごい。なぜならば母親だけが経験する妊娠出産あれこれは、文字通り死ぬ思いで成されることだからである。これ、今を生きる全母親が成し遂げてるの、まじで意味わからんくない?myグレイトマザーにも改めて感謝だな。。。 あたしはいま今年33歳というタイミングで、そろそろ「待ったなし」とも言える段階に差し掛かりつつあるこのタイミングで(もちろん諸説ありますが)、自分の未来を「まじでどうすんの?!?!どうなってたいのよ?!?!!」と本気で考えるいいきっかけをもらえたのは、とてもラッキーなことだなと。川上未映子さん、まじで感謝です。
妊娠〜1歳までの心と身体の動きが赤裸々に綴られていて、共感するところもあり、未知の部分については恐れ慄かされた。 10年前といまとの環境の違い(NIPT受けられるのが日本で1箇所だけ、無痛分娩NGの空気感など)にも驚いた。 つわりの酷さや環境など人によってかわるため、自分でもこの1年の記録はできる限...続きを読むり残して行きたいと思った。(日記はまじで続かないのだが)
まだ経験したことはないけれど、ホルモンの奴隷だなと思う経験は何度もある。妊娠〜出産〜子育ての怒涛の日々は想像を絶したけど、そこにはそれ以上に想像だけでは感じることのできない幸せがあることを知ることができた。(今の自分の悩みがちっぽけに思えた、その時々で悩みの内容や大きさは変わってゆくなと改めて) 自...続きを読む分のためにも周りへの理解のためにも読んでよかった。
出産を経験した夫婦とは、もともと他人であったふたりが、かけがえのない唯一の他者を迎え入れて、さらに完全な他人になっていく、その過程である。 著者が産後クライシスの不眠と出産の後遺症?で精神的にボロボロ、男性というものに対して憎しみが止まらなかった時期に残していたメモの一文らしい。 結婚している男...続きを読む性としては、この一文にはゾッとするし、一方で確かになとも思わされた。 結婚は仲のいい恋人の延長で、何があっても言うて他人だしな〜で済ませられることが大半である。 しかし、出産というイベントを通してわかるのは、二人から生まれた生命への関わり方を通して、どうしたってこの人とは完全には分かり合えないということ。 悲観的すぎるかもと思うけど、妊娠って本当に大変なんだな…。でも経験出来ないから本当の意味では共感できないよな…、 という月並みな感想しか抱けない自分がいるので、そんな未来が現実味を持ってこちらを見てくる。
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