桐野夏生の作品一覧
「桐野夏生」の「燕は戻ってこない 単行本版」「真珠とダイヤモンド」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「桐野夏生」の「燕は戻ってこない 単行本版」「真珠とダイヤモンド」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
下巻。上巻を読み終わってから、バブルが崩壊したらどうなる!?と、気になって気になって一気読み。
望月は株の取り引きで暴力団や、怪しい仕手師と関わっちゃうし。
バブルは崩壊するからさぁ…堅実にいこうよー…って読者は思うけど、でも実際、バブル景気のときはこんな人たちがいっぱいいたんだねって思うと、もの悲しくなってくる。水矢子だけは、幸せになってほしいと祈るような気持ちで読み進めるが、上巻の最初に、水矢子がホームレスになっていることが分かっているから、こんなに堅実に、地道に頑張っているのにな、ととにかく悲しい気持ちで読み進めるしかない。
その辺、やっぱり著者はちゃんと狙って書いてるよね。すごい。
バ
Posted by ブクログ
桐野夏生さん大好き。間違いなく、絶対に面白い。
本書は、バブル前夜、証券会社に就職した若い3人の物語。
社会の不合理をありのまま描いている印象です。
彼らの証券会社は、昔ながらの男尊女卑社会で、総合職の女性もただのお飾り。男性社員の結婚相手として入社させた、という程度の存在。ましてや短大卒や高卒は一人前の労働力として認識されない。学歴や容姿でランク付けされる。
男たちは、早朝から深夜まで、ひたすら競争させられ、営業成績を上げるように叱咤激励され、先輩からいびられる。男性営業マンも、出自や学歴であからさまに差別される。
そんな社会で、主人公の3人は、なんとか恵まれない環境から抜け出そうとそれぞ