桐野夏生の一覧

「桐野夏生」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

NEW
文藝春秋2020年9月号

作品一覧

2020/08/07更新

ユーザーレビュー

  • 夜の谷を行く
    連合赤軍の浅間山荘事件の「総括」により仲間が次々に死んだ。
    山岳ベースから逃げ、途中のバス停で警察に逮捕されたメンバーの西田啓子は五年間の刑期を終え、ひっそりと世間に紛れ生活していた。
    ある日突然、元同志の熊谷から連絡が入り、そこからかつて一緒に逃げた人間、政治結婚していた元夫、さらにフリーライター...続きを読む
  • 夜の谷を行く
     この小説の題材は、一九七二年連合赤軍事件。
     昆虫や蜘蛛がそう嫌いではなくなったのは、この歳になってからだ。若いころは虫も蜘蛛も蛇も大嫌いで、血が逆流するほどの嫌悪と恐怖を覚えた。しかし山の生活で血相を変えて逃げ回り、仲間から「失格者」と烙印を押されたに違いない。だから虫嫌いを誰にも悟られずにいつ...続きを読む
  • 夜の谷を行く
    学生運動で赤軍派として活動した女性のその後を描いた物語。山岳ベースでのリンチで何人もの犠牲者を出し、殺人に加担した罪に問われて服役した。本人は罪を償ったつもりだが、何年経っても興味本位でそのときの状況を聞いてくる人もいる。あれはなんだったのか、自分でも説明できない。言語化できない。だから何も語らず、...続きを読む
  • 夜の谷を行く
    連合赤軍がらみの事件のことはネットで調べた程度の知識しか無かったけれど、ずっと興味はあった。
    とくに山岳ベース事件の方は、「総括」と呼んだリンチで仲間が仲間を殺してそれが12人にも及んだいう残忍なもので、その時そこで何が起こっていたのか怖いけれど知りたいような思いがあった。
    この本はあくまでも小説な...続きを読む
  • 水の眠り 灰の夢
    1964年の東京五輪の前年に起きた実際の事件をモチーフにしたフィクション。迷宮入りの事件をよくもこんなに面白い話に仕上げたものです。ラノベファンや当時の状況を知る由もない読者の興味は惹きづらいかもしれませんが、ケータイのない時代の経験者であれば面白く読めるはず。ま、昭和生まれ向きの話ということですね...続きを読む