桐野夏生の一覧

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配信予定・最新刊

文藝春秋2023年7月号
NEW
1100円(税込)

作品一覧

2023/06/09更新

ユーザーレビュー

  • 真珠とダイヤモンド 下
    佳那と水矢子の行く末を案じながらの一気読み。好景気に踊った金と夢は儚く散る。真珠とダイヤモンド、二人の最期を描くプロローグとエピローグの哀しき余韻に浸った。
  • 真珠とダイヤモンド 上
    本書の表紙を見た時点で、既に波瀾含み全開の予感。危なっかしい期待を裏切ることなく下巻へ。浅はかな望月にはヒヤヒヤさせられ女たちの本音のぶつかり合いもリアル。
  • 真珠とダイヤモンド 上
    世の中ゼニや!!!というわけで時はバブル。舞台は証券会社。私の父親もバブル時代の証券会社勤務だったので複雑な心境で読んでいたが、この主人公格の望月くん、なーんて危なっかしいざんしょ。ハッタリかます、見栄っ張り、口八丁手八丁、根拠のない自信(過信)...「うちの親父クリソツやん」と恥ずかしくなる。それ...続きを読む
  • 真珠とダイヤモンド 上
    バブルの頃って自分はそれほど恩恵を受けたわけではないけど、日本は世界一だと信じていたよな。
    株で大儲けしてそのあと転落しても、まあさんざんいい思いをしたんだから、いいんじゃないのって,後世の人は思うだろうね。
  • 燕は戻ってこない
    子を宿すということ、産むということ、親になるということに関する複雑な感情に触れることができた。合理では片付けられない人間らしさが詰まりに詰まっていて、非常に読み応えがあった。

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