路上のX

路上のX

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

一家離散によって幸せな生活を失った女子高生の真由。義父の虐待から逃れ、街で身を売るリオナ。二人は運命的に出会い、共に生きる決意をする。ネグレクト、DV、レイプ。最悪の暴力と格闘する少女たちの連帯と肉声を物語に結実させた傑作が、遂に文庫化。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    朝日文庫
  • タイトル
    :
    路上のX
  • タイトルID
    :
    908373
  • ページ数
    :
    512ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年02月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

路上のX のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    過去何度も読んでラストを知っているのに集中力が途切れることなく一気読みさせる、さすがの桐野夏生。
    当時より今のほうがもっと可視化できず危険な世の中になってる。好んでその道に行くわけではない、普通に勉強したい高校生に戻りたい、そう思う子達が、親の都合でこんな目に遭うのは…生きるために危ないことをしギリギリで生き延びる、リオナも真由もたくさんいると思う、けど多分誰も手を差し伸べる余裕が無い。ハッピーエンドでないところが現実的だ。とても好きな作品。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    テレビでこの本が紹介され、あらすじが気になって読んだ。
    最初から最後まで辛い物語だった。
    だけど、現実的にあるような内容で、
    大人たちに利用され搾取される少女たちの姿は、
    行き場のない少女たちが集まり、共感し、
    そこから抜け出したいのに抜け出せないジレンマがあると思った。

    余談だけど、
    近所の兄弟がうちの子と庭で遊んでいた時、
    お昼になって『お母さんがご飯作ってるだろうからご飯食べてからまた遊びにおいで』と言って返したことがある。
    その後は来なかった。
    いつも兄弟一緒だったが、お母さんに好きな人がいて離婚した。
    兄弟は父親に引き取られたが、父親にも好きな人が出来てうまくいかず、兄は高校中退した。
    たまたま見つけたお母さんのSNSには、再婚相手との子供を楽しそうに投稿していた。

    この『路上のX』の作品と重なり、胸が苦しくなって何度もその兄弟を思った。
    この作品は決して想像だけではなく、現実して起こりうるノンフィクションじゃないかと思った。

    0
    2022年07月24日

    Posted by ブクログ

    桐野夏生の作品は久しぶりに読んだ。高校生が主人公のものは確かもう一つあったと思うんだが、これは家に帰れない(というか家庭がない)女の子たちが生き延びるために必死に戦う話。女の子たちの生き様にハラハラして、とにかく危ない目に合わずに最後まで小説終わりますようにと願いながら読んだ。フィクションとはわかっていても、主人公が心に残って生き続ける感覚があって、そこが桐野夏生の物語の美しさなのかなと思う。

    桐野夏生の描く女はいろいろだけど、だいたい出てくるのがハードボイルドな生き様の女。人を頼れない、いろいろあるから頼りたくない、孤独だけどそれを受け入れて生きていく。それしかできないし、それが自分だから。傷ついても傷ついたことも言えずに、大丈夫大丈夫と言い聞かせながらでも。同じような子たちと助け合って頑張って、生きていく。

    これ読んだ後に、朝日新聞で受験がどうとかの記事を目にした。そんなことより、ジャーナリズムを通して、必死で生き延びようともがいてる子たちのことがもっともっと社会で認知されて、守られるように大人たちが頑張る方が大事だ。私も、ご飯作ってあげたいと思った。今日もがんばったね、大変だよねっていって、ご飯作ってくれる大人もいないような環境で育つ子たちが少しでも減るといい。私にも娘も息子もいて、特に息子の1人はいろいろ大変な子だけど、ご飯作ってあげられるだけ本当に幸せな環境だと思う。子供は自分では何一つ選べないから。生まれてくる親も、家庭も、何もかも、与えられた場所でしか生きることができないからこそ、大人が守っていかないといけない。

    こういう本は中学高校生の必読書にするといい。悪い奴らや無関心な奴らがたくさんいること(大人の私もその1人かもしれない)を知らしめるべく。子供や若い子を搾取する世界を受け入れないという意味で、反社会的になるべきと。

    0
    2022年06月05日

    Posted by ブクログ

    本当に日本の話なんかなーと、思うぐらい別の世界。そのおかげで感情移入は凄くしづらい。JKビジネスなるものをしたくてしているのかせざるを得ない状況なのか。
    あとがきの人はいらない

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    飲食店を経営する両親の元で育った真由は、
    両親の都合で親戚の家に預けられ、居場所がない。

    “育ちの良い”真由が路上生活に出ていくとき、
    あまりの文化の違いに翻弄されていく。

    また路上生活の文化圏で暮らしていた側にも
    変化が起こっていく。

    総じて大人たちがあまりに“それぞれの常識”に生きていてだれも頼りにならないことが印象に残った。
    社会の中のどこかに居場所を持つ大人たちの言葉が、事態に直面している子どもたちにとっては、ただただ空虚だった。

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    『路上のX』は、トー横キッズの実情を生々しく描いた作品だった。
    18歳以下で家庭環境が不安定な場合、本当に居場所を失ってしまうことがあると知り、胸が痛んだ。

    そんなときに安心できる別のコミュニティがあればと思うが、日本にはまだその制度が十分に整っていないように感じる。

    「買う側」と「買われる側」。
    作中に登場する大人たち(主に男性)は、自分の欲望を満たすためなら、無垢な少女たちの感情や希望さえ踏みにじる。その姿はあまりにも幼稚で、醜く見えた。

    少女たちはただ、幸せになりたい、衣食住の整った普通の生活を送りたいと願っているだけなのに、社会は彼女たちを「メンヘラ」や「性非行」といった言葉で片づけ、20歳を超えたら価値がないと決めつける。
    果たしてそんなことを言えるほど、大人たちは偉い立場にいるのだろうか。

    悪意を持つ人たちの強要を受け入れざるを得ない少女たちは、自分の感情を押し殺し、良心を失っていく。
    その過程こそが、この作品で描かれる最も恐ろしい現実だと思った。

    こうした現状を変えるためには、子どもや若者が安心して助けを求められる「居場所」を、社会全体で作っていく必要があると感じた。

    0
    2025年11月06日

    Posted by ブクログ

    いたたまれない。
    ただただ大人って………ってなる。
    汚い大人。
    いい人間っているんだろうか。
    主人公や友達、幸せになってほしい。
    秀斗に関しては、心情がわからなかった。
    なんで庇ったんだろう。

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ

    こんな事あるのかな…
    …あるのか。

    救いようのない話なんだけど、
    ラストがいっつも物足りないんだけど、
    読んでしまうよ桐野夏生。

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    JKビジネスとか聞いたことあったけど
    現代日本でこんな事が起きてるのか
    思ってるより悪い、、、

    どうかどうか現状を打破して欲しいと思った

    0
    2024年04月08日

    Posted by ブクログ

    一家離散によって幸せな生活を失った女子高生の真由。義父の虐待から逃れ、街で身を売るリオナ。2人は運命的に出会い、共に生きる決意をする。暴力と格闘する少女たちの肉声の物語。

    0
    2024年01月27日

路上のX の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    朝日文庫
  • タイトル
    :
    路上のX
  • タイトルID
    :
    908373
  • ページ数
    :
    512ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年02月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

朝日文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

桐野夏生 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す