白蛇教異端審問

白蛇教異端審問

520円 (税込)

2pt

ケンカ・キリノの真骨頂といえる初のエッセイ集。

直木賞受賞直後の多忙な日々を綴った日記や書評、映画評、いわれなき中傷に対して真摯に真っ向から反論する表題作の長篇エッセイに加え5篇のショート・ストーリーも収録。
デビュー以来10年の軌跡をまとめ、小説では味わえないストレートな「桐野夏生」の魅力がぎっしりと詰まった著者初のエッセイ集。

解説・東野圭吾

※この電子書籍は2008年1月刊行の文春文庫を底本としています。

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白蛇教異端審問 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年12月14日

    桐野夏生さんの作品はすごく面白くて好きだったけど、ご本人も好きになった。

    いくつかの小節にわかれているのだが、タイトルにもなっている白蛇教異端審問が1番面白く、桐野さんを尊敬した。

    あと私もアウト的な、危ない主婦の方なのだろうかとぼんやり考えていた。反省。

    東野圭吾さんの解説、寄稿も面白かった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    読み物としてどうかとかよくわかりませんが、
    桐野ねーさん、応援してますっ!!!!って言いたくなりました 笑

    いつもとても真剣で、生真面目に正直に生きている人なんだろうと思います。
    そんなあなたが大好きです。 笑

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    Posted by ブクログ 2012年05月16日

    著者初のエッセイとショート・ストーリー集。作家さんのプライベートに物凄い興味を抱く私としては必読の本です。この本で桐野先生の家族のこととかが知れて嬉しかったです。

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    Posted by ブクログ 2011年07月16日

    大好きな桐野夏生なのですが、初のエッセイ集?あ、こんなのあったんだ、と手に取りました。どれも非常に短いけどパワフル。いつもどうやったらあんな世界を書き描くことができるんだろう、この人の頭の中はどうなっているんだろう、と思っていたので、彼女が書いている様子をちょっと覗けたみたいで嬉しくなりました。最終...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    私は今一番会ってみたい人ってこの人だと思う。
    頭の中を覗いてみたい。
    一体どんな毒がそこにはあるのか。
    どんな闇が隠されているのか。
    エッセイが出たと聞いた瞬間、夢中で本屋に走った。

    少し分かった気がする。
    彼女は怒っているのだ。
    自らの芯を持ち、しっかりとたって。
    ふがいない世の中を嘆いてるのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月18日

    桐野夏生の白蛇教異端審問を読みました。桐野夏生のエッセイ・日記・短編集でした。あとがきで東野圭吾が「このエッセイは彼女の口から吐かれた怒りの炎なのだ」と書いているように、桐野夏生の歯に衣着せない意見がこれでもか、と書かれていました。女性の視点から感情的で理論的な、そして結構過激な論説が展開されていま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    1/9 エッセイというよりは作家のノートを覗き見しているような。どこまでも「作家」の部分しか出してないことに驚いた。
    あと消費されるってつらそうだな、と。
    桐野夏生はかっこいいっす!

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    Posted by ブクログ 2019年09月01日

    数日前には「この強い女性の言葉は今読めない」と感じた文章だったが、今は読み易い。
    何度か引用している、大江さんのいうところの「読書のタイミング」が、まさしく今だったようだ。

    コラムの中に、お母様を亡くした時のことが書かれており、それも今ドンピシャだと感じる。
    その文章に触発されて数日前「なにをみて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月03日

    ショートコラム、日記、エッセイ、ショートストーリー、表題作となっている論戦などが収録されている作品。
    やはり桐野夏生さんは、とてもまっとうな方なのだと納得した。こういう人間としてのまっとうさを抜きにして、「OUT」や「グロテスク」のような圧倒的な作品は書けないだろう。

    それにしても方々で絶賛される...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月26日

    桐野エッセイ。
    割と普通の人だなぁ。という感想。
    もう少し若い人かと思ってた。

    表題作は読み応えありました。
    他人の喧嘩は他人事なので。

    私は本は買う派です。
    売りません。

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