【感想・ネタバレ】インドラネットのレビュー

あらすじ

美貌とカリスマを備えた友人・空知の行方を追い、東南アジアの混沌に飛び込んだ晃。だが待ち受けていたのは、空知とその姉妹の凄絶な過去だった……。数多の賞を受賞した著者が到達した「現代の黙示録」!

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Posted by ブクログ

主人公が、親友を探すという強い思いのみで、慣れないカンボジアの土地に旅に出て、ハラハラドキドキシーンが多発する冒険小説  想像以上におもしろかった

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2025年04月20日

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いらいらとはらはらの連続でした。終わり方が最高。内容を忘れてしまう本が多いけど、これは忘れないはず。

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2025年04月05日

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主人公が危なっかしいというか、結構ハラハラドキドキさせられた。初めての海外一人旅で危機感ないのが怖かった!笑

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2025年03月26日

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ネタバレ

こんなに悲しいことってない。
カンボジアまで探しに来た親友を、自分の手で最期を迎えさせなければならないなんて。
これまでの晃の人探し旅は、こんな形で終わるのが正解だったのか。親友だからなのか。

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

桐野夏生さん、文庫が出たらだいたい読んでます。
本作は文庫の裏書に、「何のとりえもない非正規雇用の男性」が主人公と書いてあったので、社会的弱者を描き、問題提起するような作品かと思ったら、もっと壮大でした。
主人公の八目晃が、高校時代に親しくしていた「空知」の父親の葬儀に行き、「カンボジアまで空知を探しに行ってほしい」という依頼を受ける。
ダメ男、晃が実際にカンボジアに旅立つまでもけっこうイライラさせられ、依頼してきた男たちにも怪しいところがあり、ドキドキする展開。やっとカンボジアに着いたと思ったら、親切な人に助けてもらったりもするのだが、それもまた罠だった?と思うことになったり、大金をあっというまに盗まれたりして恐ろしい。
カンボジアの建設業で成功した男に助けられたりもするが、その手下は日本の闇バイトとつながっているようでもある。
闇バイト(振り込め詐欺)の拠点が東南アジアにあった…というニュースをここ数年で目にするようになったが、こういうことなのか?と興味深かった。(ある程度は取材して書いているはず)。
晃とかかわる人たちの、誰を信じてよいのか全く分からない怖さがある。
そして、追ってきた空知の正体がわかってくる。

いわゆる民主化運動のカリスマ的存在だった人物の息子で、現政権にとって邪魔な存在であり、命を狙われていた…ということだった。
政情不安定な国に暮らすということがどういうことなのか、政治的リーダーというのはときに、自分の意思でなるものではなく、周りから祀り上げれ、逃げ出せなくなるものなのか、など色々興味深かった。
空知の行方を追ってついに、個人が所有しているという謎の島にたどり着いた晃。
え?え?このあとどうなるの~!?と、最後どうなるか全く予測がつかないまま、残りのページ数が少なくなってドキドキした。終わり方が衝撃的だった…。


↓ネタバレ注意
戦いの象徴に祀り上げれた?空知は、テロ?か何かで顔(眼球)も、手足も吹き飛ばされ、生きた屍のようになって、麻薬づけになって生きていた。はるばる会いに来た晃と心を通わせ、最後には「おれを殺してくれ」と頼む。
晃はそんなの無理だ…ともちろん言うのだが、不自由な体の空知を胸に抱きしめたあと、「あ!」という間に崖に放り投げてしまうのだ。読んでいて「わ!」と言ってしまった(笑)。潔すぎる終わり方だった…。
そして部屋に残った晃が、次の「象徴」になる?という気持ち悪ーい終わり方だった…。
解説によると、コンラッドの「闇の奥」のリスペクト作品なのではないかと。怖いです。

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

いやぁー面白かった。
平凡でうだつの上がらない契約社員の晃。高校時代に親しくしていた野々宮兄弟の父親の葬式に参列したことから空知を探す旅に誘われカンボジアに向かう。
カンボジアで起きる出会い、再会。それは仕組まれたものなのか、また空知に会うことはできるのか最後の衝撃の展開に瞬読した。

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

一気に読めた。
カンボジアの描写が秀逸で情景が容易に思い浮かんだ。
ダークでロードムービー的な側面は個人的に村上龍の歌うクジラを思い出した。

物語の後半、三流私立大学卒業の派遣社員風情がカンボジア現地人や欧米人とよく会話するのだが、そんな都合よく英語?で会話できる?と思ってしまうのは野暮なのか

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃに面白い…!!
カンボジアが舞台であるが、神秘性や人間の闇についてもドラマティックに描かれていた

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2024年09月05日

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桐野夏生『インドラネット』角川文庫。

タイトルの『インドラネット』とはインドラの網ということで、物語が急展開する後半で説明がある。全く予備知識も無く読み始めたのだが、予測不能の展開と驚愕の結末に一気読みだった。読み終えてみれば、物凄く練られた小説だと非常に感心した。

東南アジア独特の熱量、海外ならではの平和ボケした日本人が遭遇する危険的状況が桐野夏生の手により、見事に描かれている。


年収260万円で働く非正規雇用の25歳になる八目晃はゲーム三昧の無為な生活を行なっていた。

ある日、晃は実家の母親から近所に住む仲の良かった同級生の野々宮空知の父親が亡くなったという連絡があり、葬儀に顔を出す。空知はモデルのような風貌とカリスマ性を合わせ持ち、何故か平凡でクラスでも不人気な晃だけを特別扱いしてくれたのだ。

晃はその葬儀に息子の空知と空知の妹の美貌の2人の姉妹の姿が無かったことに驚く。聞けば、空知も2人の姉妹も東南アジアに向かい、消息不明になっているらしい。

晃は葬儀に出席していた安井と名乗る男から資金を出すので、カンボジアで消息を絶った空知と2人の姉妹の行方を探して欲しいと頼まれる。非正規雇用に嫌気を感じていた晃は仕事を辞め、カンボジアへと向かう。

海外旅行は初めてで右も左も解らない晃に吉見というバックパッカーの女性が近付き、格安のドミトリーを紹介すると言われ、連れて行かれたドミトリーハウスで初日の晩に30万円を盗まれ、途方に暮れる。

晃はカンボジアで同級生の空知と2人の姉妹を見付け出すことが出来るのか。3人がカンボジアに留まり、帰国しない理由は一体何だったのか。

本体価格860円
★★★★★

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2024年08月26日

Posted by ブクログ

人に流されて生きてきたような主人公が旅を経験して強くなるのかと思っていたけど、最後まで流されていく生き方は変わらないんだな
日本での生活もカンボジアでの生活もお金と暇があれば全く同じ生活になっていくところが笑える
そういう生温い生き方が、周りの人達に騙される結果へと繋がるのか、、。

それでもストーリーはすごく面白い!
先が読めない面白さ
果たして探し人には会えるのか
そして衝撃のラスト

全くハッピーエンドではないけれど読んでよかった

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2025年03月07日

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ついつい小説を読む時、主人公はまともな人間であると読み進めてしまいがちだ。でも、こいつはグズである。金をもらって海外に行く約束なのになかなか行かない。暴力的だとかサイコパスだとかではなく、同じ世界にいそうなグズだからヤキモキする。

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2025年07月17日

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ネタバレ

頼りない主人公が危ない旅に巻き込まれていく様子がとてもハラハラさせられて一気に読んだ。理解できそうに思えてやっぱり全然共感できない主人公の考え方。
ダメ人間だった主人公も旅で色んなことを経験してラスト親友に会う頃にはしっかりした人間になって感動の展開かと思いきや、やっぱり相手の言動にすぐ流されて自暴自棄なまま変わってなかったのか…それとも親友の思いを汲んであげたということなのか。空知は“お前が次のソルになれ”とか言ってたけど重要人物の空知消えたら主人公殺されないのか?
主人公はカンボジアのばあちゃんとか空知のことばかり気にかけて本当に心配してくれている日本の母親には金を無心するだけでろくに連絡もしないってとことん何かが偏ってる
ラストだけゲームで唐突なバッドエンドになったときくらい急に幕が閉じられてしまった感はある。でも帯には「最後の1ページまで希望と絶望が反転し続ける」と書いてあったのでまさにその通りだった。
総じてすごく楽しめました。めちゃくちゃ後味は悪いけどね

これ語り合いたいけど、周りで誰も読んでくれそうな人いないかなしみ

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2025年01月23日

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どうしょうもない主人公の男の人に引きずり込まれる感じで続きが気になって一気に読んでしまった。
映画みたいに壮大なお話で読んでて楽しかった。

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2024年12月03日

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ネタバレ

梲が上がらない現代的な男子がカンボジアで大人に成長する話。

40代の私には全く理解できない主人公の価値観の展開に、文章の読み易さも相俟って、子供を心配する親のようにソワソワしながらイッキ読みしていた。

ノンフィクション作家の高野秀行さんの解説に、小説の世界では「信頼できない語り手」という手法があるらしく、カズオ・イシグロ「日の名残」やコンラッド「闇の奥」などがその例と紹介されていた。「闇の奥」を読んでまたソワソワしたいと思った。

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2024年10月17日

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野々宮父の死/シェムリアップの夜の闇/
ニェットさんの青唐辛子粥/さらば青春/
冷たい石の下には/インドラの網

晃くんに届いた知らせから
思いもよらない彼の旅が始まる
行き当たりばったりで
いい加減で
ある意味 格好悪い 旅が
いい加減帰ったら?と何度思ったことか
思いがけず粘るのだ彼は、弱気ながら

行きついた場所でズルズルと過ごして行くのかな、彼なら

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2024年10月15日

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高校時代、唯一と言って良い親友且つ家族ぐるみに仲良しだった美男子「空知」が、大学生になって突然日本から出国し、そのまま行方不明に

空知には姉妹が2人いて、その2人とも超美人

その後、主人公の八目晃は社会人になるも冴えない契約社員になり、冴えない日々を送っている最中

ある日母親から、空知の父親が亡くなったと連絡が入って、お通夜に参列

そこで出会った怪しい男から、空知の行方を探しにカンボジアへの渡航を打診され…

八目晃のダメっぷりが際立つ内容なのですが、カンボジアで捜索を進める中で逞しさは増して行きます。でも、選択する手段がことごとく的確ではなくて、でも偶然すぎるくらいうまいこと行って、うまいこといくのにも理由があって、どんどん深い闇にハマって行って、最後はまさかの展開でした

絶えず、疑心暗鬼になりながら最後まで読め通す感じの内容でした。読んでいて少し疲れるし、出来過ぎでは?と思う展開の連続なのですが、最後にその理由も明らかになったりして、展開としては納得感あり、面白かったです

どこまで真実かわかりませんが、カンボジアの描写も妙にリアルでした

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2024年10月02日

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ネタバレ

久しぶりの桐野夏生

主人公八目は何も取り柄がない社会人。
唯一誇れることは、高校時代に空知と親友であったこと。
空知は頭もよく、かっこよく、人気者。空知の親友ということだけが自慢だった。
だが、社会人になって急に空知と疎遠になり、アジアへ旅立ち行方不明に。
空知の姉と妹も同様にアジアで行方が知れない状態になっていた。
空知の父親の葬式で、複数人に空知兄弟を探してほしいと頼まれる。

すごく壮大な話だった。展開が結構変わるし、色々な人にだまされ疑心暗鬼になる。早く続きが読みたく一気に読んでしまった。
八目は旅を通じてたくましくなり、大変な経験は人を成長させるんだなと思った。

空知と再会はできたが、変わった姿になりやるせないが
最後に八目と会い空知の望みをかなえてもらったので終わり方はよかった。
空知が亡くなったところで終わったが八目はこれからどうなるのか・・続きが気になる。無事に生きて帰れる気がしない。

カンボジアの政治についてはよく知らないため、背景をしっていたらもっと楽しめたかもしれない。

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2024年09月27日

Posted by ブクログ

一気に読んだ。続きが気になって仕方なく、なかなか止められなかった。

カンボジア、ポル・ポト。
国内も落ち着き、観光に関しては大きな問題もなくできる国になったと思っていた。
やはり世界一治安の安定した日本に生まれ育って住んでいる自分は甘い。

これ、本当に小説なんだろうか。
桐野夏生氏の筆力を使ったドキュメンタリーではないんだろうか。

悲しく、考えさせられるラストだが、余計に《あるかも》という気になり現実と物語の境界線がボヤける。

途中、アジアの発展途上の国の美しい海と逞しい現地の人、複雑な政情、植民地時代の名残りを、作品を読みながら並行してスマホで検索していた。

バックパックも自分の読書スタイルも、経済と政情が安定した恵まれた国に生まれた幸運があるからこそだ。

バックパッカーって、時代は変わっても、どんなに慣れていても危険と隣り合わせだと実感した。
そりゃそうか。みんな《特権》だと分かってやってるのか。

《1番怖いのは人間の悪意》
そこに異国の人か知人かは関係ない。
むしろ分かりやすく悪意を向けてくる人は、こちらも対応を考えることができるのでそれほど思い悩むことではないのだ。

1番怖いのは潜む悪意を表に出さず、親切で仲のいい隣人のフリをしてくる人。


桐野夏生さん、すごいです!

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2024年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

桐野さん作品初めてでしたが、旅行したことがあるカンボジアが舞台ということもあり、だいぶ引き込まれてグイグイ読み進めてしまった。終始、主人公に対しては「なんだこいつ」という感が拭えなかったけど、それでも世界の暗い部分、闇の魅力に抗えず、読み進めるとそれでもずっと不穏で、ハッピーエンドじゃないんだろうなと思わされつつもどういう終わりを見せてくれるんだろう…!っていうワクワクが増していった感じ。そして期待を裏切らない終わりだった。
日本で少し退屈だけど、平穏な日々を暮らしていく人もいれば、それだけじゃ飽き足りなくて違う世界に飛び出していく人もいる。今平穏に暮らしていることは決して当たり前でなくて、一度踏みたがえれば全く違う世界があることを、普段見てみぬふりをしていたり、平穏に飼い慣らされてしまっていたりするけれど、結局全部自分次第なんだよなぁと思ったりする。。
色々考えてしまうけど、とても面白かった。桐野作品また読みます。

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2024年08月29日

Posted by ブクログ

意外性があるけれど、主人公の書き方や結末が何となく納得できなかった。桐野夏生の作品の中ではB級かな。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

衝撃のラスト。。
一気に読める作品。バックパッカーしてた頃の自分と重ねながら読み、懐かしくも時に恐怖を感じた…

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2024年12月16日

Posted by ブクログ

途中までのカンボジア旅行記から一転、真相に近づくにつれ物語が加速していく。
しかし、最後のオチが自分にはどういう気持ちでそれをしたんだよ?となってしまった。
カンボジアには行きたくなる

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2024年10月14日

Posted by ブクログ

カンボジアの国情は、よく知らなかったが、日本とカンボジアとの関係やカンボジア国民の複雑な立場と感情に目を見開かされる思いだ。
なんとなく、ハッピーエンドを期待していたが、期待に反して、国の政治情勢に翻弄された若者の姿が悲しい。

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙に魅かれて購入
どうしようもない主人公(晃)に対して嫌な感じになったが、一気に読み進めた

なぜ そこまでして晃は空知に会いたかったのか? 愛情がある??


ニェット婆さん以外は、全員 敵だったか?

空知になる晃 合成ドラッグに溺れていくのか?

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2024年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

202408/理由等も描かれてはいるけど、それでもこういう性格・能力の主人公がそれだけで海外に人探しに行くかなあとか、ここまで力がある黒幕達がわざわざとる手段や行かせる言い訳として用意してた設定がこれ(オペラだの結婚だの)って…とか、ちょっと納得いかない部分はあったけど、結局続きが気になるし面白くて一気読み。展開もラストもなかなか衝撃的。バックパッカーやブロガー達の描写も秀逸で、こういうサブキャラ達の外見や言動が、より物語を息づかせている。

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2024年08月14日

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