ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
美貌とカリスマを備えた友人・空知の行方を追い、東南アジアの混沌に飛び込んだ晃。だが待ち受けていたのは、空知とその姉妹の凄絶な過去だった……。数多の賞を受賞した著者が到達した「現代の黙示録」!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
主人公が、親友を探すという強い思いのみで、慣れないカンボジアの土地に旅に出て、ハラハラドキドキシーンが多発する冒険小説 想像以上におもしろかった
いらいらとはらはらの連続でした。終わり方が最高。内容を忘れてしまう本が多いけど、これは忘れないはず。
主人公が危なっかしいというか、結構ハラハラドキドキさせられた。初めての海外一人旅で危機感ないのが怖かった!笑
いやぁー面白かった。 平凡でうだつの上がらない契約社員の晃。高校時代に親しくしていた野々宮兄弟の父親の葬式に参列したことから空知を探す旅に誘われカンボジアに向かう。 カンボジアで起きる出会い、再会。それは仕組まれたものなのか、また空知に会うことはできるのか最後の衝撃の展開に瞬読した。
一気に読めた。 カンボジアの描写が秀逸で情景が容易に思い浮かんだ。 ダークでロードムービー的な側面は個人的に村上龍の歌うクジラを思い出した。 物語の後半、三流私立大学卒業の派遣社員風情がカンボジア現地人や欧米人とよく会話するのだが、そんな都合よく英語?で会話できる?と思ってしまうのは野暮なのか
めちゃくちゃに面白い…!! カンボジアが舞台であるが、神秘性や人間の闇についてもドラマティックに描かれていた
桐野夏生『インドラネット』角川文庫。 タイトルの『インドラネット』とはインドラの網ということで、物語が急展開する後半で説明がある。全く予備知識も無く読み始めたのだが、予測不能の展開と驚愕の結末に一気読みだった。読み終えてみれば、物凄く練られた小説だと非常に感心した。 東南アジア独特の熱量、海外な...続きを読むらではの平和ボケした日本人が遭遇する危険的状況が桐野夏生の手により、見事に描かれている。 年収260万円で働く非正規雇用の25歳になる八目晃はゲーム三昧の無為な生活を行なっていた。 ある日、晃は実家の母親から近所に住む仲の良かった同級生の野々宮空知の父親が亡くなったという連絡があり、葬儀に顔を出す。空知はモデルのような風貌とカリスマ性を合わせ持ち、何故か平凡でクラスでも不人気な晃だけを特別扱いしてくれたのだ。 晃はその葬儀に息子の空知と空知の妹の美貌の2人の姉妹の姿が無かったことに驚く。聞けば、空知も2人の姉妹も東南アジアに向かい、消息不明になっているらしい。 晃は葬儀に出席していた安井と名乗る男から資金を出すので、カンボジアで消息を絶った空知と2人の姉妹の行方を探して欲しいと頼まれる。非正規雇用に嫌気を感じていた晃は仕事を辞め、カンボジアへと向かう。 海外旅行は初めてで右も左も解らない晃に吉見というバックパッカーの女性が近付き、格安のドミトリーを紹介すると言われ、連れて行かれたドミトリーハウスで初日の晩に30万円を盗まれ、途方に暮れる。 晃はカンボジアで同級生の空知と2人の姉妹を見付け出すことが出来るのか。3人がカンボジアに留まり、帰国しない理由は一体何だったのか。 本体価格860円 ★★★★★
人に流されて生きてきたような主人公が旅を経験して強くなるのかと思っていたけど、最後まで流されていく生き方は変わらないんだな 日本での生活もカンボジアでの生活もお金と暇があれば全く同じ生活になっていくところが笑える そういう生温い生き方が、周りの人達に騙される結果へと繋がるのか、、。 それでもストー...続きを読むリーはすごく面白い! 先が読めない面白さ 果たして探し人には会えるのか そして衝撃のラスト 全くハッピーエンドではないけれど読んでよかった
ついつい小説を読む時、主人公はまともな人間であると読み進めてしまいがちだ。でも、こいつはグズである。金をもらって海外に行く約束なのになかなか行かない。暴力的だとかサイコパスだとかではなく、同じ世界にいそうなグズだからヤキモキする。
どうしょうもない主人公の男の人に引きずり込まれる感じで続きが気になって一気に読んでしまった。 映画みたいに壮大なお話で読んでて楽しかった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
インドラネット
新刊情報をお知らせします。
桐野夏生
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
もっと悪い妻
ダーク(上)
アンボス・ムンドス ふたつの世界
エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014
玉蘭
グロテスク 上
光源
錆びる心
「桐野夏生」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲インドラネット ページトップヘ