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私は子供を捨ててもいいと思ったことがある――。 衝撃のラストが議論を呼んだ直木賞受賞作。 カスミには、家出して故郷の北海道を捨てた過去がある。 だが、皮肉にも北海道で幼い娘が失踪を遂げる。 じつは夫の友人・石山に招かれた別荘で、カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。 罪悪感に苦しむカスミは一人、娘を探し続ける。 四年後、元刑事の内海が再捜査を申し出るまでは――。 解説・福田和也 ※この電子書籍は1999年4月に講談社より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
15回目ぐらいの再読をしました。この世のあらゆる小説のなかで、もっとも好きな小説です。先を知っていても、素晴らしかった。
一気読み
ぐいぐい引き込まれました。最初の登場人物を覚えておくことで混乱せずに読み進められます。上下巻揃えて読まれることをお勧めします!
読むのは二度目。でも内容は忘れていたのでまたドキドキしながら読んだ。面白かったー。カスミは勝手過ぎて好きになれないけど。
最初は不倫の話は読みたくないよ気持ち悪いな、くらいに思っていたのに、あれよあれよと急展開 空想と現実の境界があやふや 打ちのめされて打ちのめされて、ご都合的な幸運なんて皆無 心理描写が切なく痛いほどで読む手が止まらない 桐野さん作品の中でもダントツ好き
カスミは、故郷・北海道を捨てた。が、皮肉にも、北海道で幼い娘が謎の失踪を遂げる。罪悪感に苦しむカスミ。実は、夫の友人・石山に招かれた別荘で、カスミと石山は家族の目を盗み、逢引きを重ねていたのだ。カスミは一人、娘を探し続ける。4年後、元刑事の内海が再捜査を申し出るまでは。話題の直木賞受賞作ついに文庫化...続きを読む。 娘が失踪した事件を追う物語ではなく、娘が失踪した母親の物語ですね…今のところ 元旦から読み始めたけどなかなか時間取れなくてやっと上巻終了笑 この先がめちゃくちゃ気になってます。 どんな結末に持っていくのかしら… 直木賞ですもの期待してますよ♪︎~(・ε・。)
前半登場人物に感情移入出来なくて苦戦した。 なんだこいつって思う人ばかりで一回本捨てました(下読んでからまた買い直した。) 子供がいるのに不倫、動物虐待などは個人的に苦しすぎて読み返せないのだけれど、それでもこの小説はとっておかなければと思った。
不倫相手の別荘地で、女性の愛娘が行方不明となる。全てを捨てて娘を探し続ける内に、元刑事が捜索に加わって探し続けるが、彼の余命はいくばくも無いが、献身的に探し続ける。
過去立場展開登場人物の過不足ない見事な描写にロードムービー要素が味付け。多く長い心情描写は桐野節でなければこんな上質作品にまとまらない。そりゃ文句なしに直木賞だ。
この物語は、『好きじゃないけど、面白い』という、何とも複雑な気持ちにさせられる本。ストーリーは、主人公カスミがW不倫の最中、娘が失踪してしまい、娘探しの旅に出る....という。それだけ切り取れば「自業自得の最悪やん」となってしまうのだが、カスミにははそれほど嫌悪感を感じなかった。なぜなら、彼女は常に...続きを読む安穏の地なく、彷徨える宿命を背負った女であるというのがまざまざと伝わってきたから。という気持ちを抱えたまま下巻へ~
故郷の北海道を捨てたカスミは、夫の友人で不倫相手の石山に北海道に別荘を買うと告げられる。 そして、互いの家族が集まり別荘で過ごすことになるが、そこでカスミの娘が行方不明になる。 数奇な運命。 そこから、何もかもが崩れ出す。 2015.11.27
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