【感想・ネタバレ】柔らかな頬 上のレビュー

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Posted by ブクログ

不倫相手の別荘を自分の家族と共に何食わぬ顔で訪問した主人公が、男のためなら夫も子供も捨てていいと思った翌日、5歳の娘が失踪してしまう。それから4年が経過しても発見されない。当事者たちは行方不明者の家族としてその後の人生を生きているがそうであることに疲弊してもいる。もう娘は帰ってこないと思うのが現実を生きることなのか、娘がいない、そのことが現実なのか。娘の失踪が周囲に波紋のように影響を広げていくさまは読み応えがある。

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2022年12月04日

Posted by ブクログ

15回目ぐらいの再読をしました。この世のあらゆる小説のなかで、もっとも好きな小説です。先を知っていても、素晴らしかった。

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2022年04月12日

購入済み

一気読み

ぐいぐい引き込まれました。最初の登場人物を覚えておくことで混乱せずに読み進められます。上下巻揃えて読まれることをお勧めします!

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2020年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『ピクニック・アット・ハンギングロック』を読みたいなーなんて思っていたら、「そういえば、『OUT』を読もうとした時、『柔らかな頬』とどっちを読むか迷ったんだけど、あれ、確か失踪モノだったっけ」と思い出したのがきっかけ。

そんな“代わりに”読んだ本だったんですけど、これ(上巻)はよかった。
何がいいって、主要登場人物のカスミ、石山、道弘、典子、どれにも共感できちゃったのがよかったんでしょうね。
ホントそれぞれ、「あー、わかる…」って感じ。

といっても実際のところ、カスミはわからないんだろうなぁー(ていうか、実際に会ったらお互い大っ嫌い!ってタイプだと思うw)。
ただ、“ここ(今)ではないどこかへ”という思いや渇望が自分の中にもあるのは間違いないだろう(ていうか、ない人はいないかw)。
でも、その渇望を衝動として時々抑えられなくなっちゃうとまでなっちゃうとどうなんだろ?
もちろん、時にはそういう“衝動”がないと、人間、生きていてつまんないでしょうけどね(笑)
ただ、あそこまで強い思い込みで自分や周囲を追い込んでいっちゃう人って、「破滅型」としか言いようないんじゃないかと。
ていうか、カスミの場合は自分(や周囲)を破滅させることで新たな“ここ(今)ではないどこか”を得たい、みたいなところがあるのかもしれませんね。
って、思い出してみると、 (周囲には異常に思えちゃう)思い込みの強さで人間関係や自分をおかしくしちゃう人って、結構普通にいましたね。
ていうか、自分自身にもあてはまったりして!?w

“ここ(今)ではないどこかへ”という思いという意味では石山もそうなんでしょう。
ただ、石山の場合は、そもそも“ここ(今)”に少なくとも表面的には不満はないから。カスミや借金で追われる身になるという具体的な何かがないと、自分がその欲望を持っているということに気がつかなかったのかな?
そういう意味で、カスミに出遭うことで、彼女(という新しい世界?)に魅かれていく流れなんかはホント見事に描かれていると思います。
セーターを買って途方に暮れているカスミに出会うシーンとか、日常に疲れたカスミがエレベーターに飛び込んできたシーンとか。
あぁー、そりゃ落ちるわーって感じ(笑)
不倫って、要は“道ならぬ恋”じゃないですか(爆)
恋っていうのは洋の東西を問わず“落ちるもの”なわけで、人間が飛べない以上、そこに恋があったら落ちることしか出来ないんじゃないかと…www
これは、あくまで日々世の汚濁にまみれているオトナの論理として書きますけどw、例えば会社の同僚等日頃見知っていて、お互い好感をもっている男女(既婚者orどちらかが既婚)がいたとして。例えば、その女性その日常に疲れ切っていて、何かでそれが耐え切れなくなり、何かのハプニングでカスミのように男性に飛び込んできたとして、それを倫理を盾に拒否するのってどうなんだろうとも思うんです。
確かに男女の関係でいったら不倫であり不義なんだろうけど、男と女ではなく人と人の関係として見たら、相手を拒否しちゃうのは「冷たい」とも言えるわけです。
いや、別に不倫を肯定しているわけじゃなくってw
ていうか、何より自らの欲望に安直にのっているだけでは幸せや平穏な暮らしをつかめないというのは、下巻でカスミのお母さんのエピソードとして描かれていますよね。
とはいえ、現代は情報というやっかいなものがあるがゆえに、カスミのお母さんのようには生きるのは難しいという面もあるわけです。
他の異性を好きになり、離婚して再婚というのは普通にあることだし。付き合っている異性がいるのに別の異性を好きになることは、もっと普通にあると。
つまり、それはいつ誰の身にも起こっても不思議ではない事なわけです。
そういう誰に身にも起こりうる事を杓子定規(小学校の学級委員会的に?)に正解/不正解にしちゃう傾向が現代の生きづらさの原因の一つになっているんじゃないかと思うんだけどなぁー。

それはともかく、わかるという面で言うと、普通の人にとって一番理解できるのが典子と道弘なんじゃないでしょうか。
いや、石山も本来は典子や道弘と同ように理解しやすいタイプ、つまり、漠然とだけど幸せの雛型を知っていて、かつその雛型がほぼ同じという意味でカスミよりは典子や道弘の側に属していると思うんです。
そう考えると、“ケ(日常)”にウンザリして“ハレ(非日常)”を求めて故郷を捨てたカスミの危うさに石山や道弘が魅かれてしまうというのがわかるし。
逆に、カスミが“ハレ”より“ケ”を好む道弘との生活に次第に疲れていくというのもわかる。
さらに言えば、石山が安定しきった典子に“女”としての魅力(面白味)を感じなくなってしまうのもわかると。

…って、桐野夏生が書いたフィクションにわかるもわからないもないんでしょうけどね(笑)
ただ、この4人の性格や関係性というのは、つくづく「あー、わかる…」と思ってしまうところに迫力を感じちゃうんでしょうね。
支笏湖のあの雰囲気とか、道弘の印刷会社のある神田界隈とか、典子が石山にお金と時計を渡す高田馬場駅のホーム等々、個人的に馴染み深い舞台が次々と出てくることも含めて、やけに情景がリアルに浮かぶ上巻でした。

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2019年02月02日

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読むのは二度目。でも内容は忘れていたのでまたドキドキしながら読んだ。面白かったー。カスミは勝手過ぎて好きになれないけど。

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2016年02月06日

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天才探偵が颯爽と事件を解決するだけがミステリーではない。無意識の悪意や因果応報、現実に押し潰されていく人間達。この物語で唯一と言える無垢な瞳の持ち主が見たものとは何だったのか。この救いのない感じがたまらなく好き。

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2015年06月27日

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最初は不倫の話は読みたくないよ気持ち悪いな、くらいに思っていたのに、あれよあれよと急展開

空想と現実の境界があやふや
打ちのめされて打ちのめされて、ご都合的な幸運なんて皆無


心理描写が切なく痛いほどで読む手が止まらない

桐野さん作品の中でもダントツ好き

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2015年03月12日

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不倫相手の別荘地で、女性の愛娘が行方不明となる。全てを捨てて娘を探し続ける内に、元刑事が捜索に加わって探し続けるが、彼の余命はいくばくも無いが、献身的に探し続ける。

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2024年01月27日

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過去立場展開登場人物の過不足ない見事な描写にロードムービー要素が味付け。多く長い心情描写は桐野節でなければこんな上質作品にまとまらない。そりゃ文句なしに直木賞だ。

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2022年11月06日

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ネタバレ

あらすじも何も頭に入れないまま読んだので
行間に漂う仄暗い感覚と不倫劇から始まり
娘が行方不明になるという展開に目が離せなくなりました。

両親や周りの人の取り乱し方や諦め方、諦められなさ、接し方
テレビに出たときの世間の反応、善意の第三者や悪意の人の意見に
振り回される様子など、どれもリアルに感じます。

カスミは良いお母さんではないかもしれませんし、
愛情なのか執着なのかもわからなくなりますが
人間は一辺倒ではなく、一面だけで善悪を語れないという
一例であるとも言えます。

感情移入はできないものの、今いる場所から逃げたくて
その道を相手に見つける気持ちはわかる気がします。
その人といるときだけ息ができるというような感覚。

元警察官の内海の存在も、単なる善人ではなく
かと言って悪巧みをしているというのでもなさそうな
人間らしい描き方がリアルです。

どのような解決を見せるのか、そもそも解決できずに終わるのか
下巻が楽しみです。

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2019年02月20日

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この物語は、『好きじゃないけど、面白い』という、何とも複雑な気持ちにさせられる本。ストーリーは、主人公カスミがW不倫の最中、娘が失踪してしまい、娘探しの旅に出る....という。それだけ切り取れば「自業自得の最悪やん」となってしまうのだが、カスミにははそれほど嫌悪感を感じなかった。なぜなら、彼女は常に安穏の地なく、彷徨える宿命を背負った女であるというのがまざまざと伝わってきたから。という気持ちを抱えたまま下巻へ~

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2018年10月01日

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ネタバレ

(上下巻の感想)

面倒な田舎に嫌気がさして、実家を捨てるカスミ。
「夢」<「食べていくため」の仕事。
「普通でいい人」との職場結婚。
夫とは違う魅力を持ったクライアントとのW不倫。
「子どもや家庭を捨ててもいい」とお互いに思うくらいに周りが見えなくなっている2人。
それに気付いているお互いの家族。
そんなタイミングで失踪してしまうカスミの長女。
罪悪感におそわれ、狂ったように探し続けるカスミ。
長女のことしか見えていない母を傍観する次女。
離婚。
死を目前とした元刑事との長女捜索。
家族との再会。
死。

至る場面でカスミはどうしようもない人間だなって思ったけど、
その素質は誰にでもあるような気もする。
それをやるかやらないかってだけで。

読んでいてつらかったのが、2つ。

①全てを見抜いてしまったカスミの長女が、
もう私はこの世からいなくなってもいい、誰かに殺されてもいい、とまで思ってしまったところ。

②長女失踪後、長女の捜索に全てをかける母と暮らす次女の
全てを悟って諦めてしまっているところ。

桐野夏生さんの作品はどれも、
女性のエグさみたいなところを丁寧に丁寧に描いているので、
結構しんどいけど、
やめられないおもしろさがあります。

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2017年09月19日

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ネタバレ

(上下巻共通)
世評ほどの大絶賛はできませんが、直木賞受賞作だけあって面白かったです。文体もストーリーも重厚な、さすがと言うべき骨太の作品でした。

ただ、主人公・カスミの性的な魅力が話を動かすキーになっているのですが、その魅力が設定倒れというか、説得力を欠いていたように感じられたのは残念です。それが話の流れに若干の強引さを生じさせていた面も否めず。
内海の登場シーンでも「おいおいこいつと主人公が男女の関係に…なんて安い展開にはしてくれるなよ」と思っていたのに割とあっさり現実になってしまいました。

謎解きでなくヒューマンドラマに重きを置いた展開は見事だったのですが、それがやりたかったならあの最終章は完全な蛇足に思えます。

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2017年02月27日

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ネタバレ

3.8
高校卒業を機に、故郷・北海道と両親を捨て東京に出てきたカスミ、就職先の経営者・森脇道弘と結婚し二児を授かるが、
仕事の受注先のデザイナー・石山と不倫の仲になる。石山は二人の逢瀬の為に別荘を購入するが、そこは奇しくもカスミの故郷の隣の村だった。二家族での休暇という大胆な計画を実行し禁断の夜を過ごすが、翌朝、カスミの長女・有香が忽然と姿を消す
狂ったように有香を探すカスミ、大きく歯車が狂い出し、人も環境も全てのものが変化して行く。

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2016年09月28日

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故郷の北海道を捨てたカスミは、夫の友人で不倫相手の石山に北海道に別荘を買うと告げられる。
そして、互いの家族が集まり別荘で過ごすことになるが、そこでカスミの娘が行方不明になる。
数奇な運命。
そこから、何もかもが崩れ出す。

2015.11.27

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2015年11月27日

Posted by ブクログ

W不倫中に子供が行方不明に。どう考えても自分たちのせいだろ~と思いながら読み進めた。ミロシリーズのミロみたいな主人公だな、カスミは。イマイチ好きになれず。
下巻で子供は見つかるのか?

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2015年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶり桐野さんの本。
上下巻の長編小説。
とっても重く濃い内容になってます。

主人公のカスミの気持ちがヒシヒシと伝わってくる。
自分もカスミと同じ立場だったら、きっと同じことを考え、同じように行動すると思う。
でも、反対にカスミの夫の言ってる言葉も痛いほど分かる。
でも、どっちの意見も取ることはできない歯痒さ。読んでて可哀想になり、胸が締め付けられる思いです。

それに加えて、末期の癌に侵されてる内海の素っ気なさが、またこの小説をズシンと重くしてる。

この後、下巻でどう展開するのか楽しみです。

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2015年02月06日

Posted by ブクログ

直木賞受賞作という事で買った一冊。

不倫と子供失踪の話

失踪した子供を探す話が中心の小説だと思ってたが、子供を探す母親の話の様に感じた。

子供を探す母親の心理が詳しく描かれていると思うけど、ちょっとでも子を捨て不倫相手を選ぼうとした心理がよくわからないような、気持ちは理解できる様な…

初めはあまり興味が湧かなかった話だったが、だんだん話に引き込まれて下巻がどうゆう展開になるか気になる小説でした。

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

かつて故郷を捨て、今は取引先の男性と不倫の関係を続けている女性を襲った娘の失踪事件を軸に、人間の持つ業を描いた作品。
正直、真っ当な倫理観や理想論を持って読むと、まったく登場人物たちを好きになれないのだけれど、時にマンガ的でもある彼女らの振る舞い・心情は、どこか自分の心の片隅に潜む欠片のようにも思えて、憎めない。序盤に描かれる石山とのひりつくような生、そして後半の内海との冷え入るような死。途中回り道に思えるようなところもカスミの心の振れを描くのに必要だったように思う。
その長い旅路の果てにカスミが下した結論は理解もできるし、共感というか自分もその気持ちを共有できる境地になっていたのだけれど、でもやっぱり、ラストはきっちりと答えを描いてもらいたかった気もする。そこは読者の解釈次第ともいえるのだろうが。

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2023年07月19日

Posted by ブクログ

人物のいろいろな面を描かれていて、ストーリーの奥行きの厚さを感じます。
桐野夏生さん好きの贔屓目でしょうか。
下巻が楽しみです。

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2023年06月18日

Posted by ブクログ

直木賞受賞作ということで一読。
中盤まで読んでてっきりミステリーかと思ったが、全体を通してみると純文学に近いか。

上巻だけの感想を言えば、中盤までは心理描写も丁寧で、ストーリーもハラハラと楽しめた。
ただそれ以降のストーリー展開は「この展開必要だったか?」と思えるものが多く退屈に感じられた。


下巻への助走だと思いたいが…

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2023年02月11日

Posted by ブクログ

このカスミという女性が理解できない

何だかモヤモヤしながら読んでいたが
後半、死期の近いもと刑事が現れたことで
何か起こりそうな予感
一気に期待が高まった
さて、下巻でどうなるか…

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2022年07月07日

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桐野夏生さんの作品は何冊か読んでもういいやって思っていたんだけど、恒例の母から買ったし読みって渡されてしぶしぶ読み始めたんだけど、相変わらずこの人の作品に登場する主人公の女性は個性がきつく一種異常な性格であることが多い。多分に漏れずこの作品でも主人公のカスミは該当した。当然その周りに関係する人物環境も只の人では務まらずしっかりと強力な主人公を支えるサブキャラとして据えられている。
今回は文庫本という事で上巻下巻の2冊構成だが全然萎えることなくぐいぐいと物語に引き込まれて桐野さん、面白い作品書いてるじゃないですか!って叫びたくなった。
単なる不倫関係の物語では収まらず長女が忽然と行方不明になる。そしてその周りの人のそれぞれの物語が煩くなく不自然でもなく挿入されて全体を濃厚に作り上げている。前半ややもたつき気味の出だしは相変わらずでとっつきにくいが中盤から一気に引き込まれて、さて後半へ。

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2021年06月08日

Posted by ブクログ

直木賞受賞作。暗い過去をもち、浮気をしているとき、娘が行方不明になり、罪悪感をもちかながら、娘を探し続けるカスミ。
元刑事で余命宣告されている内海と娘を探しはじめる。
引き込まれる展開。面白い。

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2021年01月13日

Posted by ブクログ

最近、似たニュースがあったから、読んでみたくなった本。
こちらの本ではまだ事件の結果は分からず。
行方不明の子の母親、探してくれる余命僅かの元刑事、昔の不倫相手、のお話。

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2019年11月17日

Posted by ブクログ

ミステリーってあまり読んだことがなかった。
これは読みやすいミステリーだと思う。

展開や心の動きを追う面白さとしては
おすすめ。

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2019年10月11日

Posted by ブクログ

個人的には下巻の方が好きかなと思いました。なんでしょう、物語の間延び感が否めない。。それも最初はミステリー性を期待して読み始めた自分がいけないのですがね。桐野さんの人間の内面に滾る欲望をリアルに描いているのが味わえる作品だと思います。

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2018年12月22日

Posted by ブクログ

別荘でいなくなった娘を探し続ける母親。高校卒業して家出したその母親。その浮気相手、末期がんに侵されながら一緒に娘を探すのを手伝う元刑事。それぞれが自分の過去の行き方を思い返しながら、もがき苦しみながら生きていく。誰にもあること?特別なこと?どちらか良く分からない。

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2018年04月08日

Posted by ブクログ

うmmmm
こどもを持つ母として、また不貞をはたらいた両親をもつこどもとして、
不倫は絶対しちゃだめよねーと、おもいます。
直木賞なのかー
カスミには不快感しかないけれど、
下巻の構成は好き。石山さんとかね
最後とてもかなしい

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2016年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上下巻読破。
ぐいぐい引き込まれて読み続けたけど、下巻に入って複数の登場人物の視点(想像?)が入ってきて少々混乱。

推理小説だと思って読んでいたので、最後に犯人が曖昧なまま終わってしまったのがモヤモヤしました。

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2016年07月13日

Posted by ブクログ

現在、過去、空想、誰の主観なのか目線が変化したり、全体的に目的を見失ってさまよってしまうような雰囲気。理想ではなく現実的な物語。文書は好きだけど、昼ドラのような描写はやややりすぎかな~。主人公がどうしても好きではなかったので、心に残る作品ではありませんでした。

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2014年10月28日

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