桐野夏生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
福島の原発事故から15年が経ち、原発をベース電源とすると政権は舵を切った。
そんな中、著述業の集まりである日本ペンクラブは2025年に創立90年を迎え、2012年に「今こそ私は原発に反対します」を出したので、その続編として出版されたのが本書である。
最近青木美希さんの本を何冊か読んだので、他にないか探したら検索にかかり、読むことにした。
内容が原発、原爆、被曝などのため読んでいて心地よい本でもなく、どんどん読みたくなる本でもなかったので、少しづつ読み進めることになった。12人の書き手よる内容の濃い本となっている。もっと話題になっても良い本だとおもった。話題の多岐に渡っており情報の咀嚼力も必 -
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▼桐野夏生さんは、以前に「OUT」を読みました。血が沸るくらい面白かったのですが、あまりにエグ味が強くて、その後はなんとなく忌避しておりました。この度ご縁があって。
この本は、つまりは「谷崎潤一郎(晩年)と女たちの物語」です。
▼おそらく、関係者に相当な取材もして書かれたんだと思います。全て実名なので、その時点で確かにデンジャラスです(笑)。
谷崎ファン、細雪ファンには、たまらない内容です。谷崎も細雪も知らない人にとって面白いかどうかは、ちょっと分かりませんが、それでも十分に小説としてヤバい魅力に溢れいてることは間違い無いかと。
▼要は、谷崎さんは実際に・・・
「四姉妹の2番目である -
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ネタバレ下巻。上巻を読み終わってから、バブルが崩壊したらどうなる!?と、気になって気になって一気読み。
望月は株の取り引きで暴力団や、怪しい仕手師と関わっちゃうし。
バブルは崩壊するからさぁ…堅実にいこうよー…って読者は思うけど、でも実際、バブル景気のときはこんな人たちがいっぱいいたんだねって思うと、もの悲しくなってくる。水矢子だけは、幸せになってほしいと祈るような気持ちで読み進めるが、上巻の最初に、水矢子がホームレスになっていることが分かっているから、こんなに堅実に、地道に頑張っているのにな、ととにかく悲しい気持ちで読み進めるしかない。
その辺、やっぱり著者はちゃんと狙って書いてるよね。すごい。
バ -
Posted by ブクログ
ネタバレ桐野夏生さん大好き。間違いなく、絶対に面白い。
本書は、バブル前夜、証券会社に就職した若い3人の物語。
社会の不合理をありのまま描いている印象です。
彼らの証券会社は、昔ながらの男尊女卑社会で、総合職の女性もただのお飾り。男性社員の結婚相手として入社させた、という程度の存在。ましてや短大卒や高卒は一人前の労働力として認識されない。学歴や容姿でランク付けされる。
男たちは、早朝から深夜まで、ひたすら競争させられ、営業成績を上げるように叱咤激励され、先輩からいびられる。男性営業マンも、出自や学歴であからさまに差別される。
そんな社会で、主人公の3人は、なんとか恵まれない環境から抜け出そうとそれぞ