桐野夏生のレビュー一覧

  • ポリティコン 上

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    やばいやばい、読み始めたらとまりません。人間の濃厚な欲の部分を書かせたら、本当に桐野夏生は凄いと思う!下巻が楽しみ!!

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    2014年03月10日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    短編とはいえ、どの話も濃厚で露悪的。なかでもミステリー要素を含む「植林」「アンボス・ムンドス」の2編は引き込まれた。「植林」は容姿にコンプレックスを抱えた主人公の悲劇と見せかけて実在のある事件と繋がるという意外性のある内容で、短編には勿体無いと思うほど面白い設定だと思った

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    2013年06月19日
  • 女神記

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    ネタバレ

    登場人物の分類される重要な立場が女か男かのふたつだと感じた。
    主人公は女という概念がナミマという皮を被っただけであるし、イザナミ、イザナギ、マヒトもまた同じ。
    陰にされた女、陽になった男、
    自分勝手な男、昔のことを忘れる男、突き放され怨む女、昔に戻れればそれでいいはずの女。
    徹底的にイザナギを恨み尽くすイザナミと、マヒトに優しくされたら揺らぎそうなナミマがいるが、ナミマだけが独白の文体があって感情移入しやすいし、多くの女性はイザナミよりナミマ寄りなのでは。
    そのナミマがラストでイザナミに尽くすことを誓ったということは、多くの女性にイザナミと同じく男に屈しないことを奨励している?

    イザナギとイ

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    2013年05月08日
  • ファイアボール・ブルース

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    再読。
    女子プロレスを舞台にしたミステリー。
    スター級の選手と付き人との関係など女子プロの世界とともに謎解きもきちんとあってとても面白かった。

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    2013年05月05日
  • ファイアボール・ブルース2

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    再読。
    女子プロレスを舞台にした第二弾、短編集。
    ミステリー的要素も入っていて、どれも奥深い。

    最も印象に残っていたのは、主人公 近田と同期の美人レスラー与謝野の話「嫉妬」
    他には、「入門志願」「リングネーム」が面白かった。
    最後の「近田によるあとがき」は泣かせる。

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    2015年09月15日
  • 女神記

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    桐野作品の中でもこれはダントツはまった。ひきこまれた。感動を通り越して、こういう神話を作った?日本人のソウルみたいなものにただただ脱帽という気持ち。

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    2013年01月21日
  • ダーク(上)

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    成瀬の出所を心待ちにしていたミロシに衝撃の事実が…!!

    逃げるミロ。
    それを追う友部と鄭。
    そして父の女。

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    2012年08月29日
  • 女神記

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    古事記をモチーフにした「新しい神話」。古事記を知らなくても面白く読める。こういう話、かの時代には本当にあったんじゃないかと思うくらい私にはリアルに感じられた。込められたテーマが沢山ありそうなのも神話的。

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    2012年02月27日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    短篇集でどれをとっても面白い。どの話もいろんな意味で一線を超えちゃった人間が主人公で(この人の小説はみんなそうだ)、著者はその超える瞬間までも容赦なく激写する。『植林』『怪物たちの夜会』『愛ランド』『毒童』、いびつなタイトルのつけ方がまたいい。名は体を表してる。

    いくつかの話のモティーフはその後の長編に活かされている。『ルビー』→『東京島』、『浮島の森』→『In』など。

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    2012年02月02日
  • ダーク(上)

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    ミ、ミロちゃんが壊れていく!!

    なんだかミロの周りって普通の人が居ないな。エヴァンゲリオンに出てくる大人みたい。みんな危なっかしい。

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    2011年03月21日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    一つ一つの物語が個性を持っていて、印象強く本当に面白かった。
    特に『愛ランド』と『浮島の森』は面白い!!!
    東京島のベースとなった本とされている『愛ランド』はエロいけど女の人が本当に隠している本性、本音、願望?みたいなのを言い当てて、登場人物たちだけではない『女』の姿を上手く表現できてた。
    あと『浮島の森』は谷崎潤一郎、佐藤春夫、千代夫人の3人の話をベースに、娘の立場からそれらが語られてて面白い。2人の父親の作家という仕事をクリティカルに分析し、拒否する彼女の姿勢が面白かった。
    他の作品も、人間の深い黒い部分を細かく描いていて、おもしろい!!!おすすめです。

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    2010年10月14日
  • ダーク(上)

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    ミロシリーズ その3
    めちゃくちゃすぎる。
    シリーズ当初はまだ普通よりだったミロがどうしてこんなになっちゃうのっていう、桐野のこのめちゃくちゃ具合が好き。
    シリーズ最初の2作が地味なだけに壊れ具合が引き立ちます。

    何度読んでも面白い!

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    2010年06月22日
  • 光源

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    映画を作っていく中で、主演の大物俳優が降板してしまう。
    その裏にはC級の相手女優が思ったより存在感があって現場の雰囲気がその俳優にしてみれば面白くなく・・・ということを軸に展開されてく話。
    これも分かるわーって思う。
    そりゃあるよねー面白くないことも。
    人を妬んだり、自分ばかりしんどいと思ったり。

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    2010年02月04日
  • 白蛇教異端審問

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    桐野夏生さんの作品はすごく面白くて好きだったけど、ご本人も好きになった。

    いくつかの小節にわかれているのだが、タイトルにもなっている白蛇教異端審問が1番面白く、桐野さんを尊敬した。

    あと私もアウト的な、危ない主婦の方なのだろうかとぼんやり考えていた。反省。

    東野圭吾さんの解説、寄稿も面白かったです。インタレスティング的な意味で。

    桐野夏生を好きな人も嫌いな人も、一度読むべきではないだろうか。
    にょろ。

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    2009年12月14日
  • 白蛇教異端審問

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    読み物としてどうかとかよくわかりませんが、
    桐野ねーさん、応援してますっ!!!!って言いたくなりました 笑

    いつもとても真剣で、生真面目に正直に生きている人なんだろうと思います。
    そんなあなたが大好きです。 笑

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    2009年10月04日
  • ファイアボール・ブルース

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    女子プロレスが舞台の小説・・いったいどんな内容なんだろう?

    そう思ってパラパラとめくったら、それだけでも面白さが伝わってきた。



    「ファイアボール」とは女子プロレス界きっての強者・火渡(ひわたし)選手の別名のこと。

    そしてこの小説は、火渡の付き人兼女子プロレス選手でもある近田(ちかだ)の目を通して描かれてゆく。



    彼女たちが所属するPWPという女子プロ団体は、財政状況も悪く倒産寸前だ。

    その中で外人選手の失踪事件や、新人選手へのリンチ事件、事務所の独立問題などが次々と起こりストーリーが盛り上がる。

    また、何といっても近田はいまだに一試合も勝つことができないのだ。



    女子プロ

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    2009年10月04日
  • 真珠とダイヤモンド(下)【毎日文庫】

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    バブル期の証券会社や株という決して単純ではない題材をわかりやすく、疾走感あるタッチで描いている。ドラマを見ているかのように想像しやすかったし、とにかくエンタメを求めている方にお勧めしたい作品。

    特に下巻で転落していくさまはかなり心にはくるが、登場人物が完全に良人でも悪人でもないというところがこの作品のミソだと思う。

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    2026年03月23日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    表紙の女の人のとタイトルなるほど!
    上巻から結末はうすうす… でもエピローグまで読むとなんとも言えん寂しい気持ちになりました。。
    でも上下巻あっとゆうまに読んでしまえるすごいスピード感で面白かった!

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    2026年03月19日
  • ファイアボール・ブルース

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    「女子プロレスの小説なんて…」初めはそう思った。
    人に勧められて手にした本だった。しかし、次第に物語にのめり込んでいく自分がいた。
    緻密な取材に基づく、男性作家の格闘小説にも見劣りしない臨場感と、その中に巧妙に仕込まれたミステリー。
    やはり桐野夏生さんの作品は読んでいて心地よい。
    僕は作中に音楽のタイトルやアーティスト名が出てくる小説が好きだ。
    なぜならスマホを使ってその曲を検索し、音源をBGMにその作品の世界にどっぷりと浸れるから…。
    村上春樹の作品がそうである様に。
    「ファイアボールブルース」
    続編があることを知った。

    to be continued ですね。

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    2026年03月18日
  • 路上のX

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    飲食店を経営する両親の元で育った真由は、
    両親の都合で親戚の家に預けられ、居場所がない。

    “育ちの良い”真由が路上生活に出ていくとき、
    あまりの文化の違いに翻弄されていく。

    また路上生活の文化圏で暮らしていた側にも
    変化が起こっていく。

    総じて大人たちがあまりに“それぞれの常識”に生きていてだれも頼りにならないことが印象に残った。
    社会の中のどこかに居場所を持つ大人たちの言葉が、事態に直面している子どもたちにとっては、ただただ空虚だった。

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    2026年03月16日