ファイアボール・ブルース2
  • 最新刊

ファイアボール・ブルース2

490円 (税込)

2pt

荒ぶる魂を持つ女たちの強さと弱さ、そして優しさ。
己の限界を感じた時、彼女が選んだ道とは?

女子プロレス界きっての強者・火渡抄子。人は彼女を「ファイアボール」と呼ぶ。
火渡に憧れ入門し、付き人になった近田だが、仲の良かった同期・与謝野の活躍を前に、自分の限界が頭にかすめる。
そんな折、火渡が付き人を替えると言い出した。 近田は自分にどうケジメをつけるのか。
女の荒ぶる魂を描いたシリーズの完結篇となる連作短編集。

※この電子書籍は2001年8月刊行の文春文庫を底本としています。

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ファイアボール・ブルース のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ファイアボール・ブルース
    520円 (税込)
    女にも荒ぶる魂がある、闘いたい本能がある! 女子プロレス界に渦巻く陰謀を描く傑作長篇ミステリー。 「ファイアボール」と呼ばれる女子プロレス界きっての強者・火渡抄子、といまだに一勝もできない付き人の近田は、外国人選手の失踪事件に巻き込まれる。 新人のリンチ事件、事務所の独立問題……トラブル続出の中、後楽園ホールの試合が近づいてくる。 女子プロレス界に渦巻く陰謀と、女の荒ぶる魂を描く長篇ミステリー。 解説・鷺沢萌
  • ファイアボール・ブルース2
    490円 (税込)
    荒ぶる魂を持つ女たちの強さと弱さ、そして優しさ。 己の限界を感じた時、彼女が選んだ道とは? 女子プロレス界きっての強者・火渡抄子。人は彼女を「ファイアボール」と呼ぶ。 火渡に憧れ入門し、付き人になった近田だが、仲の良かった同期・与謝野の活躍を前に、自分の限界が頭にかすめる。 そんな折、火渡が付き人を替えると言い出した。 近田は自分にどうケジメをつけるのか。 女の荒ぶる魂を描いたシリーズの完結篇となる連作短編集。 ※この電子書籍は2001年8月刊行の文春文庫を底本としています。

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ファイアボール・ブルース2 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読。
    女子プロレスを舞台にした第二弾、短編集。
    ミステリー的要素も入っていて、どれも奥深い。

    最も印象に残っていたのは、主人公 近田と同期の美人レスラー与謝野の話「嫉妬」
    他には、「入門志願」「リングネーム」が面白かった。
    最後の「近田によるあとがき」は泣かせる。

    0
    2015年09月15日

    Posted by ブクログ

    連続短編集。
    プロレスの世界そのものに物語がフォーカスされているので、
    1作目よりもこちらの方が断然よい。
    前作では火渡抄子の活躍や生き様に重きが置かれていて彼女が主人公の扱いであったが、
    本作では物語の語り手である近田が中心となって各物語が展開していく。
    近田と同期の与謝野、レフリーのミッキー、ヒ

    0
    2014年02月24日

    Posted by ブクログ

    前作に続いてこの二作目も面白かった!個性的なレスラー達、荒れる試合、乱闘…読んでいて純粋に楽しい。加えてこの作品では、近田の視点で女子プロレスラーならではの悩みや葛藤なども書かれていて、華やかな世界の裏のシビアな現実がよくわかる。それにしても火渡さんはカッコイイ&「アマデウスさゆり」というリングネー

    0
    2013年07月14日

    Posted by ブクログ

    女子プロレスを題材とした2作目。先の見えない不安感や、祭りのあとの空虚感、女同士の日常のささいな情の駆け引きなど本当にこの作家さんは細やかな感情を拾いあげるのが巧い。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    1を読んだ人は読まないと損するほど完成度の高い連作短編集だが、前作の事件はなかったことになっている様子。ラストは1ほどスカッとしなかったけど、女子プロレスの世界に浸れた一冊。

    0
    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    女子プロレス界きっての強者・火渡抄子。人は彼女を「ファイアボール」と呼ぶ。火渡に憧れ入門し、付き人になった近田。仲の良かった同期・与謝野の活躍を前に、自分の限界が頭をかすめる。そんな折、火渡が付き人を替えると言い出した。近田は、自分にどうケジメをつけるのか。女の

    0
    2019年11月05日

    Posted by ブクログ

    先日読んだ「ファイアボール・ブルース」の続編。
    前作と違うのは、連作短編集だったこと。
    内容も、ミステリー要素がなくなり、
    レスラーとは言え女だけの世界の嫉妬や恐れなど、
    メンタル部分が深く描かれていた。
    連作1の「入門志願」は二人の新人の正体など尻つぼみで、
    その後の展開がどうなったのかイライラし

    0
    2015年07月29日

    Posted by ブクログ

    1の続編......と思ってたら、PWPは潰れてないし、では前日談かというと、近田の年齢や経歴も違ってる

    0
    2014年10月07日

    Posted by ブクログ

    前作の設定を引き継いだ短編集。

    だが、それぞれの話が繋がっており、
    チャプター毎にオチをつけた長編、といったところか。

    ひたすら火渡さんがかっこいいばかりだ。
    オトコの臭いを感じさせないオンナの物語。


    私も与謝野にどつかれたいものである。




    ……かるく昇天してやるぜ。

    0
    2012年04月16日

    Posted by ブクログ

    前作とは異なり、短編集となっている。

    付き人 近田の一人称小説となっている。

    前作よりもよかったけど、桐野夏生っぽくないかなぁ

    0
    2011年05月29日

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