ダークネス

ダークネス

2,750円 (税込)

13pt

私の愛した男たちは皆行ってしまった。私の魂を受け止めてくれる相手はもうどこにもいない――衝撃作『ダーク』から20年、村野ミロは生きていた。そして息子のハルオは「悪」を知る旅に出るが……。息子を守るため、凍る火の玉、ミロの最後の闘いが始まる。圧倒的迫力で描く、著者渾身のエンタテインメントの結末は。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    クラクラする。濃い。パンチ力抜群の498ページ。
    村野ミロシリーズ第一弾「顔に降りかかる雨」から読んでるけど、本著が20年ぶり…ミロが還暦…感慨深い。
    こんなに悪い人たちいるのかな…いるよね悪い人。
    その悪い人たちがホントに活き活きと描かれてる。著者の真骨頂と言えるでしょう。書いてて楽しいんだろな。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    作品名のとおり、人間の闇がとことん描かれた作品
    こういう救いのない小説が、人間の愚かさを表してて凄く面白いと感じる
    そんな自分が1番愚かなのかも知れない
    望まれずに生まれた息子、親の借金に泣く娘、欲望や復讐だけで生きている邪悪な人家達、そこに最も闇を抱えた主人公が絡み合う
    決して自分が味わうことのな

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    「ミロ」シリーズ最終話と銘打たれているが、あるいは続編もと期待したい。ストーリーと、それを追う文章の疾走感がすごい。シリーズ第一話からまた読み返してみたい。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    平穏な生活を望むも、ミロの過去がそれを阻む。良い子に成長したハルオの裏では、ミロの宿敵、久恵らの宿怨が未だ燻り続けていた…ミロの心の葛藤を見事に活写。長年身を隠し、闘い続けたミロに残されたものとは、一体何だったのだろう。フィクションとはいえ、老いをリアルに考えさせられた。

    0
    2025年10月21日

    Posted by ブクログ

    第一章では息子の視点から謎多き母親を描き、第二章では母親が身を隠しながら生きている理由が語られるというように章毎に物語の視点が変わっていく。
    息子とミロの夫との刑務所での面会から因縁のある人物たちの待ち伏せ。
    マザコン気味のハルオは自らの出生の秘密を知り、由惟の母親はハルオとの因縁があり、東京の病院

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    まさか20年以上経って続編が出るなんて思ってなかった村野ミロシリーズ。
    邪悪で暴力が溢れてた濃ゆいハードボイルドの前作『ダーク』から時は流れた。
    ミロが産んだ息子ハルオは20歳になり、医学部の学生だ。
    若いイケメン男子のハルオが爽やかでミロの癒しだなって思ってたら、ミロの過去のしがらみに囚われてダー

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    まさかラストにこんな展開が待っていっとは!
    ミロの息子のハルオに瀕死の状態にさせた盲目の久恵と刺し違える覚悟で乗り込んだとこに昔の仲間、友部が現れ久恵を(今は妻)刺殺するとは!
    20年の刑期を終えてジンボとも結局別れ、ジンボは韓国に帰り、車椅子で坂道から転げ落ちて死亡。(これ殺されたんだとね、息子も

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    続編を読めると思ってなかったので単純に嬉しかった。内容は簡潔にまとめてあって読みやすいし、やっぱり心動かされる。

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    ミロ・シリーズは全作読んでいるはずだが、彼女の背景すっかり忘れていた。
    しかし、それでも楽しめた。
    ミロが還暦になっても、たくましく美しい人間であることは嬉しいこと。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    まさかまたミロのシリーズが出版されるとは!桐野ファンだがミロにはあまり思いれがないため、本作もそこまで待ちわびていたわけではないもののやはり面白かった。もうミロが60歳という衝撃。そして20歳の息子もいると。過去作の展開もわりと拾っているので記憶がなくても問題なく読めた。強そうで脆いミロ。ああ、そう

    0
    2025年10月30日

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