桐野夏生のレビュー一覧

  • グロテスク 下

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    ネタバレ

    ルッキズムに囚われ、憎み、その外に行きたがっていた主人公がずっと妬んでいた美しい妹にそっくりな美しい甥が現れた瞬間、即心奪われてたのが凄すぎた 性別が変わった瞬間にルッキズムで搾取する側になっとる…人間の心情描写すごすぎ!?!?登場人物全員陰鬱で傲慢で切実で…って感じで凄みがずっとあった めちゃくちゃおもしろかった!!!

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    2024年07月10日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    ネタバレ

    野心金金酒金金暴力。
    ヤクザ屋さんがおしまいあたりは持っていきました。
    大ラストは3人の主人公のうち生き残ったみやこが(失われた)30年後井の頭公園で疲れたよパトラッシュでも会えたから、ってまだ53歳じゃないかあの頭を使って自分一人で生き抜こうとしていたみやこはどこへ?!というか死んだ親の借金って引き継がなくていいんじゃなかった?!それだけ故郷と上京を共にした2人の悲惨な最期がダメージだったということか。
    私は個人的に川村の存在がショッキングでしたねそんな複雑な生き死にあるのかと。
    読み応え読みやすさの見事な両立があり上下巻4時間くらいで読めた。すごい速さで複数の誰かの人生を体感するというフィ

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    2024年06月17日
  • 新装版 ローズガーデン

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     2000年に単行本として刊行された短編集。桐野夏生さん初期の「女探偵ミロ」シリーズ。
     特に巻頭の表題作はミロの若い頃の意外な姿を描いて面白い。
     これらの作品を読んで、この頃の桐野さんの志向がミステリらしさではなく人間を描くことにあったのだと明確になる。
     どうやらこの短編集の後に来る『ダーク』では、さらにミロは変貌してくるらしい。楽しみ。

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    2024年06月16日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    ⁡一気読み!

    1986年、のちにバブルと呼ばれる好景気に差しかかった頃に、証券会社に入社した水矢子と佳那、そして望月の男女3人。
    貧しい家庭で生まれ育った水矢子と佳那は、いつか上京するという夢を温め、やがて野心家の望月とともにマネーゲームの渦へと身を投じていく。

    この時代をひと言で表すなら、まさに"狂騒"。
    そんな空気感がひしひしと伝わってくる様なストーリーだった。
    株式投資なんて無知でお金もない私には縁遠いものだけど、景気のいいこの時代ではこんなにも身近なものだったのか〜。
    だけど、お金、お金の世の中って、やはり欲にまみれ、人を狂わせていくから怖い。

    今から

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    2024年06月16日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    装丁カッコ良すぎない??←また装丁に釣られた笑

    うわぁ〜めっちゃ昭和感!!
    バブル全盛期のお話。
    面白い!
    感想は後半でまとめて。

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    2024年06月12日
  • もっと悪い妻

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    短編集。あっというまに読み終わった。色々な妻がいた。
    『もっと悪い妻』は言うほど悪くないんじゃないか、と思った。不誠実で身勝手ではあるけれど。
    離婚で独り身になったおじさんが、歳下の店員さんに執着する話が痛い。

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    2024年06月05日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    なんとなく、上巻を読んで予想していた結末でした。バブルに翻弄された若者達の悲しい物語。
    一気に読んでしまいました。

    人って、時に、そんな狂気的な暮らしをするのかな。

    水矢子、佳那、望月の3人と比較的世代が近いので、なんとなくわかるような…わからないような…。

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    2024年05月22日
  • グロテスク 下

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    東電OL殺人事件をモチーフにしたと聞いて読んでみた。
    読んでいて心がザワザワするくらい、登場人物がみんな情緒不安定で、特に和恵の行動には危機迫るものを感じた。
    昼はエリート会社員、夜は娼婦という生活がどんどん彼女を壊したのか、逆にその生活で保たれていた心の安定であの状態なのか、心の闇は深い。

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    2024年05月14日
  • もっと悪い妻

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    ネタバレ

    いろんな夫婦の後日談や現在の夫婦の関係性などを短い内容でまとめられ続きを想像したくなる終わり方だった

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    2024年05月06日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    このバブル期に働き盛りの男性方、本当にこんな感じだったなら…そりゃ失言政治家や、やたらと偉そうに言ってくるおじいさんになるわなーと思った。
    考え方がそもそも現代とは違い過ぎる。コワッ
    あんまり期待せずに読んだけど、めちゃ面白い。
    下巻へ。

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    2024年04月23日
  • 路上のX

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    JKビジネスとか聞いたことあったけど
    現代日本でこんな事が起きてるのか
    思ってるより悪い、、、

    どうかどうか現状を打破して欲しいと思った

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    2024年04月08日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    ほろ苦さが秀悦

    ドラマでこの本の存在を知りました。

    豪華な作家陣と、歌詞そのものから情景が浮かびやすいユーミンの曲がどんなストーリーになるのか気になり、一気読みしました。
    多くのストーリーでのユーミンの歌詞の世界で表現されているほろ苦さが秀悦でした。

    もっとマイナーな曲を元にした第2弾が出ないかとひっそり期待。

    #共感する #エモい

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    2024年04月08日
  • もっと悪い妻

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    15分ほどで読み終わる短編集
    そんなにみんな悪い人じゃないけどなー。
    そういう心の落ち度ってありますよね、
    ってカンジ

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    2024年03月28日
  • バラカ 下

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    上下巻だったけど、入り込めました。子供の新聞で紹介されてて気になって読んだけど、内容はすごく暗い世界で(^_^;)でも、好きです^_^

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    2024年03月20日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    転落するのはわかっていても、どんどん読み進めずにはいられなかった。水矢子まで転落させるところが桐野さんらしい気がする。
    今、書かれたということがどういうことなのか。今の株高はバブル時代とは違うのか。

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    2024年03月14日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    プロローグを少し読んだだけで、桐野夏生さんの小説、やっぱり好きだわと思った。
    そこからの第一章で、そういう小説だったのかと思い、そのあとは一気に読んだ。下巻の展開が気になる気になる。

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    2024年03月14日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンのこの曲はこんな感じだ!という固定観念のムダさを ページの隅々から感じました。作家さんの想像力は やっぱりすごい。個人的に「春よ、来い」が好き。ライブ会場に足を運ぶ人々は 縁もゆかりもないけれど、誰かを必ず想っているんだなぁ〜と思う。だから ライブ後は しあわせ気分が満ち満ちに!贅沢な短編集で満足。ユーミンバンザイ!!(笑)

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    2024年03月08日
  • 夜の谷を行く

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    筆者得意の実在の事件の人物を掘り下げた物語。
    人物描写がとても上手い。

    自分が生まれる前の事件で名前ぐらいしか知らなかった「浅間山荘事件」と「山岳ベース事件」を思わずWebで調べてしまいました。

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    2024年02月28日
  • だから荒野

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    読み始めから胸糞悪い夫と息子。朋美が家を出るタイミングはあまりに唐突すぎて笑える。逃げる妻と逃げられた夫の視点で語られるのは崩壊していく家族の様子だが、何故かワクワクしながらどんどん先を読みたくなる作品。

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    2024年02月21日
  • もっと悪い妻

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    ネタバレ

    この著者の作品はちょくちょく読んでいるが、どことなくシニカルで世間を斜めから見ているような作品が多いように思う、本作は6篇の短編でこの著者の短編というのは初めてである、コロナ期のものと思われ、他の女性作家もその頃の短編が多かったように思う、十分取材が出来なかったんだろうか。本作は女性が主人公の物が多いが、何となく恐怖小説のようで、女性は恐ろしいと改めて感じさせられた。

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    2024年02月11日