桐野夏生のレビュー一覧

  • 水の眠り 灰の夢

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    どこが事件の本題なのか、すべての線がつながった時、さすがは桐野先生だなぁと感心。
    当時の世相、時代背景なんかも手に取るようにわかった。
    時代は変われども変わらないのは人間の欲望ってことかな。

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    2024年08月07日
  • バラカ 下

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    原発が爆発した警戒区域で発見された一人の少女「バラカ」は、大人たちの色々な思惑に翻弄され、過酷な運命を辿る。震災後の日本で有り得たかもしれない「もしかしたらこうなっていたかも」のお話だった。最後まで息をつかせない展開でラストはサラッと終わったが、物足りなさを感じないくらいそれまでの話が濃かった。

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    2024年08月01日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    上下巻ものだが、あっという間に読み終わってしまった。
    時代に乗り分不相応な生活を送っていた若夫婦。妻の方はこの夫と出会わなければ、キャリアウーマンとして地道で幸せな人生だったのかもしれない。
    バブルの頃、金銭感覚も麻痺して、この主人公たちのような目に遭っていた人も数多くいたのかもと思うと、人生ゲームは終わるまでほんとに誰が勝ち組で誰が負け組なのかわからない。
    死ぬことで楽になれるというのはあまりにも悲しすぎる。

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    2024年07月19日
  • 路上のX

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    ネタバレ

    ラストの真由の行動、選択が、彼女の未来が明るくないことを表しているようでツライ。でもそれが小説のリアリティを高めているように感じた。

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    2024年07月11日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    ネタバレ

    野心金金酒金金暴力。
    ヤクザ屋さんがおしまいあたりは持っていきました。
    大ラストは3人の主人公のうち生き残ったみやこが(失われた)30年後井の頭公園で疲れたよパトラッシュでも会えたから、ってまだ53歳じゃないかあの頭を使って自分一人で生き抜こうとしていたみやこはどこへ?!というか死んだ親の借金って引き継がなくていいんじゃなかった?!それだけ故郷と上京を共にした2人の悲惨な最期がダメージだったということか。
    私は個人的に川村の存在がショッキングでしたねそんな複雑な生き死にあるのかと。
    読み応え読みやすさの見事な両立があり上下巻4時間くらいで読めた。すごい速さで複数の誰かの人生を体感するというフィ

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    2024年06月17日
  • 新装版 ローズガーデン

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     2000年に単行本として刊行された短編集。桐野夏生さん初期の「女探偵ミロ」シリーズ。
     特に巻頭の表題作はミロの若い頃の意外な姿を描いて面白い。
     これらの作品を読んで、この頃の桐野さんの志向がミステリらしさではなく人間を描くことにあったのだと明確になる。
     どうやらこの短編集の後に来る『ダーク』では、さらにミロは変貌してくるらしい。楽しみ。

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    2024年06月16日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    ⁡一気読み!

    1986年、のちにバブルと呼ばれる好景気に差しかかった頃に、証券会社に入社した水矢子と佳那、そして望月の男女3人。
    貧しい家庭で生まれ育った水矢子と佳那は、いつか上京するという夢を温め、やがて野心家の望月とともにマネーゲームの渦へと身を投じていく。

    この時代をひと言で表すなら、まさに"狂騒"。
    そんな空気感がひしひしと伝わってくる様なストーリーだった。
    株式投資なんて無知でお金もない私には縁遠いものだけど、景気のいいこの時代ではこんなにも身近なものだったのか〜。
    だけど、お金、お金の世の中って、やはり欲にまみれ、人を狂わせていくから怖い。

    今から

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    2024年06月16日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    装丁カッコ良すぎない??←また装丁に釣られた笑

    うわぁ〜めっちゃ昭和感!!
    バブル全盛期のお話。
    面白い!
    感想は後半でまとめて。

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    2024年06月12日
  • もっと悪い妻

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    短編集。あっというまに読み終わった。色々な妻がいた。
    『もっと悪い妻』は言うほど悪くないんじゃないか、と思った。不誠実で身勝手ではあるけれど。
    離婚で独り身になったおじさんが、歳下の店員さんに執着する話が痛い。

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    2024年06月05日
  • 真珠とダイヤモンド 下

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    なんとなく、上巻を読んで予想していた結末でした。バブルに翻弄された若者達の悲しい物語。
    一気に読んでしまいました。

    人って、時に、そんな狂気的な暮らしをするのかな。

    水矢子、佳那、望月の3人と比較的世代が近いので、なんとなくわかるような…わからないような…。

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    2024年05月22日
  • もっと悪い妻

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    ネタバレ

    いろんな夫婦の後日談や現在の夫婦の関係性などを短い内容でまとめられ続きを想像したくなる終わり方だった

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    2024年05月06日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    このバブル期に働き盛りの男性方、本当にこんな感じだったなら…そりゃ失言政治家や、やたらと偉そうに言ってくるおじいさんになるわなーと思った。
    考え方がそもそも現代とは違い過ぎる。コワッ
    あんまり期待せずに読んだけど、めちゃ面白い。
    下巻へ。

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    2024年04月23日
  • 路上のX

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    JKビジネスとか聞いたことあったけど
    現代日本でこんな事が起きてるのか
    思ってるより悪い、、、

    どうかどうか現状を打破して欲しいと思った

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    2024年04月08日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    ほろ苦さが秀悦

    ドラマでこの本の存在を知りました。

    豪華な作家陣と、歌詞そのものから情景が浮かびやすいユーミンの曲がどんなストーリーになるのか気になり、一気読みしました。
    多くのストーリーでのユーミンの歌詞の世界で表現されているほろ苦さが秀悦でした。

    もっとマイナーな曲を元にした第2弾が出ないかとひっそり期待。

    #共感する #エモい

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    2024年04月08日
  • もっと悪い妻

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    15分ほどで読み終わる短編集
    そんなにみんな悪い人じゃないけどなー。
    そういう心の落ち度ってありますよね、
    ってカンジ

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    2024年03月28日
  • バラカ 下

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    上下巻だったけど、入り込めました。子供の新聞で紹介されてて気になって読んだけど、内容はすごく暗い世界で(^_^;)でも、好きです^_^

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    2024年03月20日
  • 真珠とダイヤモンド 上

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    プロローグを少し読んだだけで、桐野夏生さんの小説、やっぱり好きだわと思った。
    そこからの第一章で、そういう小説だったのかと思い、そのあとは一気に読んだ。下巻の展開が気になる気になる。

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    2024年03月14日
  • Yuming Tribute Stories(新潮文庫)

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    ユーミンのこの曲はこんな感じだ!という固定観念のムダさを ページの隅々から感じました。作家さんの想像力は やっぱりすごい。個人的に「春よ、来い」が好き。ライブ会場に足を運ぶ人々は 縁もゆかりもないけれど、誰かを必ず想っているんだなぁ〜と思う。だから ライブ後は しあわせ気分が満ち満ちに!贅沢な短編集で満足。ユーミンバンザイ!!(笑)

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    2024年03月08日
  • だから荒野

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    読み始めから胸糞悪い夫と息子。朋美が家を出るタイミングはあまりに唐突すぎて笑える。逃げる妻と逃げられた夫の視点で語られるのは崩壊していく家族の様子だが、何故かワクワクしながらどんどん先を読みたくなる作品。

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    2024年02月21日
  • もっと悪い妻

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    ネタバレ

    この著者の作品はちょくちょく読んでいるが、どことなくシニカルで世間を斜めから見ているような作品が多いように思う、本作は6篇の短編でこの著者の短編というのは初めてである、コロナ期のものと思われ、他の女性作家もその頃の短編が多かったように思う、十分取材が出来なかったんだろうか。本作は女性が主人公の物が多いが、何となく恐怖小説のようで、女性は恐ろしいと改めて感じさせられた。

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    2024年02月11日