バラカ 下
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バラカ 下

792円 (税込)

3pt

東日本大震災によって、福島原発4基すべてが爆発し、日本は混沌としていた。たった一人で放射能被害の警戒区域で発見された少女バラカは、豊田老人に保護された。幼くして被曝した彼女は、反原発・推進両派の異常な熱を帯びた争いに巻き込まれ―。全ての災厄を招くような川島に追われながらも、震災後の日本を生き抜いてゆく。狂気が狂気を呼ぶ究極のディストピア小説、ついに文庫化!

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バラカ のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • バラカ 上
    737円 (税込)
    出版社勤務の沙羅は40歳を過ぎ、かつて妊娠中絶した相手の川島と再会。それ以来、子供が欲しくてたまらなくなってしまった。非合法のベビー・スークの存在を聞きつけ、友人・優子とドバイを訪ねた。そこで、少女「バラカ」を養女にしたが、全く懐いてくれない。さらに川島と出来婚をしていたが、夫との関係にも悩んでいた。そんな折、マグニチュード9の大地震が発生。各々の運命は大きく動き出す。
  • バラカ 下
    792円 (税込)
    東日本大震災によって、福島原発4基すべてが爆発し、日本は混沌としていた。たった一人で放射能被害の警戒区域で発見された少女バラカは、豊田老人に保護された。幼くして被曝した彼女は、反原発・推進両派の異常な熱を帯びた争いに巻き込まれ―。全ての災厄を招くような川島に追われながらも、震災後の日本を生き抜いてゆく。狂気が狂気を呼ぶ究極のディストピア小説、ついに文庫化!

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バラカ 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    震災のため原発4基がすべて爆発! 警戒区域で発見された一人の少女「バラカ」。ありえたかもしれない日本で、世界で蠢く男と女、その愛と憎悪。ノンストップ・ダーク・ロマン。

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    今、この時代に、読むべき物語、
    って紹介にありました。私もそう思います。桐野作品の中でも、なんだか凄いものを読んじゃった!という気持ちになる、まさに、ディストピア小説です。

子供欲しさにドバイの赤ん坊市場を訪れる日本人女性、酒と暴力に溺れる日系ブラジル人、絶大な人気を誇る破戒的牧師、フクシマの観光

    0
    2022年10月17日

    Posted by ブクログ

     2016年刊行の長編小説。東日本大震災から5ヶ月後の2011年8月から2015年5月にかけて雑誌連載されている。「読書人」の対談(2010年)の中で本作について、大震災に直面し「小説に書かなければ」との思いで書いたと、作者が語っている。
     物語の最初の方では40歳くらいの独身女性が「男はいらない」

    0
    2021年02月26日

    Posted by ブクログ

    原発が爆発した警戒区域で発見された一人の少女「バラカ」は、大人たちの色々な思惑に翻弄され、過酷な運命を辿る。震災後の日本で有り得たかもしれない「もしかしたらこうなっていたかも」のお話だった。最後まで息をつかせない展開でラストはサラッと終わったが、物足りなさを感じないくらいそれまでの話が濃かった。

    0
    2024年08月01日

    Posted by ブクログ

    上下巻だったけど、入り込めました。子供の新聞で紹介されてて気になって読んだけど、内容はすごく暗い世界で(^_^;)でも、好きです^_^

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    桐生夏生ってホラーチックという先入観があるのか、その存在も知ってるし過去に読んだ作品も面白かったしはずれのない作品を書ける人というイメージをもっているにもかかわらずあんまり読んだことがない。久しぶりにたまたま見かけた『バラカ』という小説を読んでみた。
    震災で原発事故が起こった日本が舞台になっている。

    0
    2023年08月13日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災、赤ちゃん売買、それらに関わる人達の繋がりと邪悪な心。
    一人の幼い少女が立ち向かうにはあまりに強大で恐ろしいものがある。
    読んでいるこちら側が恐怖で叫びそうになる。

    2022.4.9

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    ドバイのベビースークで売られてしまった日系人の娘バラカ。
    身勝手な大人たちに振り回されていた中
    東日本大震災が起きる。

    原発事故の状況は伏せられ
    大阪オリンピックの準備が進められる中
    反原発を訴える人たちは何者かによって追い詰められる。
    バラカを支えてくれる人達にも次々と災いが訪れる…。

    小説と

    0
    2021年12月19日

    Posted by ブクログ

    自分の信念をまげずに信じることだけを胸に前に向かって突っ走るバラカ。
    彼女の精神力とあきらめない信念がいくつもの試練を潜り抜けるを許したのだろう。
    自分だけが頼りだ。自分自身と真の情報が自分を生かす最後の頼りである。

    0
    2019年10月29日

    Posted by ブクログ

    前の巻から、登場人物は大きく変わり、現在の日本とはやや異なる状況の設定となっており、社会問題がクローズアップされている。現状の日本にも当てはまることもあり、考えさせられる部分もある。物語はこれまでの登場人物が繋がってきてクライマックスを迎えつつある場面はワクワクした。一方で、壮大な物語の終焉では違和

    0
    2019年10月05日

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