ヤマザキマリの作品一覧
「ヤマザキマリ」の「プリニウス」「オリンピア・キュクロス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ヤマザキマリ」の「プリニウス」「オリンピア・キュクロス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
『モーレツ!イタリア家族』、『ルミとマヤとその周辺』、『テルマエ・ロマエ』などの作品を手がける。『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞している。同作は映画化もされ、大ヒット作品となっている。
Posted by ブクログ
幼い頃から自然に触れ、世界を見てきたヤマザキマリさん。
「失敗が増えれば増えるほど自分の辞書のボキャブラリーが増えるわけですから、「やっちまった」
「しまった」と思って、またやり直しっていうのは、
死ぬまでやっていいと思うんです。」
「失敗は気がつけば経験になっている」というようなことに、ものすごく響いた。後の、視点を世界で見てみようと言うメッセージも相まって、失敗してみたくなった。生きることに集中したくなった。
「その時、その時、できることをやればいいんだから。大丈夫、絶対になんとかなる」というのは、うちの母の口癖なのですが、ああ、本当にそうだなあって。」
三島由紀夫の、命をかけた文
Posted by ブクログ
コレは、ラオコーンですね。
本来、海蛇に巻きつかれて苦悶している表情のはずですが、お風呂で恍惚のようにも、、??
ヤマザキマリさんのお風呂コラムが、また真面目に温泉街について語っているのも、なるほどと思わせられます。
緊張感も義務感も何もかも弛んで、非日常に遊ぶ温泉街。
人前で裸になるという無防備さにも、意味があるのでしょうね。
そういえば、銭湯も減ってきているし、がやがやした温泉街も少なくなっているのではないでしょうか。
そういえば、以前コレを読んだときに、『与作』(あのサブちゃんの)の唄が頭の中をしばらく周り続けていました。
唄が盛り上がったー、、、、というところで、大爆笑でした。
Posted by ブクログ
さすがにレビュー、登録数が多いですネ。
『テルマエ・ロマエ』の続が出ていることを遅ればせながら知り、せっかくだからと、こちらも1巻から読むことにしました。
当然、以前に読んで、手元にあり、その後何回か読んではいるのです。
なので、初回のような抱腹絶倒はないものの、あいかわらず随所で、クスッと笑わせてくれます。
だいたい、この表紙。
著名なローマ彫刻を元にしたものだと思うのだけれど、1巻目のこれは?
ポリュクレイトス『ドリュポーロス(槍を持つ人)』だそうです。
槍の代わりに持っている赤いタオルが目につきますが、風呂桶も抱えていますね。
なんともいえないセンス!
以前読んだ印象より
さすがヤマザキマリさん!
初めてテルマエロマエに出会った時の衝撃は忘れません…。
ローマの建築物を描写できる画力、画力だかではなくローマの文化や歴史にまで詳しく
更に消滅したラテン語まで出てくる!!
この人何者!?
ラテン語使えるってバチカンの人!?!?!?
何で今は存在しない紀元前の背景をここまで描写できるの!?
それに私の大好きなお風呂をドッキング
夢中になって読んだあの日々がまた帰ってくるなんて!!
ヤマザキマリさん、ありがとうございます!
私も仕事で海外に赴任していたとき、浴槽がない部屋で毎日お風呂に飢えていました
先生も同じ経験されてたなんて、何だか嬉しくなりました
Posted by ブクログ
最近読んだエッセイ本の中では、一番良かった。コロナ禍に執筆されたようだ。
本書のテーマはずばり、食べもの。食というのは誰にも共通のトピックで、だからこそ著者のテイストが表れやすい。
多忙なビオラ奏者の母に育てられた著者は、14歳で欧州を一人旅し(!)、17歳でイタリアに留学する。その後イタリアで未婚で出産し、帰国してテレビでイタリア料理を紹介したり、イタリア語を教えたりした。14歳年下のイタリア人の夫と息子と世界各地で暮らし、数年前に漫画がヒットした。
そんな激動の人生を歩む著者の、各地での食べものにまつわる思い出や現在思うことが綴られている。文章に嫌味がなく、同じく外国生活が長い私は妙に共感