【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論

【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論

748円 (税込)

3pt

大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリを、ただ古代ローマと風呂が好きなだけの漫画家だと思ったら大間違い。実は17歳で単身イタリアに渡り国立美術学校で美術史と油絵を学んだ筋金入りの美術専門家なのだ。そんな彼女が初の美術論のテーマに選んだのは、偏愛する「ルネサンス」。しかしそこは漫画家。あの大巨匠も彼女にかかれば「好色坊主」「筋肉フェチ」「人嫌い」と抱腹絶倒のキャラクターに大変身。正統派の美術論ながら、「変人」をキーワードにルネサンスを楽しく解読する、ヤマザキ流芸術家列伝! 電子版は、紙の書籍でモノクロにて収録されていた、美術作品の画像もカラーで収録! ルネサンスの美術作品を、カラーでお楽しみください。【目次】はじめに/第1章 フィリッポ・リッピとボッティチェリ――ルネサンスを爛熟に導いた二人/第2章 愛しのラファエロ、ミケランジェロ、レオナルド――秀抜した「変人」としてのルネサンス三大巨匠論/第3章 型破りで魅力的な各地の「変人」画家たち――シチリア、ヴェネツィア、北方の絵画/第4章 王様から小説家まで ルネサンスの礎となった「変人」――わが敬愛するルネサンス人たち/第5章 あらためて、「ルネサンス」とは?――多様性と寛容さが世界を救う

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【カラー版】ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ワクワクした。個人的にイタリアにはなんとなく惹かれる部分があって、読んでいてワクワクした。ヤマザキマリさんの文章はユーモアがあって、たくさんの文献に基づいた勉強になる内容なのに、友達が自分の好きな物を紹介されるような感じで読めるので、聞いていて楽しかったと言えてしまう。
    「愛すべき変人」もっと彼らの

    0
    2021年04月01日

    Posted by ブクログ

    大ヒット漫画『テルマエ・ロマエ』の作者さんが、愛するルネサンス期の巨匠たちを「変人」をキーワードに語った一冊。好色だったり人嫌いだったり。過去の偉人も人物像がくっきりと浮かび上がります!

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

     「変人」という切り口でルネサンスの芸術家のみならず、君主や小説家についても語られる。
     幼くしてスター・ウォーズの C-3PO、近年では『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人に心惹かれたヤマザキマリならでは。
     ……と甘く見ていたら、教養・見識の深さに脱帽した。

    0
    2021年07月28日

    Posted by ブクログ

    まあ、ヤマザキさんが思い切り自分の好みで書いたエッセイかな。ルネサンス絵画の幕開けとして挙げているのがフィリッポ・リッピというのがいい。中世キリスト教絵画の基本のイコン画では、聖母もキリストもあくまで「記号」を意味していて、あいそもそっけもない。ところが、フィリッポ・リッピの聖母子は、一目で現実の女

    0
    2020年03月21日

    Posted by ブクログ

    ハプスブルク、ブルボンときて次はルネッサンス。フィリッポ・リッピは面白かったが、知識不足から次第について行くなくなった。イタリアに行く前にもう一度じっくり読まなきゃです。

    0
    2018年08月16日

    Posted by ブクログ

    ルネサンスの変人エピソードはどれも面白かったけど、この本の真髄は最終章。いかに人間にとって文化や創造活動が人間たらしめるものか、不可欠なものだがしかし自由な精神や寛容さ、知性をアクティブにしておかないとすぐに動物的、稚拙に戻ってしまうと説き、さらに今の日本にこそルネサンスの精神が必要だと主張する。ま

    0
    2017年12月24日

    Posted by ブクログ

    「創造的な活動は(中略)生命を維持するうえで不可欠な営みです。自由な精神がいつでも駆動できるようにしておかないと、すぐに動物的・原始的な状態に逆戻りしてしまいます」

    0
    2017年06月06日

    Posted by ブクログ

    私が大学の先生で、教え子がこんなレポート書いてきたら、震える。愛に満ちているからこそ、最終章が胸に響く。ヤマザキ先生、なんて魅力的な人でしょう。素敵な「変人」です。

    0
    2016年04月11日

    Posted by ブクログ

    偏愛というだけあって、日本では知られていない人物についても作者の好きが伝わる。
    読みやすいのでルネサンス入門書としてもいける。

    0
    2016年02月04日

    Posted by ブクログ

    映画「テルマエ・ロマエ」は飛行機の中で観た事があり、なかなか面白かった。ただ、漫画を読むというところまではいかなかった。

    ヤマザキマリさんについても、「テルマエ・ロマエ」の作者であるという知識しかなかったが、曲がりなりにも「ルネサンス美術論」とあるので、購入してみる。

    ヤマザキマリさんは、なんと

    0
    2016年01月10日

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