パスタぎらい(新潮新書)

パスタぎらい(新潮新書)

小説・文芸
858円 (税込)

4pt

イタリアに暮らし始めて三十五年。断言しよう。パスタよりもっと美味しいものが世界にはある! フィレンツェの絶品「貧乏料理」、シチリア島で頬張った餃子、死ぬ間際に食べたいポルチーニ茸、狂うほど愛しい日本食、忘れ難いおにぎりの温もり、北海道やリスボンの名物料理……。いわゆるグルメじゃないけれど、食への渇望と味覚の記憶こそが、私の創造の原点――。胃袋で世界とつながった経験を美味しく綴る食文化エッセイ。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    パスタぎらい(新潮新書)
  • タイトルID
    :
    611505
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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パスタぎらい(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    パスタぎらい
    著:ヤマザキマリ
    紙版
    新潮新書 809

    世界をめぐって食を追求した結果、一番よかったのが日本
    息子もやっぱり、和食好き、母はつよし
    各国の食のご紹介

    本書はこの3つを言いたいと思いました

    気になったのは以下です

    ■貧乏パスタ

    ・安上りで腹持ちもするパスタはイタリアにおいては庶民のための食であり、イタリア映画でも貧窮した様子を表現するときは、大人数で大量のトマトソースのスパゲッティを食べるシーンを良く用いている

    ・私が食べたくて仕方のなくなるパスタは、ケチャップを使った和製のナポリタンやタラコのソース、または、納豆を使ったようか、いわゆる、和風スパゲッティである

    ・いくら、海外暮らしが長くても、家族が外国人であっても、やはり私の味覚はなんだかんだで和製優位なのだろう

    ■日本のパン

    ・実際かつて日本に連れて来た十人のイタリア人のオバさんたちは、日本で最もおいしかったものの一つのパンを上げていた(ちなみに一番はイタリア料理だった)

    ・西洋便器をウォシュレットに進化させると同様、海外で生まれたものを本国以上のクオリティで製造してしまう、日本のこだわりの職人気質の成果の一つともいえるかもしれない

    ■果物

    ・果物と言うものの概念が日本では果てしなく違うのである
     たまに贈答品として、みるからに高価な雰囲気の果物を頂いてしまった時などは、悲鳴に近い叫び声とともに深い落胆に陥り、果物が高級品として扱われる日本を憎々しく思うのだった

    ■ラーメン

    ・今こうして思い出してみると、北海道では本当にありとあらゆるラーメンをたべてきた。
     函館、札幌、旭川、…… 美味しいラーメンがあると聞けばどんな地域にも赴いた

    ・まさに日本を象徴する完璧なソウル・フードが、ラーメンなのである

    ■ケチャップ

    ・日本の洋食に欠かせない調味料のひとつがケチャップである

    ・加熱ケチャップ味で、イタリア人に受けた洋食といえば、オムライスがある

    ■OBENTO

    ・キャラ弁は海外のサイトでも紹介された人々を驚愕させている

    ・ここのところの毎年の楽しみの一つは、新宿の京王百貨店で催される全国駅弁大会に出かけることで、なるべくその時期を狙って日本に帰国するようにしている

    ■にぎりめし

    ・私は自分で練習して三角形のおにぎりを握れるようになった。
     それ以来おにぎりを作ろうと思うと、自然に手は三角形を握る形になってしまう Good!!!

    ■恋しい日本食

    ・うちの子供は、イタリア生まれの海外育ちだが、食に至っては完全な和食党である

    ■スナック菓子

    ・日本人というのはとにかく舌が肥えている
     当地でたべるイタリア料理よりも、日本人シェフの作ったイタリア料理のほうがよほどおいしい、などと感じてしまう人も少なくない

    ・中東から欧州、中国、南米、南太平洋の島々に至るまで世界の国でいろいろなスナック菓子を試してきた結果、私にとってどこよりも美味しいポテトチップスは、やはり、日本製である

    ・高級食材と技術によって味覚を極める一方、ジャンクフードでも食感や味の多元性を愉しむ日本人は、つくづく食に容赦のない民族である

    ■世界の食材考

    ・オリーブオイル
    ・ワインビネガー
    ・馬肉
    ・モツ
    ・高級キノコ ポルチーニ
    ・ジェラート

    ・クリスマス
     シュトーレン:ドイツ
     ブッシュ・ド・ノエル:フランス
     パネットーネ:イタリア
     パンドーロ:イタリア

    ・機内食とソーセージ
    ・羊肉、豚肉

    ・卵かけごはん
    ・餃子

    ・串刺し料理はインターナショナル

     焼き鳥
     魚の串焼き
     おでん
     串カツ
     団子
     田楽
     
     ケバブ:イスラム圏
     サテー:フィリピン
     チキンティッカ:インドの焼鳥
     ヤンローチャン:中国屋台
     スブラーキ:ギリシア
     シュラスコ:ブラジル
     サンジョク:韓国
     スピエド:イタリア

    ・酒

     シャンパン:フランス
     スプマンテ:イタリア
     プロセッコ:イタリア

    ・チーズ

    目次
    第1章 イタリア暮らしですが、なにか?
    第2章 あなた恋しい日本食
    第3章 それでもイタリアは美味しい
    第4章 私の偏愛食
    第5章 世界をつなぐ胃袋
    あとがき

    ISBN:9784106108099
    出版社:新潮社
    判型:新書
    ページ数:208ページ
    定価:780円(本体)
    2019年04月20日発行

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    まず、表紙の「口をベタベタにして、美味しいのか不味いのかわからない顔でパスタを喰らう女」の絵が、強烈。
    そして、パスタぎらい。
    でも、本の中には、食べてみたい知らない料理やら、知ってるけどまた食べたくなる料理など、確実に胃袋を刺激する内容だった!
    世界中の食文化は、面白くて奥深い。
    そして、言葉が通じない、異文化の人が、うちの料理を美味そうに食べたら、私は仲良くなりたいって思ってしまう!

    0
    2024年06月10日

    Posted by ブクログ

    今山崎マリさんにはまって色々読んでいるところ。
    食にまつわるこちらのエッセイも、とても面白かった。
    本当にユニークなお人柄。
    そして、とても読書家であることから、文章がとても上手であり、幅広い知識の持ち主であると感じる。
    でもそれをひけらかす感じもないのが、良いです!

    0
    2023年01月30日

    Posted by ブクログ

    「食文化」というカテゴリーに絞れば、日本の"外交能力"は他国に比べて突出している。  
    そんな日本人であり 日本に生まれ暮らしていることは幸せだと思う

    0
    2020年11月21日

    Posted by ブクログ

    ヤマザキマリさん、人に対する愛が深い
    胃袋外交とは、なるほど〜と思った
    確かに、自分が普段食べているもの、おいしいと思うものを肯定されて嫌な気持ちになる人はいないだろうな
    (もしいたとしても、そういう人とはそもそも仲良くできると思えない)

    ただ、そうは言っても、胃袋外交なかなか容易ではないようにも思う
    自分が胃腸弱く、かつ味や食感の好みがはっきりしているので余計に
    それでも、否定だけはしないように心がけることはできるかな

    そんなことを言いつつも、旅先ではその土地の特産ばかりを食べるタイプなので(除ゲテモノ)、わりとその土地の文化を知ろうとしてはいるのかもしれない

    0
    2026年07月05日

    Posted by ブクログ

    出されたものを食べることが、異文化交流の大切なポイントらしい。14歳で異国の地に放り出された著者は、それを肌で感じ取ったのだ。著者の母もすごい女性だが、著者もものすごくすごい女性。ただただ自由奔放に生きているようだが、義理人情に厚く、惜しみなく与える人だと、この本を読むと分かってくる。他者を受け入れることの奥深さをひしひしと感じる一冊でした。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    ヤマザキマリ氏だ〜!テルマエ・ロマエの方だ〜!と思って手に取ったエッセイだったが面白い。つべこべ言ってられないといった様子のイタリアのはちゃめちゃで楽しそうな生活が見えた。日本の食へ愛を馳せることは留学、在住の方あるあるであろう。イタリアの食生活などがすごく勉強になった。

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    読み始めるまでそんなに期待してなかったんだが、何よりもまず、面白い‼️
    読み飽きない←すごく大事‼️

    目からウロコだったり、なるほどーだったりが、たくさん詰まってるけど・・・
    どれもすごく美味しそう‼️

    何度も読み直せそうで、お得感満載です。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    「食外交」というパワーワードを読みながらインドネシアでコブラやドリアン、青唐辛子を頑張って食べたことを思い出した。
    日本人は言語を習得するのは苦手だけど、味覚はかなり優れているのでむしろそこを誇って良いというのも面白いかった。

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    14歳でドイツとフランスをひとり旅し、17歳で単身で!、イタリアに渡る。
    まあ、世界中を転々として、イタリアに在住している文字通りの国際派のヤマザキマリさんの食に関するエッセイ
    あのヴィオラ母さんの娘の食のエッセイが、面白くない訳ないよね。

    0
    2025年06月20日

パスタぎらい(新潮新書) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    エッセイ・紀行 / エッセイ
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮新書
  • タイトル
    :
    パスタぎらい(新潮新書)
  • タイトルID
    :
    611505
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2019年04月26日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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